フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-05
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石原都知事の同性愛者差別発言を受けて09●議員を「使う」ために考えること



 12月3日と7日の石原都知事の「同性愛者差別発言」を受けて有志が緊急に呼びかけ13日(月)に開催された「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」第1回会合の模様。前回からの続きです。今回の要点は以下の通り。

■たとえば「○○都市宣言」の制定を請願・陳情することもできる。
■都議会では11人の議員がそろえば議案を「提案」できる。
(都議会では1人からでも「提案議員」になれるが、本会議に出るかどうかは議会運営委員会が決めるため、その権利は運営委員の議員に限られる。)
■会派の人数・都知事との関係を考え、多くの議員を巻き込める文面の必要性。


 都議会の議員といかにコンタクトを取り一緒にやっていくかは、先ごろ発足した「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」のロビイングチームにとっては優先すべき事項だと思われます。

 なお、東京都議会以外の議会で今回の石原都知事発言についての請願・陳情や議題の「提案」を行っても「なぜウチで?」と思われ徒労に終わる可能性が否定できません。ただ、長期的な視座に立ったとき。このシステムを知っていると「性的マイノリティが市民として、あたりまえに生活している」ことを公的機関に認識させる際に役立ちます。ぜひ活用していきたいですね。

04●議員を「使う」ために考えること
 
石原都知事の同性愛者差別発言を受けて PLAYLIST

上川あや

 他にも請願・陳情を使っていろんなことを仕組むことが出来ると思います。今から3年前に、福岡県みやま市の市議会に、「みやま市が非核平和都市である宣言をしてください」という要望書を、市民が請願権を使って出しました。それは一人でも書けます。



 で、何が出されたのかというと、タイトルが「非核平和都市宣言の採択についての陳情書」。これを、言葉を変えてしまえば、「性的マイノリティに優しい街宣言に関する要望書」というふうに書き換えることも、文面としては、権利としては当然、可能なんです。

 「非核平和都市」。非常に否定しにくいですよね。これは原案可決になりまして、その市は、議会でこれを可決したことによって、市民が求めている平和都市宣言、皆が賛成したので議会としても、平和都市宣言の議決を文面作って議決したんですね。ですので、非核平和都市になったんですよ(笑)。市としてダーンと掲げる、お題目としての看板を、自分達で掲げた。

akaboshi

 都市宣言作戦ですね。

上川あや

 そうですね。だからこういったことに、何に引っ掛けて彼らに「是か非か」を判断させるかということは、私たちが、自分達の権利として、それを行使をすることが出来るだろうと思っています。



 あともう一つだけ、いいですか?じゃあその、議会に何かをしようと思うときに、たとえばその「請願・陳情は一人でも出来ます」という権利を、行使するのも一つの方法です。あともう一つは、皆さんのやっぱり、自分達の代弁者として議員を選んでいるわけですから、議員を使わない手は無いわけです。行政権者も選びますけれども、私たちは、議員も選んでいます。

 基本的には、行政の巨大機構を動かす執行部の長が首長。ここで言うと都知事ですよね。行政と、あと議会である立法府というのは、基本的には「対立の構図であるべきだ」というふうに、もともと考えられて地方自治法が作られています。ですので、その、一方がおかしいことをしたら、チェック機構である我々の代人、代弁者に自分達の意見を伝えるというのが、本来は合理的な話だと思います。



 じゃあ、何らかの提案を議会でやってもらおうと思った時に、たとえば、議会で審査して是か非か決めるという通常の「議案」ですと、議会の定数の12分の1の賛成が無ければ議員は議案を提案できません。ですので、今、東京都議会ですと127が定数でありますので、11人の議員が賛成をすれば、何らかの提案ができます。

 で、あともう一つ。先ほど「決議」の話をしましたよね。「LGBTにやさしい都市宣言」でもなんでもいいですけども。「決議」を議会で上げるときに・・・これ東京都議会の先ほど事務局の人に先ほど聞きました。都議会のルールでは、一人の議員でも決議は提案できるそうです。

 だから、福士敬子さんがね、「じゃあ私、提案議員になりましょう」と言ったら、いちおうルール上は、1人でも提案を議会に出来て、127人が「是か非か」決める議論に巻き込まれるということが出来ます。

 ただ、但し書きがありまして。「ただし、一人の議員でも、本当にそれを皆で決めるかどうか、議題として本会議に乗っけるかどうかは議運で決めます」って言ってます。議運というのは議会運営委員会。議会の、会議のルールとかを決めるんですね。この日程で会議を開きましょう、何時から開いてこの順番で質問を受け付けましょうとか、全部それを決めて、本会議に突入するわけです。

 ただ、福士敬子さんは、まあ、恐らく議運のメンバーには入っていません。世田谷区もそうですけれども、少数会派には、議会のルール全体的を決めていく「議会運営委員会」で、賛成・反対を言う権利を認めていません、多くの議会は。

 世田谷区は「オブザーバー参加」して私たちはガンガンガンガン文句言って変えさせようとしますけど、都議会の場合は議会運営委員会そのものに、福士敬子さんは出られないはずだと思います。ですから、まあ、踏みにじられて「そんなの審査する必要が無いよね」っていうふうに言う可能性は「大」と考えるべきだろうと思います。

★注釈:その後確認してわかったこと。
・・・東京都議会では「一人会派」は議会運営委員会に参加できません。世田谷区の場合は「オブザーバー参加」といって、議決権は無いけれども議論に参加することは出来ます。しかし東京都議会では出来ません。ただ、市民も含めて議会運営委員会の傍聴は出来ます。

akaboshi

そうすると別の、議会運営委員会に入ってそうな人で、提案をしてくれる人がいるかもしれないと探す必要があると。

上川あや

 そうですね。11人以上ですから、共産党さんだけだと無理。社民党さんは議席持ってないので無理。ですので、えっとね、私ね、都議会の表もね、作ってきました。

 えっと、今ですね、127議席のうち、民主党が52、最大会派ですが過半数は行きません。第2政党が自民党38。公明党が第3で23。以下、共産党が8。生活者ネットワークと「みらい」っていう合同会派が3人。無所属が、福士敬子さんともう一人いて、2人・・・ですので、まぁ、あの、いずれにしても、彼らを、私たち市民が思っている議論に巻き込むという方法はいろいろありますけれども、まぁ、多数を取らなければ、はっきりいって議会では「負け」です。

 ですので、議会という「議決」として、この問題を扱うという意味においては、文章を出すなりなんなりする以上は、まずたとえばね。自民党でさえ否定できない・・・あ、これ民主党が最大派閥ですからまず民主党に言った方がいいですね。民主党さんに「こういう文案で出そうと思うんですけれども、乗っていただけますか」と聞いて、「この文面なら乗れるよ」って言ったところから、そしたら後は共産党さん8人足すと60ですから、あと3足せばいいんですね。たぶん、生活者ネットとかこの問題、センシティブで大丈夫だと思うので、これに、生活者ネット+みらい3を足すと、半分取れます、議会で。

 なので、鍵は、民主党さんが「イエス」と言ってくれる文面かどうかを、あらかじめロビイングをして、彼らに確認をとって言質を取った上で「提案」してしまえば、議会の半数を取れる可能性は、グッと高くなる。

 で、議会というのはなんなのかというと、議会というのは、「市民の意志を代表する最高の意志決定機関」です。国会は国権の最高機関です。なにが求められるのかというと、その、国権の最高機関なり議会の最高の意志決定に基いて、行政府というのは、事務を執行しなきゃいけない。行政府の長も、当然然りです。ですから、議会が決定したことは、行政府は基本的には尊重せざるを得ないところに、道理的には追い込む、ということが可能です。

 ですので、会派の人数や都知事との関係というものを、よく考えた上で文面を出すことによって、自分達の場合は、東京都議会という、私たちの代弁者を送っている議会の中で、その意見が通る可能性は、グッと高くなるということになります。

 議案として「決議」として提案するんだったら、一人でも巻き込めるし、私たちは議員を巻き込まなくも、一人で文面を作って「要請」をすることもできると。で、あとですね・・・<つづく>FC2 同性愛 Blog Ranking


シリーズ記事へのリンク

05●「都民の声」は無化される?
07●東京都の公聴システムの実態~基準がなく巧妙に無視されやすい「都民の声」
08●怒りをぶちまけずに浪花節での請願・陳情。誰でもどこからでも出来る方法とは?
09●議員を「使う」ために考えること
10●さまざまな方法で見解を問う


当ブログ発!ドキュメンタリー映画
『しみじみと歩いてる』上映会


1月10日(祝)13:00
パフ★シネマにて上映(トーク付き1200円)
会場:パフスペース
監督:島田暁/2010年制作 77分
制作:akaboshi企画

 『関西レインボーパレード』で出会ったレズビアン、ゲイ、MtFトランスジェンダー、FtMトランスジェンダーそれぞれの日常生活、それぞれの違い、家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤や喜びを描いたドキュメンタリー。ゲイである監督の視点からまとめました。上映後には1年ぶりに大阪から綾さんが上京して「Ronとakaboshiの直撃トーク005」を開催します。(→昨年、開催した時の映像はこちら。)どうぞお楽しみに!
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