LGBT可視化に向けて039●尾辻かな子さん早稲田祭講演08~男同士ではコンビニにも入れない!?
女同士のカップルで街を歩く時よりも、男同士のカップルで歩く時の方が抑圧の空気を感じやすい・・・というのは、今の日本社会の一面の真実だと思います。そのことについて、けっこう面白いやりとりがパネルトークで繰り広げられました。ゲイの学生さんが次のように発言したことから始まります。
「僕は困っています。スーツ姿の彼と、学生である僕が一緒にいると、周囲から『おかしい』という風に見られる。街中で仲良くしたいのに、周囲の視線が気になります。」
尾辻さんは「それは自意識ということもあって・・・」と、次のように言葉を続けました。
これに対するゲイの学生さんの発言。
「女の子同士で手をつなぐことってよくあるし社会的にも認められているけど、男同士というのは不自然だという風に見られる。要するに『あいつはゲイだ』ってバレる。年の差があると、やっぱり不自然だと見られますし。」
それを聞いた尾辻さんは、間髪いれずにこう言いました。
これに対して学生さんが率直な意見を述べ、会場から笑いが起きていました。
「確かに社会を変えるためにはそうすることも必要でしょうが・・・正直、恋人と一緒にいる時には邪魔されたくない(場内より笑い)。恋人との関係ってけっこう壊れやすいものじゃないですか。だから二人でいる時くらい社会と戦うことは忘れたい(笑)。」
ゲイとレズビアン。周囲の視線に対する感覚は、どうやらゲイの方が過敏になりやすいということは言えるのではないかと思います。「ホモフォビア」をあからさまに表現する人の多くは「男性」ですしね。→FC2 同性愛Blog Ranking
「僕は困っています。スーツ姿の彼と、学生である僕が一緒にいると、周囲から『おかしい』という風に見られる。街中で仲良くしたいのに、周囲の視線が気になります。」
尾辻さんは「それは自意識ということもあって・・・」と、次のように言葉を続けました。
これに対するゲイの学生さんの発言。
「女の子同士で手をつなぐことってよくあるし社会的にも認められているけど、男同士というのは不自然だという風に見られる。要するに『あいつはゲイだ』ってバレる。年の差があると、やっぱり不自然だと見られますし。」
それを聞いた尾辻さんは、間髪いれずにこう言いました。
これに対して学生さんが率直な意見を述べ、会場から笑いが起きていました。
「確かに社会を変えるためにはそうすることも必要でしょうが・・・正直、恋人と一緒にいる時には邪魔されたくない(場内より笑い)。恋人との関係ってけっこう壊れやすいものじゃないですか。だから二人でいる時くらい社会と戦うことは忘れたい(笑)。」
ゲイとレズビアン。周囲の視線に対する感覚は、どうやらゲイの方が過敏になりやすいということは言えるのではないかと思います。「ホモフォビア」をあからさまに表現する人の多くは「男性」ですしね。→FC2 同性愛Blog Ranking
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コメント
この記事へのコメント
たしかに・・・
ゲイの方が風当たりみたいなのは強いだろうし、
男二人ってのが何となく変に思われるのかもっていうのはありますね。
前の彼はそこらへん過剰な気もしたので、むしろ僕はからかってましたけど。苦笑
腰に手をまわすそぶりをすると、大あわてする彼が何だか可愛かったです。
でも、別れてから聞いてみたら本当に嫌だったみたいなので、
ホモファビアに対する恐怖みたいなのが相当強い人だったんだなあって思います。
男二人ってのが何となく変に思われるのかもっていうのはありますね。
前の彼はそこらへん過剰な気もしたので、むしろ僕はからかってましたけど。苦笑
腰に手をまわすそぶりをすると、大あわてする彼が何だか可愛かったです。
でも、別れてから聞いてみたら本当に嫌だったみたいなので、
ホモファビアに対する恐怖みたいなのが相当強い人だったんだなあって思います。
●Kazuccineさん。
人の目を気にすることというのは、
社会の中で生きる上では、ある意味仕方のないこと。
無理のない程度に、少しずつ出来ることから「自分が」楽になって行く方法を
探せばいいと思う。
社会の中で生きる上では、ある意味仕方のないこと。
無理のない程度に、少しずつ出来ることから「自分が」楽になって行く方法を
探せばいいと思う。
ふむー、女性としては考えさせられますね。
男性のほうが有利な場面もあるけれど、女性のほうが有利な場面も、ありますよね。
男性のほうが有利な場面もあるけれど、女性のほうが有利な場面も、ありますよね。
●ゆりこさん。
「男のくせに」という圧力とか、「男だったら・・・」という圧力って、
実際にけっこう強いんですよ。
そういう男らしさに自分を当てはめることが「喜び」である人にとっては、いいんですけど
そうでない者にとっては苦痛以外の何ものでもない(笑)。
実際にけっこう強いんですよ。
そういう男らしさに自分を当てはめることが「喜び」である人にとっては、いいんですけど
そうでない者にとっては苦痛以外の何ものでもない(笑)。
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