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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2018-10
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グループカウンセリング初体験~「レズビアン・ゲイin世田谷」

 及川健二さん主催のシンポジウムで上川あやさんのお話を聴いて衝撃を受け、その日の夜に「まだ参加できるのかどうか」を問い合わせ、ちょうど翌日に開催された「レズビアン・ゲイin世田谷」というイベントに参加しました。(相変わらず猪突猛進。爆)

 これは世田谷在住のレズビアンの方が主催したもので記念すべき第一回。トランスジェンダーの世田谷区議会議員である上川あやさんをゲストに招き、参加者同士で交流もしようという会合でした。

 場所は下北沢。北沢タウンホールと同じビルにある男女共同参画センター「らぷらす」の研修室は、ものっすごく見晴らしが良くて感動的。「都庁が見える~!東京タワーが見える~!」という「お登りさん状態」の感激を味わった後、15名ほどの出席者とともに上川さんのライフヒストリーを聴きました。

 前日にも思ったのですが、上川あやさんって話し始めたら聴衆の関心を惹きつけ続ける魔力を持っている人ですね(笑)。聴きながら映像が思い浮かびやすいですし、独特の迫力があります。トランスジェンダーの人にしかわからない苦労とか悩み、社会のあり方について感じることを、とてもわかりやすい「自分の言葉」で思いを込めて語ってくださるので、あっという間に90分が経過していました。

 上川さんにとっては、もう何十回・何百回と語ってきたライフヒストリーなのかもしれません。それでも感情的になったりちょっと涙を浮かべたり、怒りの感情が湧き上がったりする姿を実際に目の当たりにすると、やっぱり圧倒されます。大変なエネルギーが必要でしょうし毎回これをやっているのでは疲れるのではないかと思いますが、それでもやっぱり「そうなってしまう」のでしょう、こればっかりは。

 辛い体験や、どうしようもない絶望体験も、こうした前向きな行動に「転化」することで人の心を打つ表現へと昇華する。それを伝えることが本人にとって、生きる上でのエネルギー源にもなる。上川さんのお話には、絶望を必死で乗り越えて自分で自分の人生を切り拓いて来た人だけが持つ、本物の炎が宿っていると感じました。


 休憩後、残った10名ほどで輪を作り、「言いっぱなし、聞きっぱなし」というルールで自分のことを語りあいました。これはきっと、先日の就職セミナーで研修医の方が言っていた「グループ・カウンセリング」の一種なんだろうと思います。一人ひとり何を言っても構わない。他の者は議論するのではなく、とにかく「聞く」ことに徹する。ただそれだけのことなのに結構面白いんですよこれが。

 口にしてみることで「あぁ、僕ってこういう人なんだなぁ」と自分で自分のことを整理できるという感じ。そして他の人のことも「この人は自分のことをこういう風に捉えている人なんだなぁ」とわかるんです。

 「言いっぱなし、聞きっぱなし」ですから邪魔が入ることはありませんし、安心して自分の語る時間をコントロール出来ます。そして、その時間を「どのように使うか」によって、その人の人格が見事に浮かび上がるんです。しかもそれは決して独り言ではなく「他者」という証人が聞いているわけですから、明らかに「事実」として自分の中に意識化されるんです。

 人って基本的に「寂しがり屋」なんだと思います。だから、誰かに自分のことを無条件にわかっていてもらいたい。ありのままを受け入れてもらいたい。そういう本質的な部分の気持ちが満たされるかのような、一種独特の雰囲気が生まれるから不思議なもんです。それに、日常の「しがらみ」から解放された場ですから、自由な気持ちで語ることも出来るんです。「グループカウンセリング」の効能って、けっこう効き目がありますよ~ぜひ一度お試しあれ。

 僕は自分のことを語ってみて、このブログを開設する時にテキトーに付けた「akaboshi」という「ゲイとして使っている名前」と、親に名付けられた名前とのダブルネーム化現象を、いずれは一致させたがっているのだということに気が付きました。(だってそういう風に、その時の僕が語ってましたから。笑)。

 ちなみに、会を主催した方が最後にコメントしてくださったのですが、僕に関しては以下のような内容でした。

 「当事者の抱えてしまうフォビアの強さを考えさせられました。でも今はそこから脱却する過程において『この人に会いたい』などの素朴な思いを実際に行動に移し、進んでみることで坂を登って、新しい景色が次から次へと見えてきているのかなぁと感じます。」

 すげ~。まさにその通りだと思います(笑)。なんだか、僕が「現在」感じている脳内映像をそのまま映し出してもらったかのようなコメントだと思いました。言ってもらったことで、どうしてだかわからないけど凄く大きなものに包み込まれたような温かい気持ちが湧き出てきたのを憶えています。

 会を主催してくださった方はきっと、人として大切なポイントをきっちりと見据えていらっしゃる方なのかなと、今この文章を書きながら気が付きました。素敵な機会を与えてくださって、本当にありがとうございました。FC2 同性愛Blog Ranking
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コメント

この記事へのコメント

「ダブルネーム現象をいずれ一致させたがっている自分」というの、わかる気がします。
私もべつの名前でブログなどを開設しようか悩んだことがありますが、結局本名のだけにしていて、でもそうすると、書こうかと思いついても躊躇してやめちゃうことが、まだまだ多いです。べつに書いてもそれで離れていく人などは、実際は、まず、いないだろうなということは、わかっている、わかってきているのだけれど。。メールなどで知人にだけ送ったり、人のところにこうやって書かせていただいて終わらせちゃったりして。
私も、少しづつもっと一致させていきたいです。
そのためにも、ほかの「一致させてる」人が増えてきていることには勇気付けられます。

予想外の自分

私もグループカウンセリング的なことは
初めてだったのですが、
話し始めたとたん泣きそうになって
そんな予想外の自分の反応にびっくりしました。
そんなに切実に
誰かに受け入れてもらいたかったのか…。
という感じです。自分のことなのに。
これまでは、気づかないうちに
自分で自分の感情を抑え込んでいたみたいです。
それで、改めて
友人たちと心を開いて話すことの
大切さについて考えることになりました。
ありのままの自分を
ありのままに伝えるのって難しいけど、
でも、そうできるように努力していきたい
と思っています。

●ゆりこさん。

ダブルネームというのも、それはそれで面白いもので。

僕は現在、匿名でここを書いていますが、ここまで大量に書き進めてくると
「akaboshi」という別の人格を作っているかのような感じがすることがあります。
それと同時に、やはりこれは僕自身なのだとも思いますし。

僕であって、僕でないようなキャラクターを
時に演出し、時に創作し、時に何も包み隠さず書きたくなったり
適当に遊びながら書いてます(爆)。

たしかに、きっかけは「実名を隠す」ためだったのですが
今では、そういうふうに「負の意味合い」で捉えるよりも
「創作ネーム」として前向きに感じる意味合いが強くなって来ています。
だから使い続けるかも(笑)。

●ナイジェルさん。

なんなんでしょうね。
「無条件に自分が受け入れてもらえている」と感じた時の、あの独特の心地よさ。
頭の小賢しい人は、こうした人間心理の原理を利用して
新興宗教に引き入れたりするわけですが、
そういう「打算」のまったくない所で感じるものは、やはり本物。

分かります

akaboshiさん こんにちは
久しぶりにコメントします。

》ダブルネーム化現象を、いずれは一致させたがっているのだということに気が
付きました。

》僕は現在、匿名でここを書いていますが、ここまで大量に書き進めてくると
「akaboshi」という別の人格を作っているかのような感じがすることがあります。それと同時に、やはりこれは僕自身なのだとも思いますし。

》僕であって、僕でないようなキャラクターを時に演出し、時に創作し、時に何も包み隠さず書きたくなったり適当に遊びながら書いてます

これ、とっても良く分かります。
僕もブログを書き始めた時に、他の人のブログを見ていてみんながハンドルネー
ムで書いているのを知り、『あぁ、この世界はこういうものなんだ』と思って
『龍児』という名前で書きはじめました。一年以上使ってきたこの名前、とても愛
着がありますし、ブログを読んで下さっている方々にも親しんで貰っていると思
います。リアルでお会いした方々も『龍児さんって呼んだほうがしっくり来ます』
と言って下さる方が多いです。
しかしこうなってくると、龍児さんが一人歩きを始めてしまってイメージも自分
とは違うものが創作されてしまったようでちょっとあせりなんかも感じます。
龍児のキャラで僕自身の考えを書くという『遊び』を楽しんでいるつもりですが、
時としてふと疑問に思ったり。

ダブルネーム化を一致させると言う意味と、包み隠さず全部出しちゃえみたいな
露出感覚で、yesに載ったインタビュー記事では考えた末にパートナー共々本名を
出してみました。ネットから飛び出した世界ではやはり自分の本名で包み隠さず
にいたいと思ったわけです。

どちらの名前でも俺はオレ、って気持ちでこれからも書いていこうと思ってます。

●龍児さん。

おひさしぶりです!
「yes vol.5」に載ってた龍児さんとパートナーの方の記事、
もちろん最初にチェックしましたよ~(笑)。
本当は「龍児さんが載ってる!」という記事を書いて大騒ぎしようと思ってたんですが
『王の男』のインタビュー記事の掲載方法に腹を立ててしまいまして(爆)
気持ちを整理したうえで、やっと書いてみました。
http://akaboshi07.blog44.fc2.com/blog-entry-582.html
ああ・・こんな自分が嫌だ(笑)。

でもね、なぜか無性に腹が立って仕方がなかったんです、自分でも驚くくらい。
人は感情の生き物でもありますから、そういう時は「どうして自分が腹を立てたのか」
その原因を解決しておかないと先に進めない性格なんです・・・(←困ったもんだ。)

落ち着いたら、龍児さんの掲載されているオランダ特集などの感想を書こうと思ってます。すごく熱意の込められた素敵な記事だと思いましたから。

本名で出ている姿、なんだかとても眩しく思えました。
僕はそのあたり、まだいろいろ躊躇する段階なんですけど
少しずつ、周囲の環境だとか自分の内面的なことも含めて整理しているという感じです。
ブログネームでの表現活動。これもまた一つの「リアル」でもあるのかなと思います。
引き続きよろしくお願いします。
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