フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-10
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石原都知事の同性愛者差別発言を受けて25●上川あやさん●当事者の姿が見えないことには、物事は始まらない。傷つく市民がいるんだということがなかなか気付かれない。 #ishihara_kougi



 1月14日(金)開催「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」の映像公開第8弾。

 第一部が終了したところで、会場にいらしていた数名の議員さんに挨拶していただきました。まずは世田谷区議会議員の上川あやさんです。2003年に、MtFトランスジェンダーであることを公表して立候補し、当選して以来2期8年にわたり世田谷区議として活動して来られた上川さんですが、世田谷区において実践されている、教育現場における先駆的な取り組み等を紹介してくださいました。とても力強いスピーチでした。

石原都知事同性愛者差別発言なにが問題か?09●上川あやさん


YOUTUBE「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」PLAYLIST 

上川あや

 みなさん、こんばんは。今回の石原発言、私もニュースで、はじめはツイッターで気がつきまして、私も沸点を超えました。私の周りにも同性愛者、LGBといわれるような人たちがたくさんおりますし、彼らも変わらぬ市民として、等しい権利を享受するべきだと思いながら私も議会の場で自分自身が男性から女性に性別を変更したことを公表して8年間議員をしてますので、とんでもないことだなと思いました。

 たとえば今、世田谷区という東京最大の自治体。たとえば島根県とか佐賀県とか福井県、徳島県よりも人口があり、都内最大の自治体です。こういったところで私が議員活動をしておりますと、様々な変化がたしかに起こっております。ただそれは世田谷区という局地的な変化にすぎないんですね。

 世田谷区では今、全国に1730ある市区町村の教育委員会の中でおそらく唯一、「子どもたちに本来的な性の多様性とひとり一人の尊厳を教えていく」ということを公式に表明をしています。

それだけではありません。性同一性障害を理由とした差別、あるいは性的指向つまり同性愛者や両性愛者に対する差別そのものが学校の現場で起こったときには、絶対に許さない、これは世田谷区の議事録を引いていただくとそのままの言葉で出ています。絶対に許さないということを教育委員会として公式に表明しまして、これを現場の専門家を交えて対処していくということを唯一表明をしています。こういったことがたしかにあるんですけれども、そう考えていくと今回の都知事の発言、まったく世田谷区でいえば、小学校の先生に指導される小学生と同然のような、とんでもない発言だなということを、私自身は思いました。

 性的マイノリティの一人であることを公言して、公人として議員活動をしておりますと、人権の会などにも私、これまで何度も呼ばれました。たとえば、3年ほど前に開かれたスイス・ジュネーブ、国連の人権委員会が置かれている、その人権のメッカのような町で開かれた性的マイノリティの会議に参加したとき。その当時スイスの連邦国会議長はゲイ、カミングアウトしています。会議が開かれたジュネーブ市の市長さんもゲイ、ジュネーブ市の市議会議長さんは、レズビアン。80人いる市議会議員のうち16人がゲイ・レズビアン・バイセクシュアルの方々でした。そこで知り合った議員の方から言われたひと言が私は忘れられません。「このジュネーブという町では、政界に限らず、同性愛者・両性愛者がどのフィールドでも、どのレベルでも、彼らは活躍している存在だ」ということをおっしゃっていたんですね。

 一方世田谷区では、多くの職員さんが私にだけカミングアウトしてくださいます。私も同性愛者です、とおっしゃいますけれども、その次に言われる一言は決まっています。「同僚にはご内密に」って言うんですね。そういったところで私は、性的マイノリティの権利、等しい権利について議論しています。

 多くの議員、多くの市民はそんなことを言っているのは上川議員だけだと思っているだろうと思います。しかし私は知っている。多くの職員の中に同性愛者がいることをです。ですので、先だって私はTwitterでつぶやきました。くやしいからちょっとつぶやきました。今日の本会議場には、52人の議員と50人以上の部長職、区のトップレベルの官僚の人たちですね、そういった人たちがいる本会議場に、「今日は性的マイノリティの当事者が4人いました」ってつぶやいたんですね。反応してくれる議員の方、部長の方が何人かいらっしゃいました。

 ともかくも、必要なこと、当事者の姿が見えないことには、物事は始まらない。都知事のとんでもない発言だなと思いましたけれども、そういったことが許される根底には、やっぱり、そこで傷つく市民がいるんだということがなかなか気付かれない。ましてや都の職員、たくさんの方がいらっしゃって、その中にもLGBの当事者が活躍しているんだということがなかなか気付かれていないんだろうと思うんですね。

 都知事は政治家です。政治家たるもの、社会の多様な人々を支える存在として何を言うべきであるのか。ましてや彼は小説家です。小説家ならば、なぜその想像力が欠けているのか、その資質を私は非常に疑っています。ともかくも、小さなところからできることが私たちにはまだまだたくさんあります。ひとり一人の市民は決して無力ではありません。

 私自身、性別が日本の制度上変えられない、そのために家が探せない、就職ができない、健康保険証が使えない、選挙に行けない。そういった絶望があって、闘いました。多くの市民が私を支持して、そして私は議員として2期当選、2回目の選挙では現職トップで再選を果たしました。

 社会の中でマイノリティは、決して弱い立場だけではありません。声を上げることで、その声に反応して手伝ってくださる方、支えてくださる方、応援くださる方、世の中には多様な価値観があります。その反応を引き出すために、私もみなさんと共に闘っていきたいと思いますし、この都知事の発言を無いことにしない、こういった活動を心から応援したいと思っています。がんばっていきましょう。ありがとうございました。FC2 同性愛 Blog Ranking





当ブログ内 上川あやさん出演映像

これからの多様な性&家族&ライフスタイル●14 上川あやさん①泣き寝入りはイヤだった


これからの多様な性&家族&ライフスタイル●15 上川あやさん②棚からボタ餅は落ちてこない


これからの多様な性&家族&ライフスタイル PLAYLIST(2006年12月)

上川あやさん街頭活動


上川あやさん街頭活動 PLAYLIST(2007年)
上川あやさん関連 PLAYLIST(2006年~2007年)

上川あやさんとBreak the Barrier!!トーク


上川あやさんとBreak the Barrier!!トーク(2010年)

石原都知事の同性愛者差別発言を受けて


石原都知事の同性愛者差別発言を受けて PLAYLIST(2010年)


ドキュメンタリー映画
『しみじみと歩いてる』
 

★座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル「コンペティション部門」に入賞しました。

2月13日(日)10:00よりコンペ部門4作品連続上映。(当作品は12:30より上映)前売1000円/当日1200円。
審査委員長:田原総一朗、審査委員:吉岡忍、森達也、岩井真木子、佐藤信、橋本佳子。当日19:00よりコンペティション部門公開審査会(Ustream中継あり)。
第2回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル公式サイト

★3月に東京で自主上映会を開催します。
3月21日(祝)13:20/15:20(2回上映入替制/1200円)
会場:なかのZERO視聴覚ホール
監督:島田暁/2010年制作 77分■制作:akaboshi企画

 2006年10月から、大阪の御堂筋を性的マイノリティとその友人たちが歩く『関西レインボーパレード』に通いながら出会ったレズビアン、ゲイ、MtFトランスジェンダー、FtMトランスジェンダーそれぞれの日常生活、それぞれの違い、家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤、苦しみ、そして喜びを描いたドキュメンタリー。ゲイである監督の視点からまとめました。
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