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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2023-06
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ブロークバック・マウンテンで見る世界029●トラウマと向き合いました・・・痛かった(笑)。

 ブログを開設してから一年半。これだけ長くやってると、振り返りたくない記事の一つや二つ、出てきます(笑)。

 このブログで「ブロークバックマウンテン」の記事を、やたらと頻繁に更新していた半年ほど前。妙に感情的になって失敗してしまった事がありまして(笑)、それ以来自分で、過去の記事を振り返ることすら止めていました。いわゆるトラウマってやつですね、ハイ。あの頃の自分を振り返ると・・・日常生活でもイライラして不安定で、憂さをブログで晴らそうとしていたように思います。・・・イヤです、あの頃の引き篭もった自分は(笑)。

 でも、あんな風に鬱積した思いがドロドロと渦巻いた日々があったからこそ、そこから解放してくれた人の放つ光の素晴らしさに気付く事が出来たし、最近の行動力を生み出すエネルギーの源泉にもなっているわけで・・・否定はしませんよ。

 そんな時期に書いた記事に、最近になって熱烈に反応してくださった方がいらっしゃいます。事前に「引用」の許可まで申請していただいて本当に恐縮です。・・・そこで僕は、これをきっかけに振り返りたくない「トラウマ記事」を、恐る恐る読み返してみたのでした・・・。

これです。

 あぁ、やっぱり痛かった(笑)。こんな書き方したら引くよね(笑)。ついでに、その次にはこんなものも連続で書いていたようで・・・さらに引きますので、ご覚悟を(笑)。

ヤバイです。
イッちゃってます。

 ・・・笑えますね~。訴えたい内容はわかるんだけど、あまりにも直情的すぎると逆効果。伝わるものも伝わらなくなるという好例でしょう。こんな物言いで自分の思いを吐き出してはいけないということを、自分の失敗から学び直しました。ブログって個人の内面を書くところではあるけれど、こういう表現を「恥ずかしい」と思ってセーブできる位のセンスは維持しておきたいと思ってます。

 でもな。当時はきっと切実な思いでこれを書いたんだろうな、きっと。そんなことを笑いながら思い出すことが出来ました。こうした機会を与えてくださった「BBM与太ばなし」の志仁美さん。ありがとうございました。志仁美さんみたいに「自分が引っかかったことに対して考える」ことに真摯な人って、僕はすごく好きですよ。

「BBM与太ばなし」より「おバカな私も進化した?」

 そういえば最近、志仁美さんのように自身のことを「腐女子」と称する方が増えているようですが、それってゲイが自分のことを「クイア(変態)」と称してアピールする態度と似ていなくもないですね。世間の「正統的な生き方という幻想」に疑問を抱いているという点では、もしかして「同志」なのかもしれません。これからもよろしくお願いします。

 「ブロークバック・マウンテン」は語り始めるといつまでも続いてしまう魔物が棲んでいる映画なので、きっと今後もこのカテゴリー、だらだらと続くような気がします。 FC2 同性愛Blog Ranking


DVD「ブロークバック・マウンテン」

アン・リー・コレクション -アン・リー監督作品DVD-BOX-

オリジナル・サウンドトラック

Annie Proulx「Brokeback Mountain:Story to Screenplay」

アニー・プルー著「ブロークバック・マウンテン」

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コメント

この記事へのコメント

おや、素敵な記事ですよ

率直なのもありだと思います。
僕の場合はもっと低次元なレベルで読み返したくない記事がたくさん。
つまり文章が下手すぎるとか、変にかっこつけて書いて意味不明とか。
削除したい記事もありますが、まあかっこ悪い自分も自分だから…と思って残しています。
記事ずっと読んでるとakaboshiさんの心境の変化がわかって興味深いですよ。

あら、私もいいと思いますよ。

私などは3回もブログやり直しているのでいい難いですが、akaboshiさんのこのあたりの記事は、かなり印象に残っています。ある意味目標です。私も、akaboshiさんの行動変容が興味深いと思っています。リアルな感じがします。
これがあったから、ずっとこのブログを見続けているのかもしれません。どんな心境なのかなー、っといっぱい考えさせてもらいました。

皆さん↑↑と同意見ですよ(^o^)

 akaboshiさんの記事は、最近とても砕けた印象がありますが、例示された過去のテイストも、実に宜しいではありませんか♪
 巧いのだもの。
 いろいろな味の記事を書かれたら良いのですよ。釈迦に説法かな。(^^;
 大勢の人を惹き付ける高いセンスを放っておられて、尊敬しています。
 率直、素直、正直、――あ、みんな直が付いた。それがakaboshiさんでしょう。(^^)

●Kazuccineさん。

たぶん、
書いた本人にはそれを書いたときの「感情」が生々しく記憶されているからなんだと思う。
やっぱりこれらの記事は「トラウマ」だった。
でも、たしかに大きな転機にはなった。

これからもう少し自分が進んで行けば、
もっとあっけらかんと笑い飛ばせる日が来るのかもしれないけど。
・・・まだまだですね(笑)。

●lastchristmasさん。

僕も何度もこのブログ、削除しようかと思ったことがあります。
奇跡的に思い留まって残っているという感じ(笑)。

人ってどんどん変わり行くものなのに、ネット上ではまるで「現在形」であるかのように
過去の記事が公開され続けていて、検索して辿りついた人たちと出会い続けている。
・・・そのことが時々怖くもなりますが、
やっぱりその時にはその時にしか感じられないものがあるので
残しておいてよかったのあかなぁとも最近感じてはいます。
・・・自分で読み返すことはあまりないですけど(笑)。

●円山てのるさん。

ふっふっふ。
果たして僕が「正直」なのかどうかは・・・ふっふっふっふ(笑)。

けっこう「akaboshiキャラ」を意識的に作って演出していた時期もありましたよ。
最近はそういうの、やめはじめましたけど。(←こういうのを「正直」って言うのか?爆)。

私も同意見です(^^)

といいますか、、、
私の方こそ、自分で読み返すたびに失神しそうなほど恥ずかしいコメント(BBMについての感想)をakaboshiさんのブログへ投稿したことは、もう本当にお恥ずかしいやら、痛いやら…m(_ _;)m

脱線ですが、同じ映画を年を重ねてから見なおすと、変化している自分、変わらない自分に気づくことがあります。自分の価値観や人生観をあらためて見直すきっかけにもなったりして。(心臓によくないときもありますが・汗)
だから映画はやめられません。(^^)

ありがとうございます。

akaboshiさんこんばんは。

表立っては、はじめまして。非公開コメントばかりで、すみませんでした。
今回は、リンクまで貼っていただいて恐縮です。

そして、振返りたくない記事だったんですね。ごめんなさい、掘り返してしまって。

でも、BBM症候群の症状が少し落ち着いて、ふらふらとこちらに立ち寄ったら、ずーと気になっていたことの答えを見つけた気がして、無理なお願いをしてしまいました。

実は今、前回の記事の続きを書こうとしていたところです。またお目汚しになると思いますが、よかったらお立ち寄りください。遅筆なので、2~3日かかるかもしれませんが。

akaboshiさんには、恥ずかしい記事なのかもしれませんが、私にとっては目から鱗が落ちたような気がしましたよ。(全然恥ずかしくないと思いますが・・)ありがとうございます。

そして、同志と言ってくださったので、その名に恥じないように頑張ります。

●ろくさん。

何年ぶりかに見直したくなる映画ってありますね。
新しい発見をもたらしてくれて「見直して良かった」と思える映画もあれば
「見直さず、過去の思い出にしておけば良かった」と思う映画もあり。
映画との付き合いって、人との付き合いに似てますね。

●しじみさん。

リンク貼っちゃってスイマセン、そしてありがとうございました。
実は、この記事を書いて吐き出したおかげで
自分にとっては「見たくなかった過去」であった、あれらの記事への見方が変わりました。
このコメントを書いている現在の感覚では「恥ずかしい」という感覚は薄れ、
「たとえ直情の垂れ流しでも書いておいて良かった」
という風に気持ちが変化しています。コロコロ変わりますね~(笑)。
だからこそ、衝動的にブログを消すことは止めておこうと、最近は思うようにしています。
・・・10分後には気持ちが変わってるかもしれませんからね(爆)。

偉いお坊さんによると「感情を押さえてはいけない、流されてもいけない」んだそうです(笑)
文章を書くっていうのは心を晒す行為なんですから。その時々の揺らぎがあってあたりまえですよ。あんまりそういう要素を抜きすぎると血が通ってないものになりかねないし。

DVD買ったけど、怖くて観られないです。
甥っ子と観る約束をしてるんですけど、なるべく正確に物事の深さ、複雑さもちゃんと伝えなくちゃっていけないしな~ってプレッシャーかかえてしまって。(凄く無意味なことしてるような気もしますが)

・・同性愛者の方が腐女子嫌うの分かるんですよ。
当事者じゃないと分からない痛みって本当にありますから。「勝手な妄想垂れ流して、正確なアナウンスをする機会を奪うんじゃない!お前らに何が分かるんだ?!」って思ってる方多いんじゃないでしょうか。

・腐女子であることで鬱病になったり自殺する奴はいないけど、同性愛者の場合はある
・好きな相手に腐女子ってことは伝えなくても問題ないけど、同性愛者であることは伝えないと付き合いが成立しない
・腐女子は嗜好だけど同性愛は指向。この違いは大きい。混同されがちだけど全く別物
・腐女子だからって襲われたり、殺されたりすることはないけど、同性愛者が被害者となった事件は実際に起こってる
・腐女子ってことで差別されて、職場にいられなくなるなんてことはない(イジメはあるかもしれないけど・・)
等々、もっと言いたいこと沢山あるんじゃないかなって。

妄想力ばかり逞しくしてないで想像力もちゃんと育てていかないと。
妄想は自分が気持ちよくなるだけの、極めて手前勝手な代物ですぞ。
匿名だから平気って状態に馴染みすぎるのは、人としてどうか、と思うのですが。

かなり過激な内容になってしまいました。
もし、マズイと思われましたら削除下さいませ。

こんばんは。はじめまして・・・なかなか興味深かったのでTBしてしまいました・・・すいません。最近見た映画の中では比較的、感銘を受けたかなと・・・語り継がれる映画かどうかは分からないけど見直してもいいと思える映画でした。

●さすけの友さん。

「文章を書くというのは心を晒す行為」ですか。そうですね。
でも僕は、それをこうして「公開している」ということへの意識を忘れたくはないです。

え~っと。
僕は「腐女子」と自称する方のことを嫌ってはいませんよ。
それに、人のことをなるべくカテゴライズして判断しないように、
最近は気をつけるようにしています。あくまでも一人一人は「個人」ですから。

●VISさん。

はじめまして。
いつかぜひ見直して、新たな感銘を。

akaboshiさんより、私の方がよっぽど反省が必要な状態ですね。
腐女子と言っても色んな人がいると言われればまさしくその通りです。
たまたま遭遇した人があまりに悪質だったもので。いや、本当反省してます。
懲りずに出会いつづけることでしか、偏見から逃れる術はないのかも。

人間て本当に複雑というか、多面的な生き物なんですよねぇ。
人を見る時にはなるべく表面的なものではなく、核みたいなものを捉えたいなとは思ってるんですけどこれがなかなか難しいです。
直感的にある程度のことが分かっても、それだけじゃ使い物にならないし。修行足りないって感じですね。

●さすけの友さん。

「偏見」の全くない人って本当はいないと思うし・・・いたら怖いです、「聖人」みたいで。
ただ、「あ、自分が今感じているこの感覚を『偏見』って言うのかも」と
気付けるようにはしていたいです。なかなか難しい場合もありますけどね。
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