フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-11
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たかがテレビ013●「松本清張スぺシャル・指・スターになりたい!他人蹴落とし、誰とでも寝るわ貧乏は嫌なの!大女優になるためならレズだって、殺人だって!?」感想(分析編)

 ↑・・・すごいですね~これ、番組のタイトルです。
 先日も取り上げた後藤真希さん主演の2時間ドラマなんと放送当日の新聞のテレビ欄には、このように長ったらしい無神経なタイトルが掲載されていました。背景には、火曜夜9時代の「視聴率バトル」があったようです。

        (△読売新聞2/22テレビ欄下に掲載された広告。 )

 近年、細木数子サマに説教されたがりな「迷える子羊」が急増したおかげで、火曜夜9時代の視聴率争いは激しさを増すばかり。かつて日本テレビの看板番組だった「火曜サスペンス劇場」はターゲットとなる視聴者層が見事にTBS系「ズバリ言うわよ!」に奪われ視聴率急降下。ついに昨年の秋に番組は打ち切られ「DRAMA COMPLEX」として再出発したものの、番組の方針が定まらず大苦戦中なのです。
 いくら追い詰められているからと言って旧来の「視聴率稼ぎ」のためのパターンをそのまま踏襲するかのようなPR手法からは、どことなく「昭和の香り」が漂って憐れみを感じさせます。

 たしかに、この日のライバル細木サマの番組のテレビ欄も過激です↓
「ズバリ言うわよ!大鶴義丹激白・結婚はもう怖い・・・に細木断言マルシアと離婚は正解」
 ・・・このセンスとタメを張ろうとしたのでしょうが、品のないライバルと同じ土俵で戦って自分の品まで無くしてしまってどうするんですか。
 日本テレビといえば2003年秋にビデオリサーチ契約世帯への視聴率操作事件が発覚しました。反省は事件の直後だけであり、今ではすっかり悪しき体質は復活してしまったようですね。これではいつまでたっても局としてのブランドイメージは上がらず、スポット広告費の売上高でフジテレビに追いつくのは遠い夢のままでしょう。

 それにしても引っかかるのは「大女優になるためならレズだって、殺人だって!?」という部分。こんな品のない扱われ方をされた「レズビアン」の人たちの気持ちを、番組プロデューサーはどう考えているのでしょうか。考えてないんでしょうね~ドラマ見ればわかるけど。
 そもそも「レズ」という言い方にはどことなく「侮蔑的」なニュアンスが漂うため、今日では当事者たちがあまり使わなくなっているということを知っているのでしょうか。「レズ」という言葉は、ゲイが「おかま」「ホモ」と言われたのと同じような嫌悪感を、当事者たちに沸き立たせるのだと僕は理解しています。

 PRだけではなくドラマの内容面でも配慮のなさが目立ちました。レズビアンが登場するたびに、カメラワークや音楽で「薄気味悪さ」を意図的に演出して視聴者の気を引こうという「あざとさ」が繰り返されたのです。
 ショッキングな描写を連発して視聴者を釘付けにする・・・それがテレビの2時間ドラマの宿命なのだと製作者たちは安易に考えているのでしょうが、挑戦心を無くして「従来のパターンどおりに」作られた魂の抜けた作品というものは、視聴者にも正直に伝わります。現にこのドラマの視聴率は一ケタ。ライバル細木サマの番組の半分だったようですね。少なくともバラエティーよりは予算も手間もかかっているでしょうに、情けない結果です。

 唯一の救い。それは一部の役者さんたちの演技でした。特にレズビアン役を演じていた高岡早紀さんと萬田久子さんは鮮烈な印象を残しました。両人とも、登場シーンでは「幼稚な演出」の犠牲になって化け物のような扱われ方をして気の毒でしたが、その後の様々な場面では見事に「愛する者に思いが通じない哀しさ」と、「それでも愛してしまう一途さ」を好演していたと思います。
 できれば、もっと上質な演出のもとで、時間をかけて丁寧に作られた作品の中で、彼女らの名演技を見てみたかったです。
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コメント

この記事へのコメント

こんにちは
素朴な疑問なんですが、レズって言葉はどのへんが差別用語なのかしら。私の友達のほとんどのレズビアンは平気で「レズ」って言葉を使うので、そんなに嫌なニュアンスがあるのかなと思ったもので。「ホモ」って言葉も然りなんだけど。
ネットでは「びあん」て言葉を使いたがる人が多いように思うけど。私はむしろ、あえて別の言葉に言い換えたりするほうがよっぽど「後ろめたいこと」と思っているように感じてしまいます。どうなのかしら。

これは何なんだろう

番組タイトルを見て「目が点」になりました。”貧乏が嫌”とか”スターになりたい”なだけで同性愛はともかく殺人までするもんですか?という疑問が湧きました。この宣伝文句を読んだら見たいものも見たくなくなるというか・・・。マスコミは表現と言葉に気を使う仕事、というイメージを持ってましたが、この無防備さ加減は凄まじいと思いました。細木さんの番組に対抗して、とのことですが、対抗するんなら真逆の方向を目指した方が良かったんじゃないでしょうか。細木さんの番組を正視できない(私もですが)視聴者を取り込めた気がします。役者さんたちは素晴らしい方々が出ておられたのですから。
>santanicoさん
他所様のコメント欄ではありますが、文章が気になりましたので、私見ですが申し上げます。
私も自分のことを「レズ」と表現していましたが、ある方に「それは蔑視表現なので使わないように」と指摘されました。santanicoさんのお友達は、仲間内で話す範囲で使われてると思うのですが、公的または不特定多数の人数が目にする媒体で使うと、「後ろめたい」というより不快に思われる方もおられるので避けられた方が良いと思います。

こんばんは

サブタイトルは…品の無い…
制作とゴマキさんはともかく、萬田さん・高岡さんはよかったと思います
同性愛どうのこうのではなく、人を愛する一人の人間として役を捉えているんだろうなぁ~と感じました

見ました。

以前に放送された、名取裕子さんの「指」がとても印象に残ったものだったから、それを想像しながら(期待しながら)見ました。
結果。名取裕子さんと後藤真希さんを比べることが間違っていました^^;
以前のほうが印象に残ったかな。
でも、早朝カーテンを開けたゴマキに萬田久子さんの「いじわる」と言ったあの一言の演技。
あれは、うほほ~。なるほど って思いましたが。
でも、全体的には印象に残るドラマでしたよね。
って言うか、「印象に残る」ってことは、一般的に「最近こんなドラマ見てないな」のような要素を含んでますかねぇ。

うっわ~

「殺人だってレズだって」
何ちゅーセンスだ。
ドラマ観てないので何とも言えないけれど…。
同性愛は殺人と同列なのかよ。恐ろしいねえ。

それにしても、言葉って使う人の意識がモロに出るもんですね。
個人的には、「レズ」も「ホモ」も差別的なニュアンスはそんなにないと思ってます。
しかし、それが使われるシチュエーションが差別的なんですよ。
あまり言葉狩りみたいなのは好きじゃないけれど、どうしても使う人の品性が見え隠れします。

良く思うのですが、2時間ドラマのサブタイトルは、よ~く考えて欲しい物です。最も、これで視聴率が変わる訳だと思いますが、下品なのは、原作者の意図を考えていないと思えます。

●santanicoさん。

あ、santanicoさん、ものすごくお久しぶりですね~!
ブログ開設当初はいろいろと刺激的な対話が出来て楽しかったですよ。
急にブログが無くなっちゃって寂しかったです(笑)。

「ホモ」「おかま」「レズ」という言葉に抵抗を感じるかどうかは、
世代やコミュニティーとの接触度によってかなり違いがあると思います。
最近、薔薇族の編集長である伊藤文学さんの本を読んだのですが
その中では男性同性愛者たちは自分たちのことを
「おかま」「ホモ」と呼ぶのが一般的だったようです。
薔薇族を愛読した世代の人たちにとっては、
きっとそちらの方が馴染みがあるのではないでしょうか。
しかし最近では「ゲイ」と言い表すことの方が一般的になっています。
僕の場合は、たまたま自分が「同性愛者である」と意識していろいろ調べ始めた時に
すでに「ゲイ」という呼称の方が一般的になっていたので
こちらの方に馴染んでいます。
だから「あえて別の言葉に言い換えている」感覚はありません。

「レズ」と「レズビアン」という言葉の関係についても、
ネットなどで見かける限りの印象では、同じようなことが言えると思います。

たしかに「おかま」「ホモ」という言葉も
仲間内で語り合うときには抵抗無くざっくばらんに使われていますが
コミュニティー以外の場面で耳にする場合、
ほとんどの場合は侮蔑的なニュアンスが含まれているので抵抗を感じます。

●凪さん。

当日のテレビ欄の番組表を見ると、日本テレビとTBSが隣り合って
ものすごくレベルの低い争いをしていて笑えますよ。
そもそも「松本清張」の名前自体にブランド力があるのだから
タイトルとキャスト名だけで堂々と勝負すべき。その方がかえって目立ったはす。

「レズ」について説明していただいてありがとうございます。
言葉の持つ意味やニュアンスは時代によって変わるし
使われる状況や、口にする人との人間関係によっても変わりますよね。
的確に説明していただいたので、僕の中でもクリアーになりました。

●yuppeさん。

萬田さん・高岡さんの演技は、
思い返してみると切なくなってきます・・・あぁ、良かったなぁ~。
なおさら・・・もったいなかったなぁ~(笑)

●calllaさん。

すごいcalla さん。前回の名取裕子版の記憶があるんですね。
よほど鮮烈だったのでしょうか。
早朝、カーテンを開ける場面。
「私には日陰が似合うの・・・」って事でしょ、あれ。
同性愛者の「隠花植物」性を表す「イカニモ」な表現で・・・コラァ清張っ!と
心の中で突っ込みながら爆笑してしまいました。

●Kazuccineさん。

Kazuccineさんの言うように、言葉そのものが差別なんじゃなくて
「使われるシチュエーション」が問題なんだよね。
それに、口にするときの「言い方」も大いに関係ある。
・・・学んだ(笑)。

●seaさん。

最初からわざと「品の無さ」をコンセプトとして打ち出して
誇張してギャグのように作られた作品なのだったら、
こういうサブ・タイトルでも構わないと思う。
(たとえば「真珠婦人」のように徹底して。)
しかしこのドラマ自体は、けっこう真面目にシリアスに作ろうとしたみたいだからアンバランス。
(というか、中途半端)。
結果的に、手間暇かけて作った制作者たちの気持ちも踏みにじったPRでしたね。
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