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2019-11
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ブロークバック・マウンテンで見る世界002●日本ではPG-12指定で中国では上映禁止

オーストラリアに在住のnicoさんの この記事によると、シドニーでは先週から公開が開始されたという映画「ブロークバック・マウンテン」。
日本での公開時にはPG-12指定(12歳未満の観賞は成人保護者の同伴が必要)に決定したそうです。
FLIX Movie Site『ブロークバック・マウンテン』、日本の年齢制限に監督バンザイ

日本の映倫審査のいいかげんさと権威主義は非常に悪名高いものですし、そもそも芸術表現の「刺激度」は鑑賞する個人の判断に委ねるべきものであって他人が格付けするだなんておせっかいだと僕は思います。
しかし映画制作者たちはたくましく対応し、今では「R指定」をされるとかえって刺激的な映画であるという「宣伝文句」にも利用しているほどです。
今回の指定がなにを基準にしたものかはわかりませんが、アメリカのR指定 (17歳以下の鑑賞には保護者の同伴が必要)よりはずっとマシではあります。高校生でも保護者がいないと見られないなんて、アメリカって「自由の国」だと事あるごとに政府が喧伝しているわりには、けっこう堅いんですね。

もっとお堅いのが中国の対応。なんと公開禁止だというから徹底しています。→ 山陰中央日報
「テーマが敏感」だという理由で13億人もの人が映画館で観るチャンスから遠ざかってしまうのはとても残念です。
この映画を国がどのように扱い、どの程度ヒットするのかを見てみると、現在のその国における「LGBT」の認知度・許容度・過ごしやすさが浮かび上がるバロメーターともなりそうですね。
この映画のおかげで今年の前半は世界中で「文化的成熟度チェック」が出来そうです。

関連記事
アン・リー「ブロークバック・マウンテン」●MOVIEレビュー
「ブロークバック・マウンテンで見る世界」最新記事はこちら
DVD「ブロークバック・マウンテン」
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☆記事掲載後、コメント欄にアメリカの「R指定」について正しい情報を寄せていただいたため、上記記事を一部改定しました。リンク先の「FLIX Movie Site」の記述が間違っているのでご注意ください。アメリカのR指定は「17歳以下は観賞不可」ではなく、「17歳以下の鑑賞には保護者の同伴が必要」が正しい規定となっています。
教えていただきありがとうございました~。
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コメント

この記事へのコメント

賛成!

ホント、映画のレイティングって馬鹿げてますよね。まーあんまり影響ないからどーでもいいんですが。
中国は『SAYURI』も上映禁止にしちゃうし、本当に自由のない国なんですなあ。世界各国に華僑の移民が多いのがわかる気がします。
アメリカは、固いですよ!なぜこの国が自由の国なのかと言うと、みんな言いたいこと言っているからで、だからと言って規制がゆるいわけではないのです。

「文化的成熟度チェック」

それ面白いね!(笑)
アメリカはR18指定なんやね~!ビックリ。
なのに日本でPG-12指定ってのもこれまた不思議(笑)
12歳以下はあんまりこの映画に興味は示さないとは思うけど(汗)

でも結局、こんだけ話題になった映画やから絶対DVD化されると思うけど、アメリカでも18歳以下で上映されなかった地域の人もDVD買えば見れるよね?(笑)

オーストラリアはM指定

トラバ返しありがとう。
「M」というのは「Recommended for mature audience」というもの。15歳以下の観賞が制限される「M15」より緩い指定ですね。10歳以下の子供連れもいました。^^
ちょっとシドニー暮らしがうれしくなってきた!

オスカーにノミネート!

追加情報
たったいまニュースでこの映画が8つのカテでオスカーにノミネートされたと言うことです。米国の保守派との火花の散らしあい、見物です。

そういえば

一昨年ですが「モンスター」という映画も
R15指定でしたね。
シャーリーズ・セロンが主演のやつでした。
すごくいい映画だったので、本当は中高生にも
見て欲しかったんだけれど…。
まあ、小学生がこういう映画を観る可能性の
低さを考えると、今回の事は実質的には
あまり影響はないかもしれませんが。

映画のレイティングについて

「ブロークバックマウンテン」はアメリカではR指定になっています。R-18指定というものはありません。
このR指定は親または成人の人が同行すれば17歳以下の人も鑑賞が出来ます。
アメリカの一番厳しい指定はNC-17です。昔のX 指定から変わった物で17歳以下は見ることが出来ません。またこの指定を受けると、テレビはもとより新聞での映画の広告も許可されません。
他には以下の指定があります。 

G  誰でも問題なく見れる映画(最近少ない)
PG 子供に不向きな内容があり親の指導を薦める
PG-13 13歳以下の子供には特に不適切な内容がある。親は特に注意をするべきもの。

つまり、NC-17でなければ基本的に17歳以下のは鑑賞禁止ということは無いわけです。NC-17を受けると広告も出来ないのでこれだけは避けるように映画関係者は編集しているようです。

そうですか

R指定って本当に見られないものなのでしょうか?
一応表向きには制限はしているけれど、実際は客商売だからかあまり確認しているところを見た事がないような・・・。
確かに「そんなに刺激的なの!?」って逆に気になりますね。 あぁ 公開が楽しみ! 

●チュチュ姫さん。

『SAYURI』の上映中止は、気になりますね。
全然興味がなかったのですが、そのニュースで逆に見てみたくなりました(笑)。
アメリカ社会というのは「言論の自由」への意識は高いけれど
その分「規制による不自由」を受け入れざるを得ないわけですね。
=何を言われるかわからないから先手を打って自主規制をする
・・・映画のレイティングには、基本にこの発想があるのでしょうね。

●nicoさん。

「M指定」というのは、「大人向け」という意味ですね。
実際には誰もが見られるものなんですか?
そうだとしたら、とても紳士的で洗練された制度ですね。
10歳以下の子ども連れもいましたか(笑)
小学生でも友だち同士で映画行ったりしますよね。
その時にこの映画が選択肢の一つとしてあっても
構わないのではないかと。
・・・シドニーってやっぱスゴイなぁ。

●nicoさん。

アカデミー賞って、ノミネートから発表まで一ヶ月もあるんですね。
その間、保守派が何か動き出して話題を振りまいたりしたら
オモシロイ展開になりますね(笑)。
それにしても日本公開、遅すぎ!。
どーでもいい大作映画は同時公開したりするのに
今年のノミネートの主役である「低予算映画」は
ほとんど未公開という哀しい現実。

●kazuccineさん。

「モンスター」って、公式サイトを見てみたら面白そうな映画ですね。
上記のnicoさんの情報によると、シドニーでは子どもたちも映画館にいたらしいよ。
それこそが、本来あるべき姿だと思うけどなぁ。
社会が必要以上に「子ども」に対して過保護になりすぎてる気がする。

●yoriさん。

僕も、意識して見た事がないので実際に入場制限をしているところを
見たことはありませんが、「ブロークバック・マウンテン」の時には
意識的に観察してみようと思います。

●ま~さん。

R指定へのご指摘ありがとうございます。
上記の記事に「追記」として書かせていただきましたが、
アメリカのR指定は
「17歳以下の鑑賞には保護者の同伴が必要(制限付き) 」
ということみたいですね。
したがって記事を一部修正させていただきました。
リンク先のFELIX Movie Siteでは「17歳以下の鑑賞不可」となっているのですが
・・・もしかしたらこの作品に関してはそういう制限があったのかもしれません。
正確にわかり次第、まだ掲載します。
・・・細かいことだけど、やっぱり気になる(笑)。

アメリカのレイティングについて

まず、R指定になっている以上、この映画だけ特別に17歳以下の鑑賞を禁止ということは無いと思います。もしそうであればはじめからNC-17の指定になっていたと思います。

アメリカのレイティングは1968年の11月から施行されたということです。
目的は未成年者を不適切な表現や内容の映画から守るため、親が映画の内容を事前に把握できるために出来たもので、この指定もアメリカの親による委員会が決定しているそうです。
またこの指定を受けるか受けないかは製作者の自由となっています。実際、ごくまれに指定なしの映画もあります。しかしほとんどの映画は指定を受けます。指定を受けない映画は配給が難しいようです。

何を根拠に指定をするかについては、映画の主題、言語(Fワード連発など)、暴力、ヌード、セックスおよびドラッグの使用の表現などとなっています。

なおアメリカでは現在テレビ番組、音楽CDもレイティングが付いています。たとえばTV14とかが番組に現れたら14歳以下の子供を持つ親はこの番組は子供にふさわしくないと判断し、子供に見せないようにしたりすることが出来ます。

とにかくアメリカのレイティングは親の子供に対する不適切な表現などから守るという親心から誕生したもののようです。
しかしその割にはアメリカには性の犯罪、ドラッグの問題とか多くてどれだけ役に立っているのかと疑りたくなる気もしますね。

アカデミー賞外国語映画賞

こんにちは。
いつも、興味深くお話をうかがっております。
実は、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた「白バラの祈り」という映画があります。
観てみたいなあと思っているのですが、私の住む地方都市ではいつ上映されるかわからない状況です。
東京では上映中とのこと、もしも、akaboshiさんがごらんになることがあったら、感想をお聞かせいただきたいと思いまして、書かせていただきました。
つたない紹介文ですが、TBもさせていただきました。

●ま~さん

ありがとうございます!
どうやら日本のサイトの情報が間違っているようですね。
正しい知識が得られてよかったです。
それにしても実質的に日本では中学生は一人で見に行けるのに
アメリカでは高校生でも成人の付き添いがなければ見られないとは
やはり圧倒的にアメリカの規制の方が厳しいですね。
規制をかける団体が、日本の場合は映画会社側によるものであり
実質的には「自主規制」と言ってもいいものなのですが
アメリカの場合は市民の側(親たち)による運動体という感じなのですね。

僕の個人的な意見としては、あまり強制的な締め付けを強くすると
逆に子どもを歪ませてしまうのではないかと思います。
どうしても見たいものは見ようとするのが子どもだし、
実際に見てみないことにはどうして「禁止」なのかがわからない。
隠せば隠すほど余計に子どもの想像力を肥大化させて
妄想を膨らませるだけなのではないかと・・・自分の体験から思います(笑)。

●nanakoさん。

「白バラの祈り」は日比谷のシャンテシネで公開中ですね。
僕はこれ、絶対に見に行こうと思ってましたので見たら感想書きますね。
主演のユリア・イェンチさんと言えば、僕の大好きな映画
「ベルリン、僕らの革命」のヒロインだった人じゃないですか!。
彼女の繊細で理知的な雰囲気がすごく良かったので
この作品も楽しみです。

興味が・・

この映画とっても話題になってきていますね。いろいろなレビューを観るととても切ない感じが、妙にひきつけられます。ちょっと気になったのが年齢制限ですね。日本だってアメリカだってもっと過激なシーンが満載なドラマは、TVつければわんさかやってますよねぇ。これはレビューを読んだ感じではピュアな切ない涙を誘うお話みたいなんですが(性描写はあるみたいだけど)・・。子供にはそういうとこ割り切って観る事は難しいのでしょうかね・・。アカデミー賞の行方も気になりだしました!

●すぷさん。

上記のま~さんのコメントによるとアメリカではテレビにも年齢制限があるようです。
主流がケーブルテレビだから技術的にもやりやすいのでしょうかね。
もし僕が子どもだったら制限がかけられているほど
「すごいものに違いない」と思って隠れて見てしまうと思います。
(実際、そういう子どもでした。笑)。

こんにちわ。
映画のレイティングの話で盛り上がってますが、はっきり言ってあんま意味ない制度だなと思います。そもそも誰の基準で何歳ならいいとか決めんだよ、という問題もあるのですが、それ以上に指定したからって、規制できているわけではないのです。普通、アメリカの郊外型の映画館は、一つの映画館で十本くらいの映画を上映しています。チケットを買うときは、IDとか見て年齢を確認しますが、一旦入ってしまえばどの映画を見ていようがわかりません。私の彼氏も小さいとき、ディズニー映画のチケットを買って映画館に入り、R指定の映画を観るなんてことはしょっちゅうやっていたということです。それにレンタルやケーブルTVで放送されるものを子供が見ないようにするったって、限界があるでしょう。家で見れないようにしても、友達の家で観たりとか。本気でこういうもの見せちゃいけないっていうのなら、作るほうの意識が変わらなきゃだめなんじゃにですかね。

●チュチュ姫さん。

えっ、アメリカの郊外型の映画館って、いったん入ってしまえば
あとは何を見ることも可能なんですか? すごいな~。
日本のシネコンでは、たぶんそういうことは出来ないと思うので驚きました。
ある意味、利用者側には都合のいい形態ですね、アメリカ型は。

芸術家として大成するような感性の持ち主は、子どもの頃から
わりと「早熟だ」と言われるような表現に親しんでいたりしますよね。
映倫のような表現への規制はそういう貴重な可能性を封じ込めることにもなるわけで、
ますます画一化された大人しいつまらない子どもたちばかりに
なっちゃいますよね。(←暴論でしょうか・・・笑)。
子どもが犯罪を起こす原因を安易に映画のせいにしないで
大人が面倒くさがらずに子どもにちゃんと向き合えっ!と思う。

正直アメリカだから保守なレイト(R)が付けられるのが納得できます。この映画が言うように州や町によってはまだまだヤバイです。日本で見られるアメリカのイメージはbig cityからのが多く、それはかなり保守州との差があるので・・・私も観たのでTBしますがちょっと間接的ネタバレあるのでこられるときは気をつけて下さいマセ。

tbできないです

なぜか昨日からTBしかけても全くダメ。なんでなんだろう・・・

●flowfreeさん。

そうですね。日本で日常的に報道されるアメリカのイメージは
やはり都会の風俗が多いので、アメリカの都会以外の土地での
保守的な空気というのはなかなか想像できなかったりします。
この映画の受け入れられ方を、アメリカ国内のみで分析してみても
2006年時点でのLGBT受容度がわかって面白いかもしれないですね。
果たしてこの作品が、多種多様な価値観なり文化が混在する
アメリカの「アカデミー賞」を獲れるのかどうか・・・微妙ですね。

TB、まだ出来ませんか?
エロTB禁止設定をしてるので、もしかしてそれにひっかかるのでしょうか・・・(そんなはずないのに。)
しばらく、無条件の設定にしておきますので、再度チャレンジしてみてください。
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