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2017-10
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石原都知事の同性愛者差別発言を受けて10●さまざまな方法で見解を問う



 12月3日と7日の石原都知事の「同性愛者差別発言」を受けて有志が緊急に呼びかけ13日(月)に開催された「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」第1回会合の模様。前回からの続きです。今回の要点は以下の通り。

■都知事が参加する委員会に参加している議員から「見解を問う」には。
■人権を扱っている総務局に「見解を問う」には。
■教育・保健分野の担当者に「見解を問う」には。
■東京都と姉妹都市提携している都市に交流事業の中止を働きかけるには。


05●さまざまな方法で見解を問う
 
石原都知事の同性愛者差別発言を受けて PLAYLIST

上川あや

 あと、都知事がバカな発言したことに対して、私は議員なので「あんたが言ったこと違うよね」ということを都知事に謝罪させたいとか私なんかは思うんですね。じゃあ、どうやったら彼を議論の席に引っ張り出せるのか。これもちょっと、議会事務局に電話して確認してみました。



 「東京都議会の運用」で引きますと、「都知事が出席する都議会の会議は、都議会の本会議が1つ。あともう一つは、予算委員会だそうです。予算委員会って通常、行政の事務執行は年度計画で始まりますので、4月から翌3月末までに執行する予算を審議する場所っていうのが、予算委員会。いわゆるそれで行われるのが予算審議という場所で、ここがまあ、いちばん重要なステージなので、そこは都知事が参加をするということなので、都知事に見解を求める議会質問をしてもらうんだったら、都知事がいない会議に参加する人に言っても、都知事の返答は当然、得られません。

akaboshi

 予算委員会に出席している議員をまず探すということですね。

上川あや

 そうですね。予算審議は通常2月~3月くらいでやってる議会が多いので、これから春先くらいまでが、これをやるには、いいタイミングなのかなぁというふうには思います。で、当然ですね、突然に「議会質問してください」と言ってもなかなか難しいので、どれだけ身が取れることになるのかというのは、役所側との事務折衝が実際には非常に重要なんですね。

 私は特に性的マイノリティのことで、マイナスの答弁とか前進しない答弁をもらうつもりはさらっさらないので、必ず、物事が動く約束の答弁を彼らに約束をさせて、議会にいつも私は出ています。ですので、本会議で質問するには事前通告制で2日前までに通告って都議会の事務方の方はおっしゃってましたけれども、当然それよりも前に、代表して質問してくださる議員さんと、その方が、行政府の方々と、どれだけ身のある答弁を固めておくのか。都知事が返答しなきゃいけないように、脇を固めるのかということもきっと重要だろうと思います。

 一方で他の機会、予算・決算委員会を除いては、議員の委員会での発言は自由ということで、人権を扱っているのは総務局というのがあるので総務委員会というのがあるんだと思うんですけど、あ、総務委員会ありますね、今回・・・

akaboshi

今日、行ってきたのがそうですね。

上川あや

 はい。総務委員会に、20何人?議員。

akaboshi

 議員って、採決に加わっている人たちですよねぇ。ええっと・・・そんなにいないです。10人程度。

上川あや

 そうですか。あの、議会というのは、さまざまな案件を、いくつかの委員会に、それぞれの議員を配置して集中審議をしてもう一回本会議に押し諮るということをやります。すべてを全員で議論すると終わらないので、それぞれ委員会に所属している議員に揉んでもらって、その結論を聞いた上で本会議で最終的に議決をする、というルールで、それぞれの委員会ですけど、今回の問題であれば教育に絡めれば教育絡みの委員会。人権問題に絡めれば、総務委員会。男女共同参画ということに絡めて質問することも可能かもしれないし、さまざまな委員会で、絡め手によっては議会質問をさせることが出来ると思います。

 その場合、都知事は出席はしていませんが、当然都知事は執行権者の長ですから、部長や局長が答弁したことに対しても、執行権者の長は、基本的には縛られる。同様の見解でなければいけないはずの立場ですので、彼らから何を引き出すのかということも、無駄では決してないと思います。私として、どんな質問をしたらいいか、ちょっと考えてみました。



 たとえばですね、都知事は同性愛者を「足りない」とか「気の毒」とか言ったんですよね。当ってます?

akaboshi

 はい。当ってますね。まあ、「頭が足りない」的な発言と、「マイノリティで気の毒」という。で、「遺伝とかのせいでしょう」も言いましたね。

上川あや

 そうそう言いましたね。ですから、都知事はこれ、たぶん頬っ被り をして、裁判でもそうですけれども自分は出なくって誰かに代弁させる。大いにあり得ることで、「知事、答弁を求めます」って自民党・民主党あたりが言ったらたぶん登壇するでしょうが、それ以下の、人数の少ない会派が知事に答弁を求めても、立たない可能性が大有りだと思います。

 じゃあ、立たなかったら意味がないのかと言うとそういうことはなくって、その代わりに代弁をする局長、あるいはその下の部長が、「なにがフェアな私たちの考えなのか」ということを、答弁させることによって、知事のバカな発言の内容を浮き彫りにして、彼を辱めるということは出来ると思います、充分に。

 ですので、「都知事は同性愛者を足りない・気の毒と表現したが、都の総務局、人権担当部署は同じ見解かどう見解を求めます」と言えば、彼らはどう答えるのか。性的指向に対する差別を無くそうと自分達で謳っている時に出された都知事の発言。でも「都知事はこういったけれども、あなた方も同じ見解か」。彼らは答えなければいけません。
 
akaboshi

 なるほど。

上川あや

 はい。たとえばですね、これで、少なくとも回答が来るかどうかはわからないけれど皆さんは、たぶん多くの方、メールが手紙を書きましたよね。それに対して議員が、「都に苦情は寄せられているか」。もうこれを、公式の議論に引っ張り込むことができる。「あるならその報告を。寄せられた意見はどういった意見が多かったのか、それを報告しなさい」

akaboshi

 だから、数がどれくらい来たかとかそれを質問してもらうことも可能ですよね。

上川あや

 そう。それがどういった内容なのかを答えなさいと言えば答えます。で、都知事がそれを、まんじりともせずに聞くみたいな場面を作り出す。で、併せて、事もあろうにこれは人権週間でメディアに報じられたわけですよね。都知事の見解に、まぁ、傷ついた人も多いけれども、「この案件自体、これは人権問題じゃないんですか?」って、人権部に聞けばいいんです。人権問題じゃないとはちょっと、言い難いと思いますね。

 あとですね、他の部署を巻き込んで、私は世田谷区で、教育関係者が性的マイノリティのことを世田谷区では子供たちに教えますって決定しました。今、検討チームを人選しているところです。実態調査も行うということを、この間、議会答弁ももらいました。こういうことを引っ張り込むにあたって、いろんなことを「策」として私は考えるんですけど。

 私が非常に重要視したいのは、たとえば、日本の男性ゲイ、バイセクシュアルに対するメンタルヘルスの調査を日高さんがやった調査ありますよね。ああいった調査を絡めて、保健福祉分野、世田谷区でいうと保健所というものを中核として世田谷区は持っています。で、保健所の保健所長というのは、医官、つまりお医者さんなんですね。医療と福祉の専門家集団である彼らに、「現代の医学は同性愛を異常としていないが、あなた方の見解はどうか」と。「都知事は遺伝がどうのと言ったけれども、あなた方の見解はどうか」と。

 彼らは、「LGBの人たちがメンタルヘルスが低いという調査結果があるが、それは社会の偏見に根ざしているのではないかと思うがどうか」と。都知事が言った発言すらも、「それは彼らを貶める発言でしかないと思うがどうか」と。見解をすべて求めることができると思います。

akaboshi

 なるほど遺伝の問題はそうですね、そこに行けますね。

上川あや

 医官を巻き込んで彼らに答弁をさせて、都知事が言ったことがいかにバカなことかということを浮き彫りに、彼の部下からしてもらうということを、議会人は出来ると思います。



 あともう一つですね。今回の事件が起こった1時間後くらいに私のTwitterにリプライ返してくださった方がいて、「何が出来るでしょうか」ということをおっしゃられたので、「あ、一ついい方法が浮かんだな」と思ったのは、東京都の姉妹都市はパリ市、ベルリン市、ニューヨーク市、すべて東京都の姉妹都市ですので。で、一方でパリ市長もベルリン市長もゲイですし、ニューヨーク市のナンバー2(市議会議長)はレズビアンであることを公言しています。パリ市長は市民に選ばれて今、現職2期目。ベルリン市長は参議院議長を経験して、首都のベルリン市の市長選に出て、今、3期当選です。

 そういった都市間交流、都市外交をやっている部局に「どう考えてるんだ」と聞くこともいいかもしれないし、それだけではなくて、彼ら本人に、パリ市長・ベルリン市長に、このことを報告したらいいと思います。

 私はですね、性的マイノリティに対してかなり柔軟な考えを持っている札幌市長と、以前札幌市に行く時にお会いしたいなぁと思って、こういうの行政を通すと行政の人は面倒くさいことを揉み消したがるので、私は行政府を通さずに、市長のサイトから直接メールを書いて「お会いしたいです」って言ったら「会いましょう」って言って、市のアレンジで会うことになったんですけど。

 行政を介すと、いざこざを起こしたくない市の職員は、こういうことを嫌がる可能性があるので、私が見るところ、パリ市長もベルリン市長も個人サイトを持っていますから、そこに、個人事務所に、これをきっかけに抗議をしてくれと。出来れば、東京都とやっている都市間交流の交流事業を、今の石原都知事の間は中止をすると言明をしてもらったらどうだろうと思います。

 というのも、北京オリンピックの時に、チベットで「騒乱」がありました。やっぱり国際的な注視がある中で、いかに自分達の人権が蹂躙されているかということを訴えようとしたわけですけれども、その事案が大きく報道されたときに、パリ市長が取った判断というのは、すごくクリアだったんですね。「我々パリ市民はチベットの皆さんと一緒にいます」という横断幕、巨大なものを市庁舎に掲げたんですね。

 それで、「これでは大きな騒ぎになるじゃないですか」と、中国政府はパリ市に抗議したんですね。でもパリ市長が言ったことは、「そうやって激烈に抗議をして来るくらい反応があるからこそ意味がある」って言ったんですね。ですので彼が乗ってくる可能性は大いにあると思います。となると、これは外交問題に発展し、行政権者のトップの発言が、いかに国際的に考えるとズレた発言であるかということが、はっきりしますし、毎日・朝日意外にもこの件を報じてくれるメディアが大きくなると思います。FC2 同性愛 Blog Ranking


シリーズ記事へのリンク

05●「都民の声」は無化される?
07●東京都の公聴システムの実態~基準がなく巧妙に無視されやすい「都民の声」
08●怒りをぶちまけずに浪花節での請願・陳情。誰でもどこからでも出来る方法とは?
09●議員を「使う」ために考えること
10●さまざまな方法で見解を問う


当ブログ発!ドキュメンタリー映画
『しみじみと歩いてる』上映会


1月10日(祝)13:00
パフ★シネマにて上映(トーク付き1200円)
会場:パフスペース
監督:島田暁/2010年制作 77分
制作:akaboshi企画

 『関西レインボーパレード』で出会ったレズビアン、ゲイ、MtFトランスジェンダー、FtMトランスジェンダーそれぞれの日常生活、それぞれの違い、家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤や喜びを描いたドキュメンタリー。ゲイである監督の視点からまとめました。上映後には1年ぶりに大阪から綾さんが上京して「Ronとakaboshiの直撃トーク005」を開催します。(→昨年、開催した時の映像はこちら。)どうぞお楽しみに!
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