フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-09
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「男性の性教育は機会が奪われてきた」と語る際にもやはり欠けている視点

 国際基督教大学ジェンダー研究センター『AAA Dialogues-アカデミズム・アクティビズム・アートから語るCGSのこれまでとこれから』終了。僕は、これまでの自分の活動とCGSとの関わり、レインボー・アクションの活動や映像作家としての活動にどのように関連してきたかを語らせていただきました。また、センター長の田中かず子先生は、来年3月で定年退職されるとのこと。「次」を担っていく人々への橋渡しの意味付けも含まれた会でした。

 午前中のセッションに参加された村瀬幸浩さんは「男子の性教育」の必要性を訴える活動をしてこられた方。そういった話を直接聴いたのは初めてで驚くことが多くありました。なんでも、性に関しての悩み相談に電話をかけてくるのは「1:9」で、圧倒的に「男」が多いそうなんです。

★村瀬さんの著書として本人が言及されていた本『男性解体新書―柔らかな共生と性教育の革新のために』

「男は性についてまともに学習するチャンスがなかった」
「男性の性教育は卑猥、猥褻、過激と批判される」
「ヘテロセクシュアル男性が『幸せ』かというと、全然そうではない」
「学ぶことで男子の性は変わる」
「『加害の性、攻撃の性』に立たされている男が変わらなければ関係は破綻するばかり」などの発言が特に印象に残りました。

 また、高校生「男子」の射精に関する意識調査では3割が「ひどいもの」(気持ちいいとは思えない)と回答。2割程度の男性が、自分の性に関して肯定的ではないという結果が出たそうです。つまり、教育の機会がなくAV等からしか「セックス観」や「女性の性に関するイメージ」が得られない男性の性教育のお寒い現状を問題提起されていました。

 そして、「性的知性」を身に着けるチャンスを奪われている「男」の「性嫌悪」「性回避」は際限ない暴力や凌辱に繋がり得るとも語っておられたのですが、聴いていて、セクシュアルマイノリティの存在を想定した物言いが出てこないことが非常に物足りなく感じました。今後、繋がりを作っていきたい分野です。

 質疑応答でも発言して伝えたのですが、たとえば同性愛者は「自分の身体が性的指向の対象でもあり得る」ので、異性愛者とは「自分の身体」に対する感覚が違うのではないかと思うのです。そういった視点も入れたうえで「『男』の性教育」について語られないと、それはヘテロ規範内での語りでしかないと思います。

 また、射精への忌避感、自分の身体への忌避感はトランスジェンダーやGIDの立場や視点からすると別の語り方が必要になってくると思います。「射精をしなくても済むようになったことで、救われたような感覚を持った」というMtFさんの話を思い出し、そう思いました。FC2 同性愛 Blog Ranking
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