フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2018-05
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レインボーマーチ札幌体験記003●声と思いと情熱と~半蔵門和己くんの生き方

 も~う、昨日は本当に嬉しかった。あんなに素敵な時間を過ごせるとは思わなかった。昨日過ごした2時間のことは、たぶん一生、思い返すたびに僕を元気付け勇気付け励ましつづける宝物になるだろうと思う。そのくらい、最高の温かさを与えてもらう時間だった。今、思い返してもジワーっと涙が出てくるほどだから、この思いを「熱い」うちに熱いままに書き残しておきたい(笑)。

 ♪ひとつ曲がり角ひとつ間違えてぇ、迷い道く~ねくね~(by渡辺真知子←古っ!)

 札幌に着いて2日目。カプセルホテルは思ったよりも快適で、前日の飛行機の疲れは完全に消え去り気分爽快。昼までは市内のあちこちを散策しました。

 それにしても札幌は思ったよりも手強かった(笑)。碁盤目のように整然と区画整理されて地名が「数字」で表されているというのは、僕のような方向音痴の観光客にとっては逆にわかりづらく憶えにくい。どこの交差点もきっちりと真四角だし、ビルが多くて見晴らしが利かないので「自分が今どこにいて、どこに向かっているのか」を掴むことが難しいのです。ちょっとデパートに入ったりすると、出たときに方向がわからなくなり、同じところをグルグル廻ってしまったりと結構、翻弄されました。

 昼食は札幌に来た観光客としては定番のカニ料理のお店に入り、かに釜飯を食べて「札幌にいるんだ」ということを身体の内部からインプット(笑)。そしていよいよ、実行委員会主催の「レインボーマーチ交流会」に行ってみました。

 なんて素朴でユルユルな交流会(笑)。

 「マムカフェ」という、ビルの2階にある喫茶店スペースに行ってみると、すでに参加者たちが自己紹介を始めていました(ええ、僕は迷ったので遅刻したのです。笑)。受付で実行委員会の方に「呼ばれたい名前を書いてください。ハンドルネームでもいいですよ」とシールを渡されたので、思わず「アカボシ」と書いて参加してしまいました(笑)。いきなり本名を明かすのはやっぱり、まだ自分の中で抵抗があるようです。

 実行委員会の人が4名程と、出席者は10名程。(最終的には15名程)。はじめてパレードに参加する人が多く、緊張した面持ちでこれまでの自分のことや、札幌に来た思いを語っています。実行委員の人が一生懸命雰囲気を和らげようとしているのですが、なんだか「こそばゆ~い真面目な感じ」で会は進行します。「こ・・・呼吸困難になりそう・・・どうしよう・・・」というのが僕の本音(笑)。もともと「歩こう」と決心して札幌に来ている人たちには、改めてパレードの経験談を語る必要はないのでは・・・とも思いましたが、会の一番の目的は「友達づくり」にあるのでしょうし、一人で来て不安な人にとっては関わりやすいイベントなのかな、とも思いました。

 参加者のタイプとしてはゲイが最も多く、次いでレズビアン。MtFトランス志向の人など。20歳のバイセクシュアルの女の子が「私、レインボーマーチのホームページを見つけたとき、感動して泣いたんです」と言いながら本当に涙を流しはじめるという、ものすごく純真かつピュアな場面もあったりして、実行委員会の人たちが最初は驚きながらも、その姿をしっかりと目に焼き付けている表情が印象的でした。「ふわ~っ」とした雰囲気の交流会だったけれど、そうしたちょっとしたことで、僕ら特有の「言葉にしなくてもわかりあえる共通点」が通い合う瞬間が生まれるんだなぁということを発見させてもらいました。
 
 まさかこんな所で会えるとは・・・!

 自己紹介の最中、遅れてきたゲイの方がいました。眼鏡をかけていて滑舌がものすごくはっきりしていて、パンパンと物事を語るその人が名札に記した名前がなんと「半蔵門和己」・・・なに~っ!このブログと相互リンクしている「劇団半端者」の筆者じゃないですかっ!(ほかに絶対ありえない。笑)。そういえば彼は札幌の人だったのですっ!・・・やばい。名札に「アカボシ」なんて書いてるからバレてしまう~(←って、別にいいだろ。笑)。

 休憩時間に僕から声をかけたらやはり気づいていて「まさかここで会えるとはっ!」と感動の対面(?)を果たしたのでした。いやぁ~、僕にとっては「思い描いていたイメージ通りの人」だったので、すごく嬉しかったです。半蔵門さんは僕がこの記事を書いたのを見かけていてくださって、しかも非公開コメントに連絡先まで教えてくれていたのですが、チェックし忘れていたという酷い僕(笑)。彼は札幌の地域コミュニティー放送局で番組を持っていて、この日も夜の7時から生放送があるらしい。しかも翌日のパレードのことを番組で宣伝し、「参加宣言」をするのが恒例になっているという。「これは見にいかなきゃっ!」と強烈に思ったので、予定していた劇団フライングステージの観劇は翌日にずらし、急遽その場から半蔵門さんのスタジオに「見学者」としてお邪魔させてもらうことにしました。

 いきなり仕事場訪問。 
 
 ショッピングセンターの2階にあるコミュニティーFM局のスタジオの席に、ヘッドフォンを付けて座ります。DJは半蔵門さんの他に僕らより世代が上の男性と女性。僕はそんなDJたちの至近距離に座り「えっ、僕はここにいていいわけ?」という夢遊状態のまま夜7時からの本番がスタート。番組は基本的にフリートーク。さっきまでの雑談で出てきたネタを、3人が見事なコンビネーションで5~10分程度の「大人のトーク」として即興で展開するのですが、笑いをこらえるのに大変なほど、それが面白いんです。曲をかけている間は僕も加わって普通に「世間話」をするのですが、トークの時間になると彼らは突如として「DJモード」に切り替わり、曲の間に話していた「なんでもない会話」からヒントを得て、流麗で聴き心地も良くユーモアとペーソスに溢れたトークへと昇華するのですっ!。番組の聴取者からはリアクションのメールが寄せられ、それすらも話題に組み込んで行きます。・・・僕は思いました。「プロの技」とは、こういうことを言うのだと。

 責任

 そしていよいよ半蔵門君の「パレード参加宣言コーナー」の時間に。
 ・・・やっぱり僕は当事者だからでしょうか。聴いていて鳥肌が立つのを抑えることが出来ませんでした。彼はパレードの主旨や目的を上手に的確に説明し、「明日、自分も参加します。赤色の服を着てプラカードを持っている人がいたら、それが僕です」と公言し、そして最後にこう付け加えました。

「これを聴いている人の中にも、同性を好きになっている自分のことを不安に思っている人がいるかもしれません。でも、あなたが聴いているラジオの向こうにも、あなたと同じような人がいます。あなたは、決して一人ではありません。」

 僕、他の人がいなかったら泣いてたかもしれない(笑)。照れくさくてその場ではうまく言えなかったけど、ヘッドフォン越しに聴いた「ON AIR用音声」の半蔵門君の言葉は、当事者である僕にとって心の芯にまで届くストレートで力強い温かいメッセージでした。半蔵門君は普段から「ゲイであること」を隠さずにDJ活動をしているので、心の支えになっている人が少なからずいると思います。その責任をこうして彼は、ちゃんと引き受けて活動しているのです。

 彼の話によれば、こうしたメッセージを発信できる立場になるまでには様々な、周囲や自分との戦いがあったそうです。しかし、そんなことを微塵も感じさせない力強い声で、しっかりとストレートにメッセージを発信している彼の姿を間近で見ることが出来た僕は、本当に幸せ者だと思いました。この日のこの場面のことは、僕がこれから「ゲイとして」の自分を開示して生きて行く時に、何度も思い出されて何度も力付けてくれる記憶になると思います.本当に、本当にありがとうね半蔵門君。

 なぜか出演しちゃったり(笑)

 予定では番組の前半だけを見学させてもらうつもりだったのですが、あまりにも素敵な空間だったのでそのまま、番組終了の夜9時までスタジオに居させてもらいました。そしたら・・・雑談の流れでいきなり、僕もトークに参加することになってしまいました(爆)。「東京から来たアカボシさんで~す」と紹介され、僕が東京でパレードを見て感化され、今、このタイミングで自分としては歩いてみたくなったという思いを喋らせてもらいました。後半30分はそのまま「トーク・チーム」の一員として、札幌でも公開されているという映画「トランスアメリカ」のことなども話したりなんかして。

 まさかそんな展開になるとは思ってもいなかったけど、本当に「この瞬間が永遠に続いていたらいいのに」と感じるほどに素敵な温かさを感じることの出来る体験でした。そして、札幌に来て良かった、このブログを書いていて良かったと心から思い、偶然に導かれたかのような不思議な成り行きに、感謝しました。

 半蔵門君ら「素敵な3人組」で3年間に渡って作り上げてきたこの番組は、局の方針転換でこの秋に終わってしまうそうです。僕は本当に貴重な瞬間を目撃することが出来ました。半蔵門君は「ラジオからしばらく距離を置きたい」と言っていたけど・・・

 半蔵門君。 
 僕から見ると君はまさしく「ラジオの申し子」であり、これほど真剣に「人と人がつながり合う、真のメディアのあり方」を考えて実践している人はなかなかいないと思う。君は一生ラジオを続けるべきだ。そして孤独にさまよう魂を、温かく包み込んで力付け続けるべき人だ。本当にそう思う。
がんばれ!


 半蔵門君は昨夜から今日にかけて、パレードで掲げるプラカードを作っているそうです。これも彼にとっては毎年恒例の「いつものこと」。札幌のパレードって、こういう一人一人の思いが詰まって、しかも「恒例」になっているものなんですね。僕も今日、おもいっきり楽しんできます!。FC2 同性愛Blog Ranking

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コメント

この記事へのコメント

こんばんは。バイセクシャルと書いていて、思ったんですが、だれかれみんなそうじゃないんですか?桃の学生時代とか、よく「もぅ、なんか襲ってしまいそうよぉ~」とか、平気に言われたりしましたし、抱きつかれたり、「我慢してねぇ~」って後ろから押しつぶされて、・・・何かいろいろありましたし、桃は、普通に大人っぽい色っぽい女友達の首筋が妙に女っぽくって、綺麗だなぁ~とも思ったし、いい武器になるなぁ~とも思ったし。

高校時代なんて、私達女クラスだったから、堂々と、胸掴まれたり、スカートめくられたり、
変に誘われたり。でもちゃんと男好きで、ほとんどの人がそうでしたよ。
それを見た普通科が、「実はのぉ~、ワシは、お前が~~~!!」って男同士で
ドキドキし合っている場面あった。でも何も変に感じなかった。みんなそうなんだ。って思った。違うんですかねぇ~??私達の学校がおかしかったの???
なんか、もしかして、桃達が気づいてないだけ???
でも、学年の半分以上が、解放的になって、みんな変わってた。
そして、後ろの方から、「人間みな一緒よ」なんて言ってた。その通りだと思った。
全部をひっくるめれば、人間みな一緒。だけど、普段が違うのぉ??なんてこんな質問失礼ですね

●桃さん。

返事遅くなってごめんなさいね桃さん。
コメントの内容に腹を立てたとかそういうのではなく、札幌に行ったりその前後に
いろいろとバタバタしていたので単純に時間がなくて返事を書きそびれていただけですので
勝手に「さようなら~」しないでくださいね~(笑)。

みんな「バイセクシュアル」的な感覚が多かれ少なかれあるという桃さんの見解は、
半分賛成で半分「そうかなぁ」と思う感じ(笑)。
その辺も、人それぞれいろんな意見があるところだと思いますよ。

どのセクシュアリティに自分が属するのかは、「濃淡」に個人差があると思います。
どこからどこまでが「男」で「ゲイ」で「バイセクシュアル」で・・・&
どこからどこまでは「女」で「レズビアン」で「バイセクシュアル」で・・・っていうのは
きっちりと分類できるものではないと思うし、流動的に移り変わる人だっていると思います。
それを「きっちりとさせようとする」社会の圧力が、人間的な実態に合っていないから
僕らはたまに疎外感を感じてしまうんです。

たとえば僕だって今でこそ「ゲイです」と言ってますが、揺れ動いていた時期もありました。
「この女の子となら付き合えるかも」と感じたこともありますし、
その時にたまたま勇気がなくて踏み出さなかっただけで。
その子と、もしも上手く付き合っていたら、僕は今ここに「GAYです」と名乗ってブログを
書いていないかもしれない(笑)。それは誰にもわからない。

ただ、僕は今現在、男性を好きになっていて女性と付き合うことは難しいし想像出来ないので
「あぁ、自分はきっとゲイと呼ばれるものに属するんだろうなぁ」と思っています。
ただそれだけのことです。
だから僕は「今現在は」バイセクシュアルではありません。
でも、未来永劫そうなのかと言われたら・・・先のことは誰にもわかりませんからね(笑)。

なんとなく・・・

何か逆に考え過ぎて、直球のような質問すると失礼にあたるのかとズット思っていました。桃は、興味で聞いているのかかな?と、自分で、自分の事そう思っていたけど、違う事に気づきました。
もし、周りにそういう人が居たり、もしそういう人と知り合ったりした時にどういう風に接すればいいのか、その枠って、普通と、どっからどこまで違うのか?とか、ちょっとでも人を救う事ができればな、とそういう事でもありました。でもそれを、AKABOSHIさんに聞く事が逆に傷つけるのか・・・(AKABOSHIさんを)。桃は、人を救う事に幸せを感じます。
だから、AKABOSHIさんのブログを読んだ時に、全く自分が、人助けの為に培ってきた癒し方や、前進させる意欲を、持たせたり、慰めたり、誤解を解いたり、力を抜けさせたりするETC...いろんな知恵があったけれど、本気で、悩んでいる人なんてたくさん居るだろうな、と思いました。特に大好きだった、レスリー・チャンさんとか自殺しちゃったし。なんか全く身近でない人でも、そういうので自殺されるのが、悔しい。いろんなパターン(自殺)は、あるけれど、ゲイや、レズの方っていうのは、自分には、全く不得意で。。。何せ、死ぬほどプライバシーの壁作るし、特に下ネタが大嫌いなので、それ相当の話は、全くシャットアウトにしているから、全然分からないし、もしかしたら、普通のクセに普通も分からないかもしれません。でも質問に答えてくれてありがとうございました。
参考にして、そういう方が居て、悩みを抱えていたら、準備万端にして、手を差し伸べる事が出来るよう頑張ろうと思います。ありがとうございました。

●桃さん。

僕、自分がけっこう「直球派」なものだから、
人からも「直球」投げられる方が好きなので、大丈夫ですよ~(笑)。
へんに計算した物言いされる方が、そのことを結構「わかってしまう」ことが多いので
イライラしてしまったりします、実は(笑)。

もちろん、相手がどのような言葉でダメージを受けるのか
最低限の配慮をする必要はあるのでしょうけど
「配慮をしている」ということが伝わりすぎてしまうと、
そのこと自体で逆に傷つけたりすることもありますからね・・・うわっ、難しい~(笑)。

「ゲイの人ってこうなんだ」「レズビアンの人ってこうなんだ」と
パターン化して考える必要はないと思いますよ。
人それぞれ、いろんな人がいると思うし、
人間関係というのはあくまでも「対その人」との関係であって、個別の問題。

「対ゲイ」「対レズビアン」という風に、
カテゴリー分けされたパターンを当てはめた付き合い方をされると
僕の場合は傷つく場合が多いようです。
僕のことを見ているのではなく、その人の「頭の中のゲイ像」を
僕に当てはめているような気がしてしまうから。

・・・こういうことって、僕も無意識のうちに色んな人に対して
やってしまっていることなんですけどね。
出来るだけ、気をつけようと思います。
人と接する時に「色眼鏡」を、自分もかけてしまっていないかどうか。

そうですね

結構傷ついた覚えがあるかもしれないです。頭のマニュアル通りで接しているんだと

思うんですが、違う!!私は、違います。と、叫びたくなるくらいの事ってありましたから、

そうならずに、核の部分の違いだけ気をつけて、その人を見て接するのがいいですね。

そうします。ありがとうございました。

●桃さん。

桃さんのその真剣さと真摯さは「優しさ」として、
ちゃんと伝わると思いますよ~。
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