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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2024-02
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マスメディアのゲイ描写003●キャンデーレズ「ねぇ、私にもちょうだい」



 12月に、同性愛を描いた映画「LOVE MY LIFE」が公開されるらしいです。そのこと自体は素晴らしいことだし、どんな映画なのか興味津々なのですが・・・映画のPRで10月2日付の「日刊スポーツ」文化・芸能面に、このような記事が掲載されました。インパクトを強くして話題づくりをするためとはいえ、「キャンデーレズ」「ねぇ、私にもちょうだい」ってどうなのさ(笑)。

 もしこれが男同士の半裸のキス写真で、「キャンデーホモ」「ねえ、僕にもちょうだい」だとしたら・・・ビミョーだなぁ~(笑)。「ホモ」とか「レズ」とかいう呼称に嫌悪感を感じるかどうかは世代やその人の人生経験によって全然違うみたいですけど、僕の場合は「ホモ」「おかま」って言葉には、使われ方にもよりますけど生理的に嫌悪感を持ってしまうことが多いです。きっと「や~いホモ~」ってからかわれたり、「おかま~あ」って言われていじめられている人を、小さい頃から何度となく見て、自分も言われないようにしようと過剰に意識しながら育ったからかもしれない。今でもやっぱり「ホモ」って言葉が何かに書いてあったり直接口に出されたりすると、理由もなく「チクッ」と心に刺さるものがあります。ホント、条件反射のように(笑)。

 レズビアンの人たちにとって「レズ」という呼称は同じような感覚をもたらすと聞いたことがあるので、こういう表現の場合はどうなんだろうということに興味があります。この記事の場合は言葉だけではなくビジュアルでもメッセージが発せられているので多少は印象が違ってはくるでしょうが。当事者が開き直って「レズで~す」と言う場合と、こんな風に他者から「レッテル」のように貼られるのとでは、事情も違いますしね。

 ちなみに、映画は川野浩司さんが監督で吉井怜さんと今泉麻美さんが主演。作家の石田衣良さんが吉井さんの「ゲイの父親」役として登場。ほかに浅田美代子さん、小泉今日子さんが出演するらしいです。記事の全文は日刊スポーツのサイトで公開されています。
吉井怜と今宿麻美がレズビアンを好演(nikkan sports.com 2006年10月2日)

 記事自体には特に気になる描写はありませんし、ネット用の見出しには「レズビアン」と書かれています。つまり紙面の見出しだけが、こんな表現なのです(笑)。新聞社で「見出し」を考えるのは、記事を書いた記者ではなく「上司(デスク)」の場合が多いそうですから、記者がせっかく繊細な神経で書いた内容を、見出しが裏切ることは多々あるそうです。特にLGBT系の描写に関しては時代感覚もズレるでしょうし・・・これもその一例なんでしょうか。

やまじえびね「LOVE MY LIFE」

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コメント

この記事へのコメント

記事の見出しについて

>新聞社で「見出し」を考えるのは、記事を書いた記者ではなく「上司(デスク)」の場合が多い

これは正確には「整理部」の仕事です。記事のレイアウトをする部署。そこの人たちも記者と呼ばれています。で、その整理記者が見出しも考える。字数とか、自体も含めて。それが彼らの職務・権限でもある。

もちろん校正刷りというのがあって(いまではぜんぶコンピュータですが)、その時点でデスクや筆者が見出しに文句を言うこともできます。でも、「誤り」でもないかぎりだいたいは任せっぱなしですね。連中には連中で変なプライド(ってか意地)もあるし。

ですんで、ほんらいは整理部記者の人権教育が必要なわけです。
わたしもなんどか整理記者と見出しの付け方について喧嘩しました。

何だかねえ

相変わらずすごいセンスですわ。

あ、でも「ねえ、僕にもちょうだい」って
何かやってみたい気もするなあ・・・。って意味不明ですね。
すいません。

それほどでもない

写真がキレイで幸せそうなので、見出しはあまり気にならない…かも。
「レズ」という言葉が嫌かと言われれば嫌だけど、レズビアンと言い換えられてもそんなに嫌さは減らないし、「同性カップル」とかだったら全然嫌じゃないけど、記事のインパクトとしては弱いのかも。
「キャンデー レズ」のセンスは「ハンカチ 王子」のセンスとそれほど差がない気がする。
(気の利いた見出しを考えようとしたが、思いつきません)
「ねぇ、私にもちょうだい」は、このシーンの台詞(原作どおり)なので、問題ないでしょう。
映画、見に行くつもりです。

ちょっと間違った

原作では「ね そのアメ ちょうだい」でした。
文脈的には同じです。

●きたまるさん。

見出しを付けるのは「整理部」の記者の仕事ですか。ありがとうございます。
不思議な慣習ですね。記事にとって大切な「イメージ」を規定してしまう仕事を、
本文を書く人とは別の人が行うようになってるなんて。
この記事の件では、その問題点がわかりやすく表面化してますね。

尾辻かな子さんも、なにかの機会で話されていたのですが
カミングアウトした直後の新聞記事で、
記事の本文ではちゃんとした描写で書かれていたのに
見出しにはデカデカと「レズ議員」と書かれたことがあると言ってました。
それにしても、整理部記者たちの「インパクト強調癖」って困りものですね。
世の中のいろんなことに、過度な「レッテル」を貼っているようなものですからね。
読者としても、そういうことへの批評眼を持って新聞紙面を見るようにしたいと思います。

●Kazuccineさん。

このセンスでの言葉遣いって、
「スポーツ新聞の読者は男性しかいない」ことを前提としているから
出来てしまうことなんでしょうね。

●ヨウコさん。

そうですか。ヨウコさんは嫌悪感を感じませんでしたか。
僕としては、写真を見ただけでも充分に「女の子同士のラブシーン」だとわかるし
インパクトがあるので、
あえて「レズ」という言葉を使う必要はないんじゃないかな~っと思いました。

ともあれ楽しみ~

「LOVE MY LIFE」ということは、やまじえびねさんの漫画が原作ってことですよね?
大好きです(というか、クオリティー高いビアンを描ける超貴重なメジャー漫画家)。

原作を尊重して作ってくれているだろうから安心して見に行けるし、
主演の二人も可愛くてイチャイチャぶりが楽しみです~♪

「レズ」はもちろん良い気分ではありませんが、おじさん向け紙面だし、
テレビで連呼とかではないから、あまり気になりません。
ちなみに私は「ビアン(または、びあん)」が口にしやすくて好きです。
レズビアンはちょっと長い。今思いましたが、インディアンにも似て人種みたい(苦笑)。

●kuniさん。

やまじえびねさんという方、今回の映画のことではじめて知りました。
有名な方なんですね。表紙の絵がおしゃれだし、読む気をそそられます。

「ビアン」って自称している人、けっこう多いですよね。
こういう言葉が、当事者の間だけではなく世間にも浸透していくといいですよね。
この映画も、その役割を果たすのかも。
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