石原都知事の同性愛者差別発言を受けて26●前田くにひろさん●多様性の否定がボディブローのように教育水準の低下に影響している #ishihara_kougi

1月14日(金)開催「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」の映像公開第8弾。
第一部が終了したところで、会場にいらしていた数名の議員さんに挨拶していただいたわけですが、上川あやさんに続いて、文京区議会議員の前田くにひろさんのお話です。
●石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?10●前田くにひろさん
■YOUTUBE「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」PLAYLIST
前田くにひろ
どうも、ご紹介頂きました。東京都文京区というところで、区議会議員をしております前田くにひろです。日々、自治体の現場で仕事をしていく中で今感じていることは、ひとつ大きな問題としては、学校の先生ですね。小中学校の先生の確保が、団塊の世代がいなくなったことによって新規採用しなきゃいけないんですけれども、東京都はなかなか、人数の多いこともあって集まらないという現状があるんですよね。

今、東京都では、秋田県とかそういうところで教員に採用されなかった人も含めて採用しないといけないような状況に陥っているんですよね。そういったことは、石原さんのそういった姿勢に影響を受けている部分もあるのかなと思っています。そういったことは、都民の生活にボディブローとして、そういった教育の水準の低下とかですね、そういったところに影響が起きてきているのかなと思っています。
やはり一番大きいのは、教師の中にも当事者もいるし、生徒の中にも当事者がいる。そして、納税者や住民、都民の中にも当事者がいるっていうことを、自覚して行政は進めなければいけないというふうに思っています。
それに対して、これから働く人たちをいかに確保していくかということが、少子化社会において、重要な問題になってくるんですけれども、外資系の金融機関なんかでは、働く人に対して、そういった同性愛者とかに対する差別を発言することとか、差別行為を禁止するような社内規則を設けていたりとか、あと、働く人を採用するにあたっても、そういった当事者の枠みたいなものを設けて採用しているというような企業もあるわけですよね。

それに対して、今回このような集まる場を設けていただいた有志の会のみなさんに非常に心から感謝しますし、一番の功労者は、先ほど石川大我さんが言ったように、石原さんの発言が大きいことだなと思いますので、石原さんにも特に感謝したいなと思います。
島田暁
功労者ですか。
前田くにひろ
最大功労者だと思っています。これからもみなさん一緒に頑張っていければと思っています。どうもありがとうございました。
島田暁
はい、前田さんでした。どうもありがとうございました。→FC2 同性愛 Blog Ranking

『しみじみと歩いてる』
★3月に東京で自主上映会を開催します。
3月21日(祝)13:20/15:20(2回上映入替制/1200円)
会場:なかのZERO視聴覚ホール
監督:島田暁/2010年制作 77分■制作:akaboshi企画
2006年10月から、大阪の御堂筋を性的マイノリティとその友人たちが歩く『関西レインボーパレード』に通いながら出会ったレズビアン、ゲイ、MtFトランスジェンダー、FtMトランスジェンダーそれぞれの日常生活、それぞれの違い、家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤、苦しみ、そして喜びを描いたドキュメンタリー。ゲイである監督の視点からまとめました。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
⇒ http://akaboshi07.blog44.fc2.com/tb.php/2391-0cfd26c8
この記事へのトラックバック