北丸雄二さん、よろしくお願いします。

先日「北丸雄二さんの呼びかけに賛同します」 の記事でご紹介したマスメディアへの要望書提出の件ですが、呼びかけ開始から4日でなんと120名を超える賛同者が、北丸さん宛てにメールを送信したそうです。北丸さんのブログ「隔数日刊 | Daily Bullshit」で、その報告と最終確認の記事が掲載されています。
→ありがとう;署名最終結果
今回、要望書の文面がさらに変更されたというので改めて読ませていただいたのですが、ちょっとホロリと来てしまいました。なんでだろう、ス~ッと心の奥に思いが浸透してくるような瞬間があるんですよね。いちばん無防備な部分にまで直接響くかのような言葉の力。こんな風に共鳴できたことが嬉しくもあり、大いなる力を与えてくれたことに本当に感謝です。ちなみに・・・今回僕に浸透してきたのは、この一節でした。
私たちが「示」したいのは、私たちの「性」の話ではありません。
それらもすべて含めた、私たちの「生」のことなのです。

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コメント
この記事へのコメント
北丸さん一体何考えてるんですか。
パレードは特定政治家の宣伝の場じゃないですよ。
政治家が参加することは勝手ですが、それを「署名」の文言に出すとはいったいどういうつもりですか。
パレード参加者は政治的には一枚岩ではありません。
主催者が政治的に中立である、それは当事者の参加を広く促す上で最低の条件です。
ましてや北丸氏は主催者ですらない。
パレードが特定政治家の宣伝を目的とするのなら、来年以降は潰れて結構です。
パレードは特定政治家の宣伝の場じゃないですよ。
政治家が参加することは勝手ですが、それを「署名」の文言に出すとはいったいどういうつもりですか。
パレード参加者は政治的には一枚岩ではありません。
主催者が政治的に中立である、それは当事者の参加を広く促す上で最低の条件です。
ましてや北丸氏は主催者ですらない。
パレードが特定政治家の宣伝を目的とするのなら、来年以降は潰れて結構です。
それと、マスコミは憲法で保障される「表現の自由」の一環として「編集権」をもっています。
その「編集権」に対して、公権力の一翼をなす政治家の名を借りて圧力をかけることは、絶対にあってはならないことです。
以前NHKの「従軍慰安婦」番組に対して圧力をかけたとされるA倍やN川と、ほとんど同じことになってしまいます。
ですから、少なくとも政治家の名前の削除を強く求めます。
その「編集権」に対して、公権力の一翼をなす政治家の名を借りて圧力をかけることは、絶対にあってはならないことです。
以前NHKの「従軍慰安婦」番組に対して圧力をかけたとされるA倍やN川と、ほとんど同じことになってしまいます。
ですから、少なくとも政治家の名前の削除を強く求めます。
●tさん。
北丸さんへの問いかけですが、
僕のブログに書かれていることなので僕の感じたことを書かせていただきます。
(拙いかもしれませんが、とりあえず今、思ったことを。とんちんかんだったらごめんなさい。
北丸さんへ。もしご覧になりましたら、この場を使って意見を書いていただいて結構ですよ。
もし、このコメントをご覧になった皆さんで意見のある方も、お書きください。
このブログは、「横レス」も大歓迎です。)
LGBT問題に関しては党派的な枠組みを越えて連帯できるはずだし、
そうするべきなのではないかと思います。
先日のSTNの学習会で尾辻さんが紹介したアメリカ視察報告の写真にも、
共和党と民主党の議員スタッフがLGBT絡みの活動を連携して行い、
仲良く同じ写真に納まっているものがありました。
そういうことが出来るんだと、とても印象に残りました。
→http://blog.so-net.ne.jp/otsuji/2006-06-15-1(上から4枚目の写真)
われわれがこれから「制度面での不備」を整えて行くには政治家が動くことが不可欠だし、
その際には党派の枠を越えて「政治家個人」としての協力者が出てくるべきです。
さらに、実際に現役の政治家の中にもたくさんいるはずのLGBTの仲間たちが
カミングアウトしないと動いていかないという面もあります。
それが「出来ない」現状を変えるためにも、
カミングアウトしたり協力を表明した政治家が現にいることをアピールすることが
必要なのではないでしょうか。
我々は、どんな党派の中にも必ず一定数はいるのですから。
「あの党派の人が参加しているから協力しない」という発想を持ち、
分裂したり拒否したりするのは得策ではないでしょう。
したがって、パレードは「中立」というよりは
「党派を問わず連帯できる」ことを象徴的に明示する場にして行くべきではないでしょうか。
(すみません。僕の頭ではこの程度が限界です。)
僕のブログに書かれていることなので僕の感じたことを書かせていただきます。
(拙いかもしれませんが、とりあえず今、思ったことを。とんちんかんだったらごめんなさい。
北丸さんへ。もしご覧になりましたら、この場を使って意見を書いていただいて結構ですよ。
もし、このコメントをご覧になった皆さんで意見のある方も、お書きください。
このブログは、「横レス」も大歓迎です。)
LGBT問題に関しては党派的な枠組みを越えて連帯できるはずだし、
そうするべきなのではないかと思います。
先日のSTNの学習会で尾辻さんが紹介したアメリカ視察報告の写真にも、
共和党と民主党の議員スタッフがLGBT絡みの活動を連携して行い、
仲良く同じ写真に納まっているものがありました。
そういうことが出来るんだと、とても印象に残りました。
→http://blog.so-net.ne.jp/otsuji/2006-06-15-1(上から4枚目の写真)
われわれがこれから「制度面での不備」を整えて行くには政治家が動くことが不可欠だし、
その際には党派の枠を越えて「政治家個人」としての協力者が出てくるべきです。
さらに、実際に現役の政治家の中にもたくさんいるはずのLGBTの仲間たちが
カミングアウトしないと動いていかないという面もあります。
それが「出来ない」現状を変えるためにも、
カミングアウトしたり協力を表明した政治家が現にいることをアピールすることが
必要なのではないでしょうか。
我々は、どんな党派の中にも必ず一定数はいるのですから。
「あの党派の人が参加しているから協力しない」という発想を持ち、
分裂したり拒否したりするのは得策ではないでしょう。
したがって、パレードは「中立」というよりは
「党派を問わず連帯できる」ことを象徴的に明示する場にして行くべきではないでしょうか。
(すみません。僕の頭ではこの程度が限界です。)
「中立」「党派を問わず連帯できる」それは言葉の問題ですね。わたしは後者の意味で前者を使っています。
しかるに、「党派を問わず」になってないことが問題じゃないですか。
結果的に当事者以外の政治家(国会議員)は保坂氏一人なんて驚きです。
しかも、それが札幌ではなく、国会のある東京で、ですよ。
国会閉会中+お盆期間中ってことを割り引いてもあまりに酷い。
保坂氏もそうですが、東京が故郷の国会議員だってたくさんいるだろうに。
LGBTフレンドリーな国会議員なら何人でも知っています。一番有名なところでは、HIV+の家西悟参議院議員とかね。
そうでなければ、GID特例法などできるはずがないじゃないですか。
だけど、そういう人たち*すら*呼べなかったっていうのはいったいどういうことなの?
なんらかの「呼べない」理由とか、彼らにしてみれば「出られない」なんらかの理由があった、そう考えるのが自然ではないですか。
2ちゃんねるとか見てると、「パレードはなにが目的かよく分からない」「これだったらレインボー祭りのほうがマシ」という声が聞かれます。もし、例えば差別禁止法の制定やDP法(同性婚法)の制定など政治目的であるのなら、政治家、とくに国会議員には広く参加を求めたり、あらかじめ戦略的にマスコミへ露出を図るべきだったろうし、それができなかったのは、素直に失敗と認めるべきです。
マスコミに責任転嫁している場合ではありません。そんな暇があるのなら、なぜマスコミにほとんど無視されたのか、真剣に反省しましょう。でないと来年はパレード自体がなくなりますよ。
しかるに、「党派を問わず」になってないことが問題じゃないですか。
結果的に当事者以外の政治家(国会議員)は保坂氏一人なんて驚きです。
しかも、それが札幌ではなく、国会のある東京で、ですよ。
国会閉会中+お盆期間中ってことを割り引いてもあまりに酷い。
保坂氏もそうですが、東京が故郷の国会議員だってたくさんいるだろうに。
LGBTフレンドリーな国会議員なら何人でも知っています。一番有名なところでは、HIV+の家西悟参議院議員とかね。
そうでなければ、GID特例法などできるはずがないじゃないですか。
だけど、そういう人たち*すら*呼べなかったっていうのはいったいどういうことなの?
なんらかの「呼べない」理由とか、彼らにしてみれば「出られない」なんらかの理由があった、そう考えるのが自然ではないですか。
2ちゃんねるとか見てると、「パレードはなにが目的かよく分からない」「これだったらレインボー祭りのほうがマシ」という声が聞かれます。もし、例えば差別禁止法の制定やDP法(同性婚法)の制定など政治目的であるのなら、政治家、とくに国会議員には広く参加を求めたり、あらかじめ戦略的にマスコミへ露出を図るべきだったろうし、それができなかったのは、素直に失敗と認めるべきです。
マスコミに責任転嫁している場合ではありません。そんな暇があるのなら、なぜマスコミにほとんど無視されたのか、真剣に反省しましょう。でないと来年はパレード自体がなくなりますよ。
横レス失礼します。
tさんのコメント、拝見しました。勉強不足ですが北丸氏に賛同した者の一人として意見を述べます。北丸氏はじめ賛同者の多くはもちろん『特定政治家の宣伝』を意図してはいなかったとしても、結果的にそのような印象をお持ちになった方もおられた。それはご指摘のとおりパレードの真の目的が広く定義されていなかったため、解釈も自由になる。そこへ事後の申請には政治やマスコミへの要求が、確固とした意思をもって語られれば『え?結局そこへアピールしたかったの?』と目的と手段の不一致を感じられてもおかしくない。私は北丸氏の意向に賛同します。ですがtさんのご指摘の『目的を明確にした』上での実施が、
マスという世界に打って出るには必要だったとも感じます。つまり、参加者や当事者の皆さんは数年続いているということもあり、仲間うちでは目的の共有化がされていたはず。でも当事者だけの目的共有化は、非マスです。マスに求めるなら、事前にマスな動きが(いわゆるパブリシティやネゴシエーション)必要だったかもしれません。その結果、一誌も報道しなかった、となったら充分反論の余地ありです。
確かに何も知らない人から見たらパレードの深い意味は知る由もないかもしれません。
目的のマス化が必要だったかもしれません。
しかし私が勉強不足なだけで、事前のマスへの対応も充分されていたということであれば参加者・当事者の方々への大変な非礼になります。その場合改めてお詫び申し上げます。支離滅裂ですが私見は『署名に賛同したことに後悔はないが、価値ある反省点もあった』ということになります。失礼しました。
マスという世界に打って出るには必要だったとも感じます。つまり、参加者や当事者の皆さんは数年続いているということもあり、仲間うちでは目的の共有化がされていたはず。でも当事者だけの目的共有化は、非マスです。マスに求めるなら、事前にマスな動きが(いわゆるパブリシティやネゴシエーション)必要だったかもしれません。その結果、一誌も報道しなかった、となったら充分反論の余地ありです。
確かに何も知らない人から見たらパレードの深い意味は知る由もないかもしれません。
目的のマス化が必要だったかもしれません。
しかし私が勉強不足なだけで、事前のマスへの対応も充分されていたということであれば参加者・当事者の方々への大変な非礼になります。その場合改めてお詫び申し上げます。支離滅裂ですが私見は『署名に賛同したことに後悔はないが、価値ある反省点もあった』ということになります。失礼しました。
追記
論点からずれているかもしれません。特に自分が感じた所見で書いてしまいましたので政治的な点においての論点でないこと御断りしておきます。
こんにちは
やっとつながった。
いまフランスのツールというところの田舎のお城に来ているので、インターネットのアクセスが大変なんです。これもすぐ終ってしまう。
ということで、手短にちょっとだけ。
パレードの実行委員会は2度もメディア向けに案内を出しています。その他にも懇意の記者たちにも声をかけています。
tさん、私にもメールを下さって、ここで返事をするのもなんだけど、来月、東京に行きます。
お会いしてお話ししましょう。それは可能かな?
あなたの文面から察するに、いろいろと絡まっているようだ。
政治家の名前を出したのは、それが事実だからです。
わたしは、事実を書き残したい。記録ですからね。
そこに、どんな「権力」が発生するかにも自覚的です。
で、その自覚によれば、そんな権力など、今回の相手にしている権力に相対して、それは問題にするに値しない。こういうのは相対関係で行う。わたしたちには、そういう力を総動員してもやらねばならぬことがある。それを戦略といいます。戦略もなく、戦えない。その戦略の幅です。
ですから、わたしは賛同する人に賛同してくださいと戦略的に訴えた。
この戦略に賛同しない人は、賛同しない形での別の戦略を立てればいいだけの話です。
ということで、わたしの東京滞在は9月の12日くらいから2週間。
tさん、わたしにいいたいことがあるならメールでご連絡下さいね。
いまフランスのツールというところの田舎のお城に来ているので、インターネットのアクセスが大変なんです。これもすぐ終ってしまう。
ということで、手短にちょっとだけ。
パレードの実行委員会は2度もメディア向けに案内を出しています。その他にも懇意の記者たちにも声をかけています。
tさん、私にもメールを下さって、ここで返事をするのもなんだけど、来月、東京に行きます。
お会いしてお話ししましょう。それは可能かな?
あなたの文面から察するに、いろいろと絡まっているようだ。
政治家の名前を出したのは、それが事実だからです。
わたしは、事実を書き残したい。記録ですからね。
そこに、どんな「権力」が発生するかにも自覚的です。
で、その自覚によれば、そんな権力など、今回の相手にしている権力に相対して、それは問題にするに値しない。こういうのは相対関係で行う。わたしたちには、そういう力を総動員してもやらねばならぬことがある。それを戦略といいます。戦略もなく、戦えない。その戦略の幅です。
ですから、わたしは賛同する人に賛同してくださいと戦略的に訴えた。
この戦略に賛同しない人は、賛同しない形での別の戦略を立てればいいだけの話です。
ということで、わたしの東京滞在は9月の12日くらいから2週間。
tさん、わたしにいいたいことがあるならメールでご連絡下さいね。
すっきりしました!
>パレードの実行委員会は2度もメディア向けに案内を出しています。その他にも懇意の>記者たちにも声をかけています。
これで私もすっきりです。そして充分措置を取られていたことを教えてくださり北丸さんに感謝です。関係者の皆様、失礼しました。『記録に残したい』。ジャーナリスト魂感じました。
ここでレスしてくださったこと、ほんとにうれしく感謝いたします。
これで私もすっきりです。そして充分措置を取られていたことを教えてくださり北丸さんに感謝です。関係者の皆様、失礼しました。『記録に残したい』。ジャーナリスト魂感じました。
ここでレスしてくださったこと、ほんとにうれしく感謝いたします。
>パレードの実行委員会は2度もメディア向けに案内を出しています。その他にも懇意の記者たちにも声をかけています。
あ、そうなんですか、それは失礼。でも、そうだとしたら、事前のPRにもかかわらず、マスメディアにほとんど無視されたのは、ある意味「真っ当な評価」とも思えますね。
(ちなみにメディアが完全無視、というのはあたっていません。APとロイターが「写真とキャプション」のみを配信したことは存じ上げています。しかしテキストは没のようです)
同じ日に東京・お台場で行われたコミケが数十万人の動員しているのに、TLGPは「わずか」4千人足らず。しかも動員した政治家が(当事者を除けば)保坂氏一人。それじゃ、ニュースバリューが低い、と判断されてもやむをえないと思います。それに今年は去年のような「日本初の同性愛政治家カムアウト」という「売り」もなかったですしね。
保坂さんは有能な政治家であり尊敬していますけど、「共謀罪」「死刑廃止」などについての彼の活動ですらほとんどメディアからは無視されているのに、これだけが取り上げられるということもないと思います。
で、最大の疑問なんですけど、なんで主催者でもないあなたがこんなことしてるのですか?
「ジャーナリストの売名行為」
という声もちらほら聞きますよ。実際私の周りでは署名を断った人間が少なくありません。
すでに終わったことを蒸し返したり、私なんかを説得するより、こういった「サイレント・マジョリティ」の声を丹念に拾い、来年への教訓にしてほしいですね。
パレードが本当に今の形でいいのだろうか、ということも含め。
今年ですら、去年は行った寄付を断ったという人もいますし、この調子だと来年はもっと厳しいことになるでしょう。
あ、そうなんですか、それは失礼。でも、そうだとしたら、事前のPRにもかかわらず、マスメディアにほとんど無視されたのは、ある意味「真っ当な評価」とも思えますね。
(ちなみにメディアが完全無視、というのはあたっていません。APとロイターが「写真とキャプション」のみを配信したことは存じ上げています。しかしテキストは没のようです)
同じ日に東京・お台場で行われたコミケが数十万人の動員しているのに、TLGPは「わずか」4千人足らず。しかも動員した政治家が(当事者を除けば)保坂氏一人。それじゃ、ニュースバリューが低い、と判断されてもやむをえないと思います。それに今年は去年のような「日本初の同性愛政治家カムアウト」という「売り」もなかったですしね。
保坂さんは有能な政治家であり尊敬していますけど、「共謀罪」「死刑廃止」などについての彼の活動ですらほとんどメディアからは無視されているのに、これだけが取り上げられるということもないと思います。
で、最大の疑問なんですけど、なんで主催者でもないあなたがこんなことしてるのですか?
「ジャーナリストの売名行為」
という声もちらほら聞きますよ。実際私の周りでは署名を断った人間が少なくありません。
すでに終わったことを蒸し返したり、私なんかを説得するより、こういった「サイレント・マジョリティ」の声を丹念に拾い、来年への教訓にしてほしいですね。
パレードが本当に今の形でいいのだろうか、ということも含め。
今年ですら、去年は行った寄付を断ったという人もいますし、この調子だと来年はもっと厳しいことになるでしょう。
もちろん、次回のために
北丸さんの呼び掛けに応えさせて頂いたものとして、件の要望書アクションは、次回のパレード(きっと開催されると信じておりますが)からは、パレードそのものの一層の顕在化を重視して、報道メディアそしてネットメディア対策、こうしたことに、もっと力を割こうとの姿勢に繋がることだろうと考えています。
それを行うのは、誰あらん、もちろん、俺たちLGBTなのですが。
とくに、報道に携わっておられるLGBT当事者への、懸命な説得を含んでいるとも想います。
t さんのご意見は、まだまだ未成熟な東京L&Gパレードを、将来に向け、今後どうやって育んでいったら良いのかとの、建設的提起であると捉えたいです。
すべては、申すまでもなく、次回……のために。
そのためのアクションに、他なりませんもの。
それを行うのは、誰あらん、もちろん、俺たちLGBTなのですが。
とくに、報道に携わっておられるLGBT当事者への、懸命な説得を含んでいるとも想います。
t さんのご意見は、まだまだ未成熟な東京L&Gパレードを、将来に向け、今後どうやって育んでいったら良いのかとの、建設的提起であると捉えたいです。
すべては、申すまでもなく、次回……のために。
そのためのアクションに、他なりませんもの。
第三者が(パレードを取り上げなかった)マスコミに「八つ当たり」するより、まず、
主催者が今回のパレードについて総括すべき
じゃないですか。
主催者がその反省点を踏まえたうえで、自らの責任でマスコミに「お願い」するのだって、当然ありだと思います。しかるに、今のままでは、ジャーナリストと一部政治家の自己宣伝にしか思えません。
なお、マスコミは今回の「お願い」には100%応じませんよ。だって、(間接的とはいえ)政治家の圧力に屈して一度没にした報道を復活させたなんて悪しき前例を作ったら、それこそ報道機関として取り返しのつかないことになるからです。
来年?それは来年考えればいいではないですか。おそらくパレードのあり方(体制・方式など)が変わるでしょうし、変わらなければ来年はないと思います。そのとき、今年の反省を踏まえてPR活動などを行えばいいのであって、もうすでに終わったことを蒸し返すのはあまりに非生産的です。
主催者が今回のパレードについて総括すべき
じゃないですか。
主催者がその反省点を踏まえたうえで、自らの責任でマスコミに「お願い」するのだって、当然ありだと思います。しかるに、今のままでは、ジャーナリストと一部政治家の自己宣伝にしか思えません。
なお、マスコミは今回の「お願い」には100%応じませんよ。だって、(間接的とはいえ)政治家の圧力に屈して一度没にした報道を復活させたなんて悪しき前例を作ったら、それこそ報道機関として取り返しのつかないことになるからです。
来年?それは来年考えればいいではないですか。おそらくパレードのあり方(体制・方式など)が変わるでしょうし、変わらなければ来年はないと思います。そのとき、今年の反省を踏まえてPR活動などを行えばいいのであって、もうすでに終わったことを蒸し返すのはあまりに非生産的です。
●北丸雄二さん。
フランスからの書き込み、ありがとうございます。
まだ「半クローゼット状態」である僕にとっては、北丸さんが実名でバリバリと
「ゲイとして」の表現活動をジャーナリストとして行っているというだけで、
すごく勇気をもらっています。
僕はこのブログを始めるまで、ゲイ雑誌を丹念に読み込んだりしたことが無かったために
北丸さんの存在を昨年の12月まで知りませんでした。
「yes」創刊号での「アメリカのゲイ・メディア」を紹介する記事ではじめて名前を知って
「これを取材した人は何者なんだ?」と興味を持ち、北丸さんのブログの存在を知りました。
このような表現活動を行っている人がいるというだけで本当に驚いたし、
パーッと未来が拓けて来るかのような感じがしたのを憶えています。
「売名行為」と言われようが気にすることはありません。まだ「有名性」が足りなすぎる位です。
北丸さんのような方がどんどん有名になって行くことは大歓迎だし、
そのためにサポートしたり後押ししたり、応援するのが現段階の僕らにとっては
必要なことであり、世間への意思表示にも繋がると思います。
もちろん、今回の連名者募集も、ジャーナリストである北丸さんならではの「戦略」であると
重々承知の上で、賛同させていただきました。
マスメディアの社会部長や報道局長のデスクには、こうした要望書は各団体から
四六時中届いているでしょうから、効果がどれほどあるかはわかりません。
しかし北丸さんの呼びかけ=アクションによって「連名者」に名を連ねようと
実際に「動いた人たち」が100名以上いたという事実は、長い目で見れば
とても大きな成果になると思います。
こうした、ちょっとしたことの積み重ねが、やがて実を結ぶときが来るのです。
小さなことをおろそかにしていては、大事は成せません。
日本社会におけるLGBT可視化の現状は、依然とても未成熟な状況にあるのですから
これからも地道に小さなことを積み重ねるしかないのです。
「圧力」というのは、「権力を持つ側」がそのことを自覚しながら、
自分よりも「権力を持たざるもの」に対して巧妙に「裏をかきながら」行うことだと思います。
NHK「ETV特集」の問題の際の、政治家の行動はその典型例です。
(いくらでも言い逃れの出来る方法で、巧妙に行われました。)
今回のアクションは、「明らかに権力を持たない側」(=可視化すらまだ覚束ない側)が
ストレートに正攻法で行うものであり、
「明らかに強大な権力を持つ側=マスメディア」にとってはちっとも圧力にはならないでしょう。
それは表面的な捉え方では「非生産的」なのかもしれませんが、
そのような発想で「非生産的」なものを否定すると、
この世の中における表現活動や芸術表現は「要らないもの」になってしまいます。
本当に生産的なこととは、簡単には目には見えない形で、簡単には解釈出来ない形で
じわじわと浸透するように広がるものなのかもしれません。
それは、現在のTLGPのあり方にも通じるかと思います。
わかりやすい「政治的主張の込められた言葉」では到底語りきれない様々な豊かなものが、
あの「パレード」という積極的に作り出されたアクション(表現活動)には溢れかえっています。
言葉よりも、そちらの方が人の根源の部分に浸透するメッセージとなり得るし、
長い目で見ればより大きな影響力を持つのです。
政治的主張を直裁に語ることのみが「生産的」なのではありません。
人は、もっと違う部分で響き合うことの出来る豊かな存在であるはずです。
今回の北丸さんの呼びかけがもたらした効果にしても、そうです。
もし呼びかけが社会部長たちに「読まれなかったとしても」、決して無駄ではありません。
結果的に、当事者たちに実名を公表してまで連名者として名を連ねるという
「アクションを促す」=「挑発する」という、あの働きかけそのものから生まれ得た
様々な派生効果に、僕は可能性を感じました。
そして、きっとそういう流れに通じるだろうという予感がしたから、
僕は賛同させていただきましたよ。
これは表現活動なんです。すぐには実を結ばないかもしれないけれど、
確実に一粒ずつ種が撒かれている段階なんです。
僕らはまだ、そんなに強い存在ではありません。
まだ「半クローゼット状態」である僕にとっては、北丸さんが実名でバリバリと
「ゲイとして」の表現活動をジャーナリストとして行っているというだけで、
すごく勇気をもらっています。
僕はこのブログを始めるまで、ゲイ雑誌を丹念に読み込んだりしたことが無かったために
北丸さんの存在を昨年の12月まで知りませんでした。
「yes」創刊号での「アメリカのゲイ・メディア」を紹介する記事ではじめて名前を知って
「これを取材した人は何者なんだ?」と興味を持ち、北丸さんのブログの存在を知りました。
このような表現活動を行っている人がいるというだけで本当に驚いたし、
パーッと未来が拓けて来るかのような感じがしたのを憶えています。
「売名行為」と言われようが気にすることはありません。まだ「有名性」が足りなすぎる位です。
北丸さんのような方がどんどん有名になって行くことは大歓迎だし、
そのためにサポートしたり後押ししたり、応援するのが現段階の僕らにとっては
必要なことであり、世間への意思表示にも繋がると思います。
もちろん、今回の連名者募集も、ジャーナリストである北丸さんならではの「戦略」であると
重々承知の上で、賛同させていただきました。
マスメディアの社会部長や報道局長のデスクには、こうした要望書は各団体から
四六時中届いているでしょうから、効果がどれほどあるかはわかりません。
しかし北丸さんの呼びかけ=アクションによって「連名者」に名を連ねようと
実際に「動いた人たち」が100名以上いたという事実は、長い目で見れば
とても大きな成果になると思います。
こうした、ちょっとしたことの積み重ねが、やがて実を結ぶときが来るのです。
小さなことをおろそかにしていては、大事は成せません。
日本社会におけるLGBT可視化の現状は、依然とても未成熟な状況にあるのですから
これからも地道に小さなことを積み重ねるしかないのです。
「圧力」というのは、「権力を持つ側」がそのことを自覚しながら、
自分よりも「権力を持たざるもの」に対して巧妙に「裏をかきながら」行うことだと思います。
NHK「ETV特集」の問題の際の、政治家の行動はその典型例です。
(いくらでも言い逃れの出来る方法で、巧妙に行われました。)
今回のアクションは、「明らかに権力を持たない側」(=可視化すらまだ覚束ない側)が
ストレートに正攻法で行うものであり、
「明らかに強大な権力を持つ側=マスメディア」にとってはちっとも圧力にはならないでしょう。
それは表面的な捉え方では「非生産的」なのかもしれませんが、
そのような発想で「非生産的」なものを否定すると、
この世の中における表現活動や芸術表現は「要らないもの」になってしまいます。
本当に生産的なこととは、簡単には目には見えない形で、簡単には解釈出来ない形で
じわじわと浸透するように広がるものなのかもしれません。
それは、現在のTLGPのあり方にも通じるかと思います。
わかりやすい「政治的主張の込められた言葉」では到底語りきれない様々な豊かなものが、
あの「パレード」という積極的に作り出されたアクション(表現活動)には溢れかえっています。
言葉よりも、そちらの方が人の根源の部分に浸透するメッセージとなり得るし、
長い目で見ればより大きな影響力を持つのです。
政治的主張を直裁に語ることのみが「生産的」なのではありません。
人は、もっと違う部分で響き合うことの出来る豊かな存在であるはずです。
今回の北丸さんの呼びかけがもたらした効果にしても、そうです。
もし呼びかけが社会部長たちに「読まれなかったとしても」、決して無駄ではありません。
結果的に、当事者たちに実名を公表してまで連名者として名を連ねるという
「アクションを促す」=「挑発する」という、あの働きかけそのものから生まれ得た
様々な派生効果に、僕は可能性を感じました。
そして、きっとそういう流れに通じるだろうという予感がしたから、
僕は賛同させていただきましたよ。
これは表現活動なんです。すぐには実を結ばないかもしれないけれど、
確実に一粒ずつ種が撒かれている段階なんです。
僕らはまだ、そんなに強い存在ではありません。
どうも
ネットには入れるんだけどメールが出せない。ということで、仕事がさっぱり終わらない北丸です。
akaboshiさんのおっしゃるように、これははんぶん、コミュニティ内部向けの行動です。こんなこと書いちゃあれですけどね、いってみれば、こんなこともできるんだよという、いっしゅの思考実験みたいなものでもあり、じっさいにそれでメディアがどう動くかは、それは向こうの問題であって、私たちの手からは既に離れている。で、動かなかったらまた何かすればいいんですわ。
メディアってね、「媒体」って意味でしょ?
あれは、つまり、はんぶん私たちのものなの。
新聞もテレビも、みんな私たちのお金ではんぶんできている。
「独立」した報道機関っていうけれど、独立しているのは「権力」からの独立であって、「私たち」読者や視聴者という、一般市民という幻想からの独立ではないんだね。だから、むしろメディアは私たちの声を求めてるわけさ。で、それを取捨選択する自由はもちろん、そのメディアを運営している連中にあるけど、それもそれこそ「一枚岩」ではないから、そのへんはこちらが考えてもあまり意味がないというか関係ないというか、向こうが考えることで、こっちにははんぶんどうでもいいんだよ。ま、社内はかなり適当なんですよね、裏の話をすると(笑)。こんなことで会議なんかしないし。
いやいや、もちろん今回のは手紙を出すだけじゃなく、こんど東京に行ったら知己の連中(もうみんなエライさんだけど)の何人かとも個人的に話してみますわ。むしろね、そういう何気ない個人の一言、たとえばデスクとかがさ、その当日に遊軍の若い記者に、「おい、そういや、きょう、なんだっけ、あのゲイとかなんとかの、なんかあったんじゃなかったっけか? おまえ、それちょっと見てこいや」で決まっちゃうの。そういう環境をもっと社内で作れや、って話なのね。そういうことを言う部長やデスクを増やせや、って話。気づいてる人は気づいてでしょうが、あの手紙、お願い、とか書いていながら、実際はお願い口調じゃないでしょ? 文体としてはむしろ、考えれよ、おまえら、って感じ。なぜならね、さっきもいったように、メディアって、私たちのもんだから。
だからね、結論としては「メディア」ってのは使われてなんぼのもん、ってこと。そのへん、よく勘違いされているようだけど。内部で働いていると、ぎゃくに「みんな、なんか言ってよ」って思ってるもんです、良識的なジャーナリストはね。だから言ってやればいいんですよ。根気よくね。励ましてやるの、現場の記者たちを。
で、わたしの「売名行為」って話ですが、まあ、これで売名できればなあ、ってマジ思ってますわ。あは。
売名できればもっと効果的なんだが、くそ(笑)。売って下さい、どんどん。プリーズ。
ということで、やっぱりダメでしたか。
むずかしいね。
残念。
akaboshiさんのおっしゃるように、これははんぶん、コミュニティ内部向けの行動です。こんなこと書いちゃあれですけどね、いってみれば、こんなこともできるんだよという、いっしゅの思考実験みたいなものでもあり、じっさいにそれでメディアがどう動くかは、それは向こうの問題であって、私たちの手からは既に離れている。で、動かなかったらまた何かすればいいんですわ。
メディアってね、「媒体」って意味でしょ?
あれは、つまり、はんぶん私たちのものなの。
新聞もテレビも、みんな私たちのお金ではんぶんできている。
「独立」した報道機関っていうけれど、独立しているのは「権力」からの独立であって、「私たち」読者や視聴者という、一般市民という幻想からの独立ではないんだね。だから、むしろメディアは私たちの声を求めてるわけさ。で、それを取捨選択する自由はもちろん、そのメディアを運営している連中にあるけど、それもそれこそ「一枚岩」ではないから、そのへんはこちらが考えてもあまり意味がないというか関係ないというか、向こうが考えることで、こっちにははんぶんどうでもいいんだよ。ま、社内はかなり適当なんですよね、裏の話をすると(笑)。こんなことで会議なんかしないし。
いやいや、もちろん今回のは手紙を出すだけじゃなく、こんど東京に行ったら知己の連中(もうみんなエライさんだけど)の何人かとも個人的に話してみますわ。むしろね、そういう何気ない個人の一言、たとえばデスクとかがさ、その当日に遊軍の若い記者に、「おい、そういや、きょう、なんだっけ、あのゲイとかなんとかの、なんかあったんじゃなかったっけか? おまえ、それちょっと見てこいや」で決まっちゃうの。そういう環境をもっと社内で作れや、って話なのね。そういうことを言う部長やデスクを増やせや、って話。気づいてる人は気づいてでしょうが、あの手紙、お願い、とか書いていながら、実際はお願い口調じゃないでしょ? 文体としてはむしろ、考えれよ、おまえら、って感じ。なぜならね、さっきもいったように、メディアって、私たちのもんだから。
だからね、結論としては「メディア」ってのは使われてなんぼのもん、ってこと。そのへん、よく勘違いされているようだけど。内部で働いていると、ぎゃくに「みんな、なんか言ってよ」って思ってるもんです、良識的なジャーナリストはね。だから言ってやればいいんですよ。根気よくね。励ましてやるの、現場の記者たちを。
で、わたしの「売名行為」って話ですが、まあ、これで売名できればなあ、ってマジ思ってますわ。あは。
売名できればもっと効果的なんだが、くそ(笑)。売って下さい、どんどん。プリーズ。
ということで、やっぱりダメでしたか。
むずかしいね。
残念。
●北丸雄二さん。
マスメディアの実態を身をもって体験し、知っている北丸さんだからこそ
出来ることってあると思うし、そういう人がオープンに活動しているということは、
とても価値のあることだと思います。
各分野で同じようにオープンな人が増え、中枢に食い込めるようになったら
LGBTの状況の変化も加速度が増すのでしょう。
メディアが「みんな、なんか言ってよ」と思っているんだとしたら、どんどん言うべきですね。
言わないから「それで良かったのか」ということになって流れて行ってしまう。
マスメディア内部に、依然として良識的なジャーナリストがいることを信じて
声を出していくことが大切なんですね。
出来ることってあると思うし、そういう人がオープンに活動しているということは、
とても価値のあることだと思います。
各分野で同じようにオープンな人が増え、中枢に食い込めるようになったら
LGBTの状況の変化も加速度が増すのでしょう。
メディアが「みんな、なんか言ってよ」と思っているんだとしたら、どんどん言うべきですね。
言わないから「それで良かったのか」ということになって流れて行ってしまう。
マスメディア内部に、依然として良識的なジャーナリストがいることを信じて
声を出していくことが大切なんですね。
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