フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2018-06
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中村中の歌世界008●nonsexual宣言。嘘からの解放

 10月10日に放送されたDRAMA COMPLEX「私が私であるために」では、主人公を励まし、そして主人公に励まされながら歌手としてデビューする女性を好演していた中村中(あたる)さん。相沢咲姫楽(さきら)さんとの場面では2人とも本当に可愛くて綺麗で、しかも演技がまっすぐで魅力的でした。『友達の詩』もいろんなバージョンをたくさん聴けましたしね。たとえドラマはショボくても(笑)、中村さんが生き生きと演技をして歌を歌っているというだけで、ファンとしては「見た甲斐があった」というものです(笑)。

 ところで、先日も紹介しました日経エンタテインメントでのインタビュー記事ですが、他にもこんな発言がありました。
日経エンタテインメント ! 2006年 11月号

-変声期を境に自分の声が嫌いになり、ピアノに向かったのが音楽活動の始まりとか。
●「そうですね。自分の声は嫌いだけど、音楽の仕事をしたいと思っていたので、ピアノ、ギター、ドラムなど楽器は一通りやりました。ドラマーとしてバンドを掛け持ちもしていましたし。」
-中村さんは「男という自覚はなく、女としての実感もない」とする表現が公式サイトにありますが、それは率直な心情?
●「GIDの人は、男の気持ちも女の気持ちも分かって便利だね」と時々言われます。でも私は「えー、そうかな」と思ってしまう。どちらかというと、両方ないというほうが近いんです。」

  「両方ない」

 そういえば、彼女がはじめて公にGIDであることを公表したLGBTカルチャー雑誌「yes vol.4」の表紙には、「nonsexualを告白」という表記があります。
「yes」オフィシャルサイト

 でもこれって実はすごく真っ当なことを言っているのではないかと思います。そもそも「男という人格」だとか「女という人格」があるわけではないのですから。人は皆、自分という「個人」としての存在以外、何者でもないのですから。彼女の言う「ノンセクシャル」とは、既成の「○○らしさ」に自分のキャラクターが当てはまらないということを意味しているのではないかと思われます。

 僕も、例えば誰かに「男だね~」とか「男のクセに○○」とか言われても、それが自分に対して言われているように感じることがありませんので、中村さんの言っている感覚が、ある程度わかります。だって僕は「男という人格」ではなく「僕」だから。既成の性の概念に自分を同一化することへの警戒心が、幼い頃からなぜか身に付いています。これは僕がゲイだからなのでしょうか、親の育て方の影響でしょうか、それとも僕の性格のせいなのでしょうか(笑)。

 中村さんがカミングアウトして、こうしたことを自由に語れるようになったということは彼女を「嘘」から解放することに繋がっていると思います。カミングアウトしなければ、こうした雑誌のインタビューでも、例えば恋愛の歌について語るときに「この歌は男女の恋愛について・・・」とか、マジョリティーの男女観に合わせた「嘘」をつき続けなければならなくなりますから。(実際にそうしている同性愛者の歌手もいるでしょうね。)それはきっと、彼女の性格では耐えられないことだったのでしょう。以下、「yes vol.4」より記事を抜粋します。

-これまで、プロフィールを謎めいたものにして来たのは、ひとりのシンガー・ソングライターとして、まず作品を聴いてほしかったからだ。けれども、注目を集めればメディアに登場しなければならず、いつまでも中途半端な状態でいるわけにもいかない。歌を聴いてくれる人たちに「嘘はつきたくない」と、スタッフとミーティングを重ねた上で、今までは語らなかったことを語ることにした。
●「私には、性がないんです」

●「がむしゃらに歌ってた。歌に逃げてないとどうしようもないってこともあったのかもしれないけど。小学校1年生位までは、純粋に歌が好きな子だったと思うんだけど、だんだん歌ってないとダメになってしまうというのがわかったというか。家でも学校でも居場所がなかったから、歌にすがったのかなと思うと恥ずかしいんだけど、歌うしかなかった。歌うことは痛くないし、歌うことで傷つかないし殴られないし・・・」

-周囲と自分が馴染まないことを、受け入れていたわけではない。
●「自分がこれでいい、と思っていたわけではないけど、どうしようもないんですよ。いろいろ考えて策を練ったりするんですけど、人数が圧倒的だから負けちゃって。自分が受け入れられないのがわかって、臆病になっちゃって。全然グレてたわけではないんですよ。」

●「ケータイの掲示板で見つけたゲイ・パーティーに行ったんですね。そこで同じ悩みを抱えているいろんな人たちと会いました。最初は、とりあえずホッとしました。そんな集まりに通っているうちに、友達になれた人もいますし、そこに来る人たちが逆にかっこよく見えたりもした。そこにいるみんなが、あまりに生き生きしてたから。だから逆に強くなれましたよ」

 今のところ露出されている媒体の中で、最も彼女が自身のことを多く語っているインタビューなのではないかと思います。しかもドラマ放送のだいぶ前。『友達の詩』が発売された直後の時点での発言です。まだ「インタビュー慣れ」していないからこそ生々しい、彼女の尖った一面とその背景を垣間見ることが出来るような気がします。興味のある方は、ぜひLGBTライフスタイル・マガジン「yes vol.4」の中村中インタビューを読んでみてください。FC2 同性愛Blog Ranking

「yes vol.4」購入はこちらから。

●You Tubeで「名唱」が見られます。
中村中「友達の詩」in 音楽戦士
僕らの音楽 中村中×岩崎宏美「友達の詩」

1st SINGLE「汚れた下着」
2nd SINGLE「友達の詩」
「友達の詩(1万枚限定生産盤)」
岩崎宏美「Natural」

中村中公式ホームページ
ブログ「恋愛中毒」

NEWS!
●10月14日・21日「友達の詩」リリースイベント・・・ラゾーナ川崎プラザ2Fグランドステージ
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コメント

この記事へのコメント

どちらでもない・・・

わかる気がするな・・・。
そして、どちらでもありたいって思ったり。苦笑

さっき…

「僕らの音楽」の総集編で中村さんと岩崎さんの「友達の詩」が少し流れてました!!!にしても強い覚えやすい詩です。いい歌だ!!
明日買いに行こうかしらo._.)o

●Kazuccineさん。

「どちらでもありたい」って、いいねぇ~(笑)。

●Canvasさん。

総集編で放送されましたか。反響大きかったでしょうからね。
ぜひCD買って応援しましょう!

 初めまして。中島みゆきファンであることから静香さんつながりで、よくお邪魔しています。中村中さんの記事を読み、興味を持ち、CDを購入しました。すっかりファンになってしまい、アルバムを待ちわびています。

●モミオさん。

はじめまして。中島みゆきさんのファンの方なんですね。
みゆきさんのニューアルバムには「Clavis-鍵-」も収録されるそうで、
すごく楽しみです。今後もぜひ見に来てくださいね。
中村中さんのアルバムも、来年あたり出そうですから楽しみですね。

聞き手は性別だの性的志向だのをいちいち考えて歌を聴く訳じゃないですからね(笑)

自分自身もまだ知らなかった感情を揺り起こしてくれるような歌ってそうそう出会えるもんじゃないです。それを何とか表現したくて言葉を探してしまうような歌は。

槇原敬之さんの性的志向が取り沙汰された時、彼のファンである友達がショックを受けて「何か騙されたような気持ちになった」と言ったので、「確かに隠していたのかもしれないけど、それでも彼の歌を聞いて友達が感じたものは嘘じゃないと思う」と話したことが。
結局、好きなものは好きなままで好みって簡単には変わりませんね。

●さすけの友さん。

その「騙された気がした」とショックを受けた人は、
同性が同性を愛する気持ちを、なにか特殊なものと捉えているんでしょうね。
僕からしたら、異性だろうが同性同士だろうが、
人を愛したときの気持ちって何も変わらないと思うから
「どうしてショックを受けるんだろう」と、逆にそのことに興味を持ちます。

中村さん、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』にも出演されるそうですよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061016-00000018-oric-ent

●かがみさん。

情報提供ありがとうございます~。中村さんの記事も書かないとです~。
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