フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-07
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王の男ブームを追う005●イ・ジュンギさん、日本での記者会見で「同性愛と言われるのは自分にとって負担」と発言

 日本公開が12月に決定となり、今年の正月映画の目玉として注目を集めそうな韓国映画「王の男(King And The Clown)」ですが、一足先に東京国際映画祭で10/21に上映があります。僕は翌日、関西レインボーパレードに参加するため今回は行かれないのですが、前売券がすでに発売されているようなので観に行かれる方はお早めに。
第19回東京国際映画祭Web「王の男」
●10/21   21:30 - 23:52(開場21:10)
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen7
ゲスト:イ・ジュンイク、イ・ジュンギ
●10/21   19:10 - 23:32(開場18:50)
渋谷Bunkamura シアターコクーン
ゲスト:イ・ジュンイク、イ・ジュンギ
「王の男」公式サイト

 なお、さる9月末には主演のカム・ウソン、イ・ジュンギ、チョン・ジニョンの3人が来日してPR記者会見を行ったのですが・・・こういう見出しで報道されると、ゲイとしては一気に気持ちが冷めてしまいます(笑)。
韓国歴史的ヒットの「王の男」は「同性愛映画ではない」(eiga.com 9月26日)

 特に気になるのは、下記の部分です。

 また、その一方でイ・ジョンギは、ヨンサングンとコンギルの関係を「同性愛と言われるのは自分にとって負担」と複雑な心境を告白。「ヨンサングンとコンギルはともに孤独な境遇で、コンギルにとってはむしろ母性のようなもの」。そんな本作が大ヒットしたことによって「いろいろ騒がれて心に傷を負ったところもあるが、俳優として多くを学び、この映画に出られて本当に光栄」と語っていた。

 韓国の国内で大ヒットしてブームを呼び起こした際に、イ・ジョンギさんには「心に傷を負」うくらいの重圧があったのでしょうか。きっとあったのでしょう。心無い言葉や視線を浴びせかけられる経験をしてしまったのでしょう。

 「同性愛と言われるのは自分にとって負担」と発言したくなる気持ちもわかりますが、人が人に対して「愛」の感情を抱くこと、それがたまたま同性であるということを「同性愛」と表現することの、なにがいけないというのでしょう。
 そこで「負担」と感じる心理的な背景には、なにがあるのか。「愛」=「異性愛」と思うことが一般常識とされていることについて疑ってみる発想を、彼は一度も持たなかったのでしょうか・・・何ヶ月も役を演じ、同性に愛情を抱く役の人物として生きた経験を持ちながら。

 多くの人たちの心無い言葉で傷ついたのかもしれませんが、記者会見でこんな発言をしてしまうのは、ちょっとどうかと思います。正直、僕はこの記事を目にして、ものすごく腹立たしかったし、映画を観に行くのはもちろん、この映画について考えることも一時的に嫌になりました。今は少し冷めましたが、それでも、なんとなく気持ちにわだかまりは残っています。おそらく今後観に行くとしても、相当「ムカつきながら」の映画鑑賞になることでしょう(笑)。

 なにも僕は「ブロークバック・マウンテン」のヒース・レジャーのようにLGBTカルチャー雑誌に登場して同性愛者にあたたかいメッセージを送ってくれとは言いません(笑)。
「yes」創刊の波紋011●ヒースの名言

 ただ、同じ「俳優」という職業で表現者として表に立っているはずなのに、この落差はいったいなんなんだろうと思うだけです。
 アメリカとアジアの同性愛に関する「人権意識」の差も背景にあるのでしょうが、こんな形で「同性愛」という言葉を傷つけられると、はっきりいってムカつきます(笑)。書店でイ・ジュンギさんが表紙になっている雑誌を見かけるだけでも・・・最近ではムカついてます(笑)。そして、ヒース・レジャーはやっぱりすごい表現者だったんだなぁと再確認し、「ブロークバック・マウンテン」を見返したくなるのです。

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コメント

この記事へのコメント

こういう発言

ホン・ソクチュンなんかはどう思っているんでしょうかね。
YES読んでると、彼にも相当なバッシングがあったみたいですが、
それもイ・ジュンギさんにとっては恐怖だったのかな?
でも、ここでゲイを敵に回すような発言するのはちょっと軽率ですよ。
まあ、彼にそんな発言をさせてしまう状況があるのが最大の問題なんでしょうけどね。

●Kazuccineさん。

「母性のようなもの」と彼は言っていますけど、
そういう感情だって、対象が同性なのだったら「同性愛」と言えると思う。
わざわざ否定する意味がわからない。これってホモフォビアに近い発言だと思う。

イ・ジュンギさんは、この映画でブームが巻き起こり一躍有名になったわけで
その分、風当たりも強かったんだろうと思います。
だけどね。この発言は少なくとも僕の神経を逆撫でするものだった。
そして、そういう配慮も無くこうして報じている「eiga.com」に対しても腹立たしく思います。

TBしてみました。ちょっとした感想でネタバレはないので安心して下さい^^でも気持ちわかりますよー。もうちょっと広くとらえてくれてもいいのにね(監督さん)。でもそういった意見を言ってるってことは監督の状況の描き方にも主観がどれだけ入っていたのか興味でてきました。やっぱり元の日記というのが訳されてれば読んでみて、実際は”同性愛”の部分がどれだけ説明されていたのか知りたいです。ところで最近独自にメゾンドヒミコを手に入れました(って日本ではもう売ってるのかな)のでいきなり季節外れなTBを送るかもしませんがよろしくで~す!

●flowfreeさん。

flowfreeさん、もうごらんになったんですね~いいなぁ。
そうですね。その「日記」ぜひ読んでみたいと僕も思います。
映画公開に併せて出版の企画とかないんでしょうかね。

「メゾン・ド・ヒミコ」の感想も、待ってます~。(すでに相当なつかしいです、あの映画。)

いわゆる常識的な人から見て、「ゲイとか、バイとか、生理的にダメ」って感覚、分かるんですけどね。。彼等は、そういった世界で生きてきたんだから。
でも、自分の子供がそうだったらどうなんだよって、悲しくなります。
今までも、この先も、完全に自分とは縁のない存在と疑わないかたくなさに、打ちのめされます。
これには、なかなか慣れません。親だったりすると、ほんとキツイです。。
韓国では、カミングアウトした俳優が亡くなりましたよね。残念です。
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