フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-10
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工藤静香「replay」●アルバム『月影』レビュー02


純情な心は疾うに死んだわ
気が付かないでしょ? 解ってないでしょ?
いい子のままで 泣くだけなんて意味がないの
荒く華奢な感情 求め探る情感
戻れないまま 浮遊しているの あなたを



「replay」
words:愛絵理
music,arrangement:Jin Nakamura


●REVIEW●
「もっと愛して欲しい。」
心の奥底にくすぶる欲望が強くなればなるほど、
思い通りにならぬ苛立ちは強くなる。
一方、そこまで自分を虜(とりこ)にしてくれる相手に出会えたことへの、喜びのようなものも感じられる。

工藤静香本人の作詞だが、ファンにとってはお馴染みの「強がる女」的な言葉が随所に見られる。特にいちばん彼女らしいのが次の言葉。
「いい子のままで泣くだけなんて 意味がないの」
・・・そう強かるのだが、その声はなかなか届かない。
なぜなら
「すぐに抱きしめてよ」
「早く連れて行って」
「私の心 取り戻して」
という言葉が多用されるように、強がるけれど本当は、相手に主導権を握って欲しいのだ。
・・・待っているのだ愛されるのを。
ジリジリしながら(笑)。

~アルバムの一曲目は幻想的なインストゥルメンタル「intro」。
続く2曲目がこの曲なのだが、一転してアップテンポで疾走感のあるアレンジにハッとさせられる。その展開がなんともスリリング。
低音のベースがリズミカルに刻む中、鋭いボーカルが耳に心地いい。
そのクールな疾走感が、重くなりがちな詞をかえって生々しく際立たせる。



?わかっちゃいるけど、自分からは動き出せない。
だけど好きになってしまった状態からは抜け出せない・・・。
こうした感情はかなり身に覚えがあります。そして後悔してばかり(笑)。
待っているだけでは何も動かないわけだから・・・。
問題はプライドなんですよね、プライド。プライドがいつも邪魔をするんです、僕の場合特に。
プライドをかなぐり捨てて素直になれたら、どんなに楽になることか。
・・・しかし、「戻れないまま浮遊している」という表現は凄い。
でもある意味、浮遊している時がいちばん充実して楽しい時なのかもしれなかったりして。

工藤静香の書く詞は絵画的で、抽象的な部分があります。聴き手に答えを強制しないのでイメージを勝手に膨らませることができます。この曲で改めて感じました。
誤読だと感じる人がいても、それはそれでいいんじゃないかと思います。ここはあくまで僕が感じた主観を書いているREVIEWです。




「月影」
information

PONY CANYONサイトで試聴できます。
●「Fe-MAIL」にアルバムについてのインタビューあり。
・・・連載『工藤静香 SHE SEA SEE』Vol.1.2.3.4
Real Guideに動画インタビューあり。
音楽大好き!T2U音楽研究所に「月影」特集ページあり。

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コメント

この記事へのコメント

こんばんは。「わかっちゃいるけど、動き出せない」、相手がノンケならまだしも、ゲイの世界だとこういうのってあんまりないんじゃないかと思ったりします。肉体関係のタイミングが早いからなのか。周囲に知っている人がいない状況(ネットとか)で出会うことが多いからなのか。
自分自身を振返っても、結構ドキドキ好きになって、告げなかったのは、ある集まりで一緒になる人くらいだったかな。周りに共通の友人や知人がいて、躊躇しました。いいなと思った女性に対しても、割合とストレート投げていた記憶はあります。
akaboshiさんの言うプライドって、どんなプライド?

すごいなRYUくん。
たしかに肉体関係では簡単なのかもしれないけど(笑)
精神的な部分ではなかなか・・・。
僕の言うプライドっていうのは、
「自分が好意を持っている」「意識している」という自覚のある人の前では、
ついそれとは逆のそっけない態度をとってしまうということです。
「自分が能動的に好きになっている」ことを見せるのがダメ。
そういう、ちょっとつまらないプライドのことを、ここでは書きました。
要するに・・・リスク回避なんでしょうか、それって(笑)。
でもそういう時の内面というのは「早く気づいてよ」とか「なんで僕はこうなんだ」とか
表には出さない分、かなりドロドロといろんな感情が渦巻いている
・・・この歌の詞みたいな状態です。
僕はあまりゲイのコミュニティーに深入りしていないので
好きになる人はゲイではない可能性のほうが高いのです。
そういうリスクもあるから、余計に臆病になるということは、ある。

ありがとうございます。納得です、リスク回避ですね。相手がゲイかどうかがわからない場合には、素っ気無いというよりも、自分のその感情を抑える方向に力が働くのは仕方ないよね?でも、相手がノンケの可能性大なら、「気づいてよ」と思っても無理だよ、笑。っていうか、気づいたらまずいじゃんみたいな...
僕もコミュニティーには全然コミットしてないんですよ。唯一、いいなと思った人に言えなかった集まり、と言っても今はほとんどつながってないけど。
男性との出会いはインターネットが多かったから、お互いしか知らない世界ですから、直球投げやすいですよね。会って、好きだと言われて舞い上がって、セックスして、捨てられたこともありましたけど、笑。
今、ちょっと気になっている人がいます。まだ会ったことないんだけど。

でも結構、「この人もしかして・・・」と探りを入れながら接するのも
スリルがあって僕は好き(笑)。
気づかれたとしても、そっとしといてくれるケースが多い。
それをひけらかして僕を傷つけるような人のことはきっと、
最初から好きにならないもん。

こんばんは。
レスにある「最初から好きにならないもん。」がとても可愛くて、ちょっとほのぼのしてしまいました。(^^)
それはおいといて。
akaboshiさんの書く静香の記事は、「そうそう!」と頷くところがとても多くて、そう、「痒いところに手が届く」感じが嬉しくなります。
レビューは全曲書くんですよね?
楽しみにしてますねー♪

わかりました。なるべく「痒いところ」を押さえて、言葉にしてみようと思います(笑)。
静香さんは、いろんな意味で危なっかしくて、実は突っ込み所満載なんですよね。
いつもハラハラさせられます。そこが楽しいんだけど(笑)。
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