王の男ブームを追う006●韓国男性の「公共の敵」

それに対して韓国の方から非公開コメントで御意見をいただきました。そのコメントには、イ・ジュンギさんが「王の男」を演じた後どのような騒動に巻き込まれたのか。韓国の国内で報じられた(あるいは噂された)様々な出来事が書かれていました。
驚きました。この背景を知っているのといないのとでは、イ・ジュンギさんの発言に対する印象が、ガラッと変わります。
また、この映画に「同性を好きになる」感情が描かれているのだとしたら、僕にとってそれは立派な「同性愛映画」なのだと感じます。そして同時に「歴史映画」「権力映画」「芸術映画」なのだとも思います。映画は一つの言葉では決して語りきれない豊かな表現であることはわかっています。
しかし、ことさらに「同性愛映画ではない」と、あえて発言するその心性が理解出来ない気持ちに変わりはありません。もし「同性愛を描いているだけの映画ではない。」と言うのなら納得できるのですが。「同性を好きになる感情=同性愛」を描いているのに、そのことをあえて否定するかのような印象をもたらす発言をすることの不思議には、こだわり続けようと思います。
●以下、非公開で寄せられたコメントです。
→FC2 同性愛Blog Ranking★「非公開」であったことを尊重し、掲載はやはりやめさせていただきます。
もう少し事実関係を僕なりに調べた後で、後日、説明させていただきます。
(改訂:10月8日21:10)
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コメント
この記事へのコメント
公言できない社会
ゲイ=キモイってステレオタイプな反応する人が多いのも事実。ゲイ=悪と考える人も残念ながら多いです。違う!といくら声を大にしても…おもしろおかしく有名人のゲイ疑惑が報じられるたびに、苦々しく思います。ゲイのレッテルを貼られると抹殺される社会は日本も韓国も似たような社会だと感じます。ジュンギさんがもし、同性愛者であったとしても公言はできないでしょう。それよりヘテロ男性に迫害を受けた事実が重くのしかかっています。
この映画は同性愛映画のカテゴリーに含まれない。ホントそう思います。いつも貴重な記事ありがとうございます。
この映画は同性愛映画のカテゴリーに含まれない。ホントそう思います。いつも貴重な記事ありがとうございます。
●hideさん。
嫌がらせをした人たちは、もしかしたら自分の中に眠る「ゲイ性」が刺激されたのかも
しれませんね。気になって仕方が無かったのかも。
「ホモフォビア」を強固に持っている人ほど実は、「ゲイ性」が濃い傾向にあるようです。
「きらいきらいも好きのうち」。
しれませんね。気になって仕方が無かったのかも。
「ホモフォビア」を強固に持っている人ほど実は、「ゲイ性」が濃い傾向にあるようです。
「きらいきらいも好きのうち」。
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