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2018-10
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LGBT可視化に向けて030●都城市前市長・岩橋辰也氏に感謝します。

 ようやくパレードの興奮から距離を置けるようになったので、ブログも徐々に通常状態に戻します。コメントの返事はもうしばらくお待ちください。パレードの映像は今後も順次アップして行きますのでお楽しみに。

 10月22日といえば関西レインボーパレードだったわけですが、その1ヶ月前の9月22日は宮崎県都城市で「性的指向」の文言が条例から削除された日。だいぶ前のことのように感じられますが、まだほんの1ヶ月前のこと。風化させてはなりません。

 結局、大手マスメディアによる目立った事後報道は無かったわけですが、週刊朝日が10月13日号「News Spirits」で、大澤双記者による署名記事を掲載していました。すでに書店で手に取ることは出来ませんが、図書館等で閲覧することは出来ると思いますよ。

 記事によると驚くべきことに、市に寄せられたパブリックコメントの中には
「同性愛者は病気で治療が必要」「同性愛者が増えたら怖い」
という趣旨のものや「言葉にはしたくもないような(性的少数者への)誹謗中傷の類」(市男女共同参画担当)が数十件寄せられていたそうです。やっぱりね、という感じですが、全体でもたった31通のコメントだけで全国的に画期的だった条例を見直してしまうのって、いかがなもんでしょうかね。こっそりと形だけ「意見を聞きました」という、ポーズを取ったに過ぎないのではないでしょうか。

 さらにこの記事では、先進的だった旧条例を定めたときに市長だった岩橋辰也氏(79歳)のコメントも載っています。

「私も同性愛者の話を聞いて初めて差別の現状を知った。37歳と若いはずの長峯誠市長が先駆的な条例をなくすのは、どうにも理解できません。」

 この方、本当に人格者ですね。ここまで毅然と言い切ってくださるなんて・・・この言葉に触れて凄く嬉しかったし、本当に感謝の気持ちが湧きました。条例の可決時には岩橋さんも、さんざん陰湿なホモフォビックな陰口を叩かれたようですからね。それでも今でも、こうしたコメントを発してくれるなんて感激です。どんな人なんだろう、きっと素敵な人なんだろうな・・・会ってみたくなりました(笑)。

 旧条例が作られるまでには、どれだけたくさんの当事者たちや支援者たちの熱心な活動があったことでしょう。また、どれだけの風当たりがあった上で、それを乗り越えて実現できたことだったのでしょう。人と人との地道で真剣な繋がりが実を結んで可決されたはずの旧条例。だからこそ価値があったのに・・・本当に悔しいです。

 時代錯誤な「ホモフォビア」が、まだまだ幅を利かせている現状を再認識させられる出来事だったと言えるでしょう。僕は忘れませんからね。FC2 同性愛Blog Ranking

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コメント

この記事へのコメント

初コメです。

ご挨拶が大変遅くなりましたが、長期に渡る関西レインボーパレードの取材、お疲れ様でした。

さて本文にある通り、先の条例見直しで浮かび上がった市民達からのホモフォビアな意見、今年の神戸まつりに参加した我々に、主催である神戸市民祭協会へ送られた内容とほぼ同じと想像がつき(パレードの前日までに121件)改めて胸が痛くなりました。

神戸市はいっけん、革新的な街と思われていますが、実はものすごくトラディショナルな保守的な街なんです。

この件で、前日にいわば参加中止勧告をされましたが、市民祭協会と対応策を含め、キチンとお話しする事でご理解いただきなんとか乗り切りましたが、

可視化する事で、一般の方々から中傷は、もはや仕方ないですね。

けれど、可視化する事で支援して下さる方も着実に増えますから、

言い続ける事、長くアクションを起こし続ける事の大切さを今一度胸に刻みたいと思いました。


●ケンゾヲ★さん。

わ~、嬉しいですありがとうございます。下見の時から本当に、何かとお世話になりました。
ケンゾヲ★さんのような方がいるということは、心強いです。

神戸のパレードのことはケンゾヲ★さんから以前、話していただきましたが
まさか、そのようなことがあったとは初耳です。参加中止勧告までされたのですか。
運営する側としては「危険があってはならない」ということなのでしょうが、
そこでそのまま引き下がったら、それこそホモフォビア保持者たちの「思う壺」だし。
すごいです。よく乗り切られました。もし今度会ったら、その辺詳しく聴かせて下さいね。

やっぱり、そういう時には冷静に「話し合う」ことが大事なんですね。
実際に目の前で「生身の人間同士」として普通に接してみれば、
言葉や概念で膨れ上がっていた「偏見」とか「妄想」なんて結構、
簡単に吹き飛ぶものですよね。
都城市の前市長も、そうやって「人間同士として」市民と付き合ったからこそ
あの条例を制定することに力を尽くされたんだと思います。
当たり前のことを当たり前にすることの何と素晴らしいことか。
そして、なんと難しいことか。

ありがとう!

パレードの興奮も冷めやらないと思うのに、都城の条例のことも忘れずにいてくれてありがとうございます。

確かに岩橋前市長は高齢にも関わらずと言っては失礼ですが、柔軟な感覚をお持ちの方でした。条例制定当時、議会で反対したのが普段は市長の与党である保守系の議員が多かったにもかかわらず、また、翌年は市長選を控えていたのにもかかわらず、「この条例に少しもおかしいところはない」と条例原案を守り通してくださいました。これは市長自身の高い人権意識によるところも大きいでしょうが、市長をそこまでつき動かしたのは、多くの当事者が寄せた現状を訴えるメールの内容だったように思います。

また、あの条例は市民による懇話会の委員さん方が市民アンケートを行い、グループインタビューを重ねたうえで提言を行い、さらに公聴会を重ねて条例原案を作り上げた、本当の意味で市民が参画してつくった条例でした。

これらのことを振り返っても、当事者の生の声が市井の人々や為政者の耳に、心に直接届くことが本当に大切なことだとつくづく感じています。

●hatapyさん。

前市長さんと当事者たちの、旧条例を作る際に行われた交流について
すごく関心があります。できる限り、調べてみたいと思っています。

若い世代は幼稚?

先進的だった前の市長が高齢の方で、反動的な現市長が若手というのが
意外でした。単純に若い世代の方がLGBTの問題に理解がある、というのも
幼稚なステロタイプにすぎないんでしょうけど。
でもネット右翼なども若い世代が多いようですし、むしろ若者に急速な反動化が
進んでいるように思うんです。それも、結構幼稚な思考回路でそうなってるような。
考えてみれば、「同性愛は治療可能」だの「後天的な同性愛は救済不用」だの
かなり幼稚な意見が多かったですよね。
今の若者大丈夫かなあ……なんて憂いてしまいますが、まあ単純にこの事象だけを
取上げてそう判断する僕も幼稚かもしれませんけどね。。。

●Kazuccineさん。

若い世代だとしても、それまで生きて来た時間の中で
LGBT当事者であることをカミングアウトした人が、友人や家族にいなかったとしたら
親和感は持っていないでしょうね。
だから単純に「年齢」で判断できるものではないと思います。
岩橋さんが「37歳と若いはずの長峯誠市長が・・・」と言っているのは「皮肉」であって、
個人攻撃をしているわけではない。
その背後にある「大きなもの」の存在を感じさせる名コメントだと思います。
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