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フツーに生きてるGAYの日常

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2023-10
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第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭映像公開22●『ふつうの家』上映後・主催監督鼎談6●人は思想で繋がるものに非ず



 5月3日(木)と4日(金)に開催しました第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭。「部落」「女性」「ゲイ」さまざまなステレオタイプで眼差される機会の多い「マイノリティ当事者」としての立場を意識しながらドキュメンタリー映画を製作してきた監督3名で企画し、2日間で6本の作品の上映とトークを行いました。

 5月4日(土)の3本目として上映されたのは上川多実さんの『ふつうの家』。上映後には、映画祭を締めくくる意味合いも込めて「上映活動を通じて感じたマイノリティ/マジョリティ視点」というトークを、主催監督3名で行いました。その模様をご覧ください。

『ふつうの家』上川多実・根来祐・島田暁6●人は思想で繋がるものに非ず

第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭 PLAYLIST



第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012『ふつうの家』上映後トーク
「上映活動を通じて感じたマイノリティ/マジョリティ視点」
2012年5月4日(木)なかのZERO視聴覚ホールにて収録。

●スピーカー:上川[長谷川]多実、根来祐、島田暁

上映作品
●『ふつうの家』
(監督:長谷川[上川]多実 2000年/45分/DV。3日13:30、4日19:00上映)
・・・部落解放同盟の専従職員として解放運動の先頭に立つ両親を持つ多実は、幼い頃から"解放運動家の娘"を演じてきた自分に苛立ちを覚えていた。「運動は構わない。しかし、それを家庭に持ち込んで欲しくない。私は普通の家に住みたい」そう思った彼女は、"居間では解放運動の話題を口にしない"というルールを作る。だが、それは暫くすると­破られ、多実は自分や家族を見つめ直す為に家を出る。
・映画美学校主催『1st Cut』ドキュメンタリープログラム、森達也の夜の映画学校、<ヤマガタ+>映画祭「にっぽん新・記録宣言!」上映。

監督プロフィール:
●上川(長谷川)多実
・・・映画美学校在学中の2000年に「ふつうの家」を制作。現在は映画制作からは離れ、都内で子育て中。部落問題をはじめとするマイノリティについて生活者の視点から考え、動いていくことがライフワーク。部落問題の講演やブログ「いーこんこん あやこんこん」、ウェブサイト~「わたし」から始まる「部落」の情報発信サイト『BURAKU HERITAGE~』などでのんびり活動中。
http://www.burakuheritage.com/

聞き手(他作品監督)プロフィール:
●根来祐(ねごろゆう)
・・・岡山県倉敷市生まれ。二十歳から十年近く摂食障害を経験。数年自助グループに参加。映画、テレビドキュメンタリーの仕事を経てフリーに。97年に依存症をテーマに短編を三本制作。01年に摂食障害を扱った長編ドキュメンタリーを制作。祖母、母、自分の世代の労働とライフスタイルを並べた「her stories」などがある。消費と依存、モラトリアムと成熟拒否、身体、サブカルチャーにおける女子文化、労働行政と移民政策など様々なテーマで作品制作を続けている。
http://d.hatena.ne.jp/negorin/

●島田暁
・・・2005年より「akaboshi」名義でブログ『フツーに生きてるGAYの日常』を開始。YouTubeと連動しながら主に日本のセクシュアルマイノリティに関する情報を発信。2007年『No Border~世界のLGBTからのメッセージ』(尾辻かな子さんと共同監督)、2009年『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』。共に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映。2010年「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」共同呼びかけ人。翌年、集会やデモを行った後に改名した「レインボー・アクション」代表。2011年、座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルで『しみじみと歩いてる』奨励賞受賞。
http://akaboshi07.blog44.fc2.com/

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