フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-10
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名執たいすけ「一緒ネ!」●MOVIEレビュー



 「青臭さ」という、かけがえのない宝物


 はじめて撮るドキュメンタリー映画。そこには作者の初期衝動が、いっぱい詰まっているものだ。どんな映画になるのかわからない。でもとにかく撮りたい、撮らずにはいられない。自分がどうしてそれを撮りたいのか、考えながら悩みながら迷いながらの試行錯誤。

 しかしそうしたピュアな情熱と言うものは、いつまでも続くものではない。もしかして、誰の人生にとってもそれは「一回きり」の情熱なのかもしれない。だから尊い。美しい。

 名執たいすけ監督の第一回作品である『一緒ネ!』は、そんな「青臭さ」に満ちていた。東京メトロポリタンゲイフォーラムの二人を見つめることで、自身の内面も見つめ、映画を作りながら、やがて自身を解放して行ったのだろう。彼はとにかく見つめている。たとえカメラの前で出演者が黙っていても、ただただジーッと見つめ続けている。沈黙が生まれても、あえて放っておく。すると出演者は自分から語り出す。カメラはただ、その魔法の瞬間を記録する。

 沈黙というものは時に雄弁だ。語られる言葉よりも多くの「思い」に満ちていたりする。彼はその可能性に気付き、恐らく意識的に記録したのだろう。

 そのことで見事に浮かび上がった出演者の真実。隠されていた思い。語られていなかった愛情。ずっと一緒に寄り添い続けなければ明かされなかった真の心。涙。そして笑顔。

 あっけらかんとしたユーモアの中から滲み出てくるのは、「そこに君がいればいい」という心からの思い。そんな素朴な愛情が交歓されていることを感じられる、豊かな人生の瞬間だった。

 「一緒ネ!」という言葉の孕んでいる軽さ、明るさ、深さ、重さ。それを信じたり感じたり考えたりしたかったのは、他ならぬ監督自身だったのだろう。FC2 同性愛Blog Ranking




●ドキュメンタリー映画「一緒ネ!」上映会
 2/25(日)18:30開場 19:00開始(43分) 中野ゼロ 視聴覚ホール/500円
★「一緒ネ!」公式ブログに詳細あり。
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