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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2023-06
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LGBT可視化に向けて017●STN学習会④ 逆にアイデンティティ・クライシス

 ど~も。最近「リブ釜化」進行中のakaboshiです(笑)。TLGP2006の翌日に出席したSTN学習会の記事、間が空いてますがまだ書き続けてますからね~。それにしても「TLGP」だとか「STN」だとか専門用語を駆使できるようになってきたなんて。キャ~!アタシも順調に「リブ釜街道」を驀進中ってことなのねっ!(←無理におネエ言葉使わんでも・・・笑)。

 僕にもクライシスをっ!(笑)

 ILGA報告DVD紹介のあと尾辻かな子さんは、今年の6月のアメリカ視察の話を、写真を紹介しながら話してくれましたよ。6月25日にはサンフランシスコでプライド・パレードを見に行き、パレードやイベント会場の盛況ぶりを見て、思わずこんなことを思ったそうです。
「あまりにもLGBTがたくさんいすぎて、私は今まで何に悩んで来たのかと、逆にアイデンティティ・クライシスになるくらいでした。」

 うわ~。それってどんな感覚なんだろう・・・そういえば日本ではまだ「万単位」のイベントは実現できてませんから、海外に行かないとそのような光景は見ることが出来ないんですよね。僕もそんなクライシスを経験したいなぁと夢見てしまいました。もちろん国内で。

 ちなみに、この時に見た写真と同じものは尾辻さんのブログに掲載されているので、リンクを貼らせていただきます。

Happy Pride! サンフランシスコ・プライド・パレード
プライド・パレード詳細 その1
プライド・パレード その2
プライド・パレード その3
プライド・パレード その4

 あちらのパレードには多くの錚々たる企業がスポンサーとして名を連ね、企業広告のフロートもたくさん参加しているそうです。LGBTマーケットが有望市場として認知されて注目されている証ですね。沿道で見物する人の数も半端ではなかったようで、パレードを見るために尾辻さんは思わず、ゴミ箱の上に乗って、これらの写真を撮影したらしいですよ(笑)。

「子育て同性カップル」がいっぱいいるなんて

 また、Capital Pride Street Festivalの会場では、ゲイやレズビアンらのカップルが子どもを引き連れている姿をたくさん見かけたそうです。こちらの記事の一番下の写真では、ゲイのパパが子どものオムツを換えている瞬間が見事に捉えられています(笑)。

 そういえば映画「トランスアメリカ」の監督であるダンカン・タッカーさんも「子持ちのゲイ」らしいですよ。 北丸雄二さんの隔数日刊 | Daily Bullshit「トランスアメリカ」でインタビューが掲載されています。

「ゲイっていうか、ぼくはぼくに優しくしてくれる人とだったらだれとでも寝るよ(笑)。区別しないようにしてるのさ。」

「いろんな肌の色がある。セクシュアリティとかジェンダーってのも同じ数だけいろんな色があるんだってこと。」

 それにしても、こうやってサバサバと語られると、細かいことでウジウジ悩んでるのがアホらしくなりますね~。自分の信念貫いて、好きな通りに生きている人ってやっぱり素敵です。

 尾辻さんは他にも、アメリカでの様々な経験を話してくれましたが、尾辻さんのブログにたくさん掲載されていますので、そちらをぜひ。写真があるから雰囲気が伝わってきますし、読み応えありますよ~。

PRIDE GUIDE 公式ガイドブック
第2日目(13日) 
3日目(14日)
ワシントン最終日
テキサス。オースティンその2
イクオリティ・プロジェクト・モントレーカウンティ
サンフランシスコ、結婚証明書をめぐって
トランスマーチ
トランスマーチ2 
ダイクマーチ(DYKE MARCH)  
シアトル(6月28日)
シアトル(6月29日)
シアトル(6月30日)

 さて次回は、会の最後に行われた質疑応答でのやりとりを紹介します。FC2 同性愛Blog Ranking


★一枚目の画像は、尾辻かな子著「カミングアウト―自分らしさを見つける旅」です。熱のこもった勢いのある文章が魅力的です。
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コメント

この記事へのコメント

はじめまして。
「探偵ファイル」という情報サイトで記者をしておりますリ・コウジと申します。
最近「レズビアン&ゲイパレード」の記事を書きまして、その関連でネットサーフィンをしてこちらに寄らせて頂きました。

僕もパレードで尾辻さんをお見かけしたのですが、自分のパレードが終わったあともゴール地点で他のフロートを出迎えていたり、とても素敵な方だと思いました。

これからも更新楽しみにしています。

この勢いだと・・・・

来月中旬あたりにさりげない札幌レポートが入っていそうで、TLGPにのんきなお誘いをかけた身としては恐縮の極みです(汗)。
玉野さんに言われるならまだしもakaboshiさんが自ら「リブ釜」って言葉を発するなんて・・・・(笑)。

僕も一歩間違うと日帰りで札幌とか行ってしまいかねない状態ではあるんですがね(苦笑)。パンフレットとかにも書いてありますが、札幌ではエイズで亡くなった方への追悼などの意味をこめて、恒例のレインボーカラー風船飛ばしに白い風船を入れてくれるそうなんで、その話を聞いて微妙に心揺れております。

●探偵ファイル リ・コウジさん。

はじめまして。
幅広くいろんなネタを取り上げてらっしゃるサイトなんですね~。
TLGPの記事が、すごく素直に純粋な視点から書かれていて
嫌味なく読むことが出来ましたよ。知らせてくださってありがとうございます。

尾辻さんにとっては昨年のTLGPが 、はじめて公の場で「レズビアンの議員」であることを
公表した場なので思い入れが強いと思いますよ~。
以前、講演会を聞きに行った時にも「ぜひパレードを見に出かけてください!」と
力説していたのが印象的。行ってみて、力説する理由がわかりました。
言葉ではなく、行ってみないとわからない「凄い感覚」が味わえる
貴重な場なんですよね。どれだけエネルギーを与えられたことか。

●sakuraさん。

あはは・・・一歩間違えられるかどうか、現在各方面と調整中(金銭面もね。笑)。
でも無理は禁物なので微妙な情勢ではありますが。
札幌のパレードは東京とはまた違ったムードとかアット・ホームさがあるみたいで
本当は行きたくてウズウズしてるんですよ~(←リブ釜の血が沸騰中。)

なんか、ちょっとオネエ言葉書いてみただけでも気持ちいいもんなんだと気付きました。
いろんなことを「発散」して言える言語形態みたい、オネエって。
今度、「オネエキャラ」を装って2丁目のゲイバーで
オネエ・トークしてみよっかな~。にわかオネエが何処まで通用するか(爆)。

新しい家族の形として

世界中を旅行し続ける友人は、ヨーロッパでよく見る光景として、ゲイカップルが赤ん坊をベビーカーに乗せて、散歩を楽しんでいる姿をあげています。赤ん坊は、育てられない母親からもらう(養子)そうで、需要と供給の形だそうです。子供を育ててみたいと言うのは、人間の本来の欲求ですし、こうして実行できるのだから、血のつながりにこだわる事も無く、新しい家族の姿が誕生するのですが、日本では難しいでしょうね。


●seaさん。

同性同士でも子どもが持てて、子育ても出来るということを
日本の人たちは単に「見た事がなくて、知らないだけ」なんだと思いますよ。

たとえばドラマや映画で描かれるとか、
企業のイメージCM等でそうしたビジュアルが流れるだけでも一気に浸透すると思うし
海外でそういう光景が増えているのだったら、
日本でも「可視化」して「現実化」するのも、
そう遠い将来の話ではないのではないかと思います。

少しでも早く、人生の選択肢としてそういう道を選べる人が増えるように
まずは我々には、いろんな可能性があるんだということを「知った者」が率先して
情報や知識を広めて行くことが大事。

同性愛カップルには、子どもを持ち育てる自由も、持たない自由もある。
異性愛カップルにも、子どもを持ち育てる自由も、持たない自由もある。
同じこと。

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