ドキュメンタリー映画『しみじみと歩いてる』 GW上映会 5月3日(祝)なかのZERO視聴覚ホールで開催●前回、3月21日震災直後の上映会での感想もご紹介


2011年5月3日(祝)
13:20~/15:20~
(2回上映:入替制)1200円
会場:なかのZERO視聴覚ホール
・・・中野駅南口徒歩8分
監督:島田 暁/2010年制作 77分
■2006年10月から、大阪の御堂筋を性的マイノリティとその友人たちが歩く『関西レインボーパレード』に通いながら出会ったレズビアン、ゲイ、MtFトランスジェンダー、FtMトランスジェンダーそれぞれの日常生活、それぞれの違い、家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤や喜びを描いたドキュメンタリー。ゲイである監督の視点からまとめました。
■監督プロフィール:2005年より「akaboshi」名義でブログ『フツーに生きてるGAYの日常』を開始。YouTubeと連動しながら主に日本のセクシュアルマイノリティに関する情報を発信。2007年『No Border~世界のLGBTからのメッセージ』(尾辻かな子さんと共同監督)、2009年『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』監督。共に東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映。
■上映歴:2010年
9月20日 shintoku空想の森映画祭セクシャルマイノリティDAY
10月10日 トランスカフェAYA
11月3日 なかのZERO視聴覚ホールにて自主上映会
11月23日 なかのZERO視聴覚ホールにて自主上映会
■上映歴:2011年
1月10日 パフ★シネマ
2月13日 第2回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル◆奨励賞受賞
2月20日 トランスカフェAYA
3月21日 なかのZERO視聴覚ホールにて自主上映会
■今後の上映予定
7月3日 第6回青森インターナショナルLGBTフィルムフェスティバル
9月22日 PARC自由学校・社会を知る学校「抵抗」の文化―近未来のためのアクティヴィズム
3月21日上映時のお客さんの感想をご紹介
(公開可と書いていただいたもののみ。)
●震災後の状況の中で、今回観ることができ、感慨深いものがありました。パレードに参加した方を深く取材されていたので、見えてきたことがたくさんあったように思います。この震災後の状況は、誰もが生きるか死ぬかという状況に置かれることでもあるわけですが、セクシュアル・マイノリティとして、自分らしい姿で、社会の中で生活していくということもまた、当事者には生きるか死ぬかという大切なことなので、現在の状況も踏まえて深く考えながら観ることができました。トランスジェンダーの綾さんの「向こうは遊びだと思っているけど、こちらにとっては生きるか死ぬかの問題」という主旨の言葉が響きました。
●前向きに明るい映画が多い中、現実をまじまじと見せつけられるような内容はとても新鮮だったし、考えさせられる内容だったので、とても良かった。
●観終わって、私もしみじみと歩けたらいいなあって思いました。今回の上映を知ったのは、たまたまLOUDで出会った人から、この映画が良かったと聞いたからです。もっといろいろ人を連れて来ればよかったなぁ。もっと広めていたらよかった。とても感動したので、もっと多くの人に観てもらいたいです。素の人々が素敵でした。あと、今年のパレードには参加しようと思いました。実際に歩くのが不安で、歩いたことがなかったけど。
●彼氏が昨日、とんかつやさんで、隣りに座っていたトランスの方を、一度見、二度見、三度見ジーっをしてました。(まさに綾さんが言ってた感じ。)その様子を観察する私(笑)。いつか、こういう映画、一緒に観に来たいなぁと思いました。居るんだよって、すぐ近くに居るって知ってもらいたいですね。たくさんの人に。
●ゲイ、レズビアン、トランスジェンダーと、ヘテロセクシュアルとの考え方の差(違い)を、改めて知らされた感じを受けました。理解してもらうためには、個人での対話が必要なのかなと思いました。

あのような状況の中、お越しくださった皆さま本当にありがとうございました!。上映の合間や上映後のコーヒーショップで、いろいろお話できて元気が取り戻せたような気がします。これからも僕は映画を創ることを第一義の本分=ライフワークとして活動を続けていきます。どうぞよろしくお願いいたします。→FC2 同性愛 Blog Ranking
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