フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2018-02
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大学時代、ゲイを演じることになり・・・13

役の上で先輩のことを好きになっている状態が続くと、不思議と普段も先輩が魅力的に思えてきます。実際優しくて、うまくリードしてくれて、ファースト・キスのお膳立てまでしてくれるとても魅力的な人なので当然ですが。
いよいよ本番前の最終リハーサル。
照明の下で衣裳や小道具、メイクも本番どおりに行います。ディテールが整ってくると「役」がますます自分の中に息づいてくるのがわかります。
最終リハーサルでも稽古場と同じようにキスはせず、フリをしただけでした。でも、たしかこの時はじめて「本当にキスしたい」と思ったことを憶えています。

照明の下で演じると、まぶしさによって役者には周囲や客席が見えなくなります。相手役や舞台上のセット以外のものが目に入らなくなるので、とても演技に集中しやすい環境になります。
いつも鋭い目を光らせている演出家の姿も見えなくなるので、まさに解き放たれた鳥のよう(笑)。これなら本番のキスシーンも照れずに出来そうだと、手応えをつかむことが出来ました。
キスのシーンでは、ライトが熱いからか、顔を近づけたら先輩は汗びっしょり。キラキラして魅力的でした(笑)。

本番前、演出家からの最後の「ダメ出し」での発言。
「だんだん二人の愛が見えてきた。もう、充分に見ている人には感じられるようになってるから、それ以上説明しようとはしないでね。説明的な演技って観客を馬鹿にする行為だから。毎回、新鮮に楽しんでね。」
・・・嬉しい言葉だった。
さらに彼女はキスシーンについても言及した。
「キスは、演じていてもし気持ちが乗らなかったらしなくてもいいから。
しなくても充分、わかるようには作ってあるの。安心して。
本当に出来ると思ったときだけにして。嘘ではしてほしくないの。」
・・・彼女なりの挑発だったのだろう。それを聞いた先輩は
「よ~し、絶対に毎回しような。」と、僕の肩を抱いて言ってくれた。・・・ドキドキした(笑)。

いよいよ、そのときが来てしまうのだ。
ただでさえ本番初日というものは必要以上に緊張する。
でも・・・先輩を信じてみようと思った。

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コメント

この記事へのコメント

おおー!!ついに本番!!
最後にしてもしなくてもいいなんて・・・するに決まってるじゃないですか!!ねえ?
いよいよ・・・本番。ついにファーストキスが・・・

本番…。胸の鼓動が激しいです(笑)妄想の世界でドキドキしてます。
そして何か演出家の先輩がいい人にも見えてきました。
私の読み方がいけないのかもしれませんが…。
早く次回~って感じです。もう読者の心をつかんで離さない作家のようですよ♪

なんだか恋をしているakaboshiさんかわいいですね。(すいません)
照明の下で演じると客席見えないんだ。いつも演劇とか見ていてよく緊張しないなぁ、こんなに人いるのに。。。と思っていたけどそういう仕掛けになっている(?)んですね。

でも本番が何回もあるんでしょう?
まだまだ続くってことですね、笑。

●モッさん。
こういう言い方も、演出家特有の「作戦」でありまして、
役者をうまく「乗せて」いい気持ちで舞台に立たせられるよう
心理的に誘導して行くわけです。
この舞台では僕と先輩がどれだけ愛し合えるかが勝負であって、
そのためならば彼女はどんなお膳立てでもするのです。
こわいですね~(笑)
演出家って、そういう人間心理のコントロールが巧みな人じゃないとできないんだけどね。
僕としてはそのことに気付きながらも、わかっていながらも乗せられるわけです。
役者は、演出家に騙されてこそいい演技が出来る。
騙されているフリをしているうちに、騙されることが快感になてしまうわけです。
・・・お互いに化かしあいですね。

●jyubon
演出家は一見「いい人」に見えて、実は腹黒いものなんです(笑)
そういう意味では演出家も「役者」なんですね。
役者を騙す役者。
彼女はその条件を充分に満たしていましたね・・・。

●桃さん。
照明って前からだけではなく横からうしろから、あらゆる角度から照らすものなので
本当に、まぶしくて周りが真っ暗になります。
すると、本当に「虚構」の世界しか目に入らなくなって
集中しやすくなるんですよ。
稽古場で出来なかったことが本番でフッと突然出来てしまうことも
よくあります。照明のマジックですね。
あとは、演出家の視線から解放されるということがものすごく気持ちいい(笑)。
稽古場では常に「次はなにをダメだしされるんだろう」という
不安と恐怖の中でやっていますから。
演技中に演出家が座っている場所にはなかなか視線を持っていけませんし(笑)。

●RYUくん。
本番7回ありました(笑)。
やっぱり一度たりとも同じことはありません。生きている人間だから。
さすがに今となってはその一回一回のことは憶えていませんが(笑)。
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