映画『しみじみと歩いてる』11月23日(祝)上映会&トーク●来場者アンケート感想集(1)

11月23日(祝)14時~なかのZERO視聴覚ホールで開催した『しみじみと歩いてる』トーク付き上映会。アンケートには、長文を含む感想を多くの方が書いてくださいました。「公開OK」と明記してくださった方の感想を2回にわけて紹介させていただきます。
感想の紹介は次回にも続きます。ご協力くださった皆さん、ありがとうございました。→FC2 同性愛 Blog Ranking『しみじみと歩いてる』11月23日アンケート(1)
(「公開可」と明記されたもののみ。ネタばれ注意)
●まだ自分が高校生という事もあって、知らない事だらけでした。実際これからゲイとして生きていく中で、乗り越えなければならない壁も、この映画の中で知る事が出来てよかったです。これを機会にできるだけ多くのイベントに参加できたらいいと思います。
●「フツーに生きてるGAYの日常」を愛読してますので、akaboshiさんがどのような映画を撮られたのか興味深く拝見しました。前半は当事者の周りの反応もわりとユーモラスな部分が多く、クスッと笑えるところもあり、思っていたよりも楽しい見せ方なのだなと思いました。しかし、1枚1枚皮をめくるように、だんだんと核心に迫ると、一見理解があったり受け入れられてるように見える人でも、わかってはもらえないのだという壁にぶちあたるところが、こわかったです。(トランスの方が女性の格好をして出社したら首にする、というところ)。個人的にはとてもかわいらしいフェミニンなレズビアンの女性が積極的に活動されてる姿が見られたのは嬉しく思いました。動物が良いポイントで映ってるのもよかったです。
●ドキュメンタリーとしては、兄と弟(妹?)のストーリーラインがとても面白かったので、もっともっとそこを見てみたかったです。(あやさんのストーリー)。あのきょうだいのドキュメンタリーだけでも映画が1本作れるのでは?
●「トランスジェンダーとシスジェンダーの間には深くて・・・」と映画の途中で文字が流れたのですが、「シスジェンダー」という単語を知らなかったので、ちょっと意味がわからず、気になって気になって仕方がない・・・となってしまったので、もうちょっと解説がほしかったです。(あやさんはトランスジェンダー?)
●カメラワークが面白かったです。(深刻な話をしているのに、犬の足がひょこひょこ見えたり・・・深刻なのに、でも日常は流れる・・・というような場面が多くて、面白かった。)
●akaboshiさんが今まで撮り貯めた動画が多かったですが、これからは「映画を撮る」という意思の下に撮っていかれると思うので、ますます面白いものが出来上がっていくのでは?と期待してます!
●映画を見たばかりでは、すぐにドシッと来た感じを文章に表せないので、時間が経つにつれていろいろ感情が出てくるような気がします。
●観たあとに、しみじみと自分の生き方を振り返りたくなる。そんな映画でした。多分それはインタビューを受けていた方一人一人がまじめに、自分の人生というものを考え、あるいは、人生というものに苦しめられ、対話をしてきたからではないかと思います。マイノリティという題材、観点からも、一人の人間の人生という観点からも楽しめる、心にすっとメッセージが入ってくる77分だったと思います。ありがとうございました。取材・撮影お疲れ様でした。
●今日はブログを読ませて頂く中で知り、パートナーと拝見致しました。巣晴らしかったです。まだ一度も参加したことのないパレードの模様から、LGBTの方々の日常と周囲の方との関わりがとても判り易く伝わりました。特にMtFの方の描写(深い掘り下げ)に気持ちを持って行かれているうちに、パレードの成熟した現在の流れに行きつくラストは感動的でした。本当にありがとうございました!!
●最近、急に自分の性自認に疑問を持ち、色々とインターネットで情報を探していて、ブログ『フツーに生きてるGAYの日常』さんで、この上映会を知り、参加しました。今まで情報としてしか知り得なかったセクマイの方々をもっと近くで感じることが出来ました。ありがとうございます。私は、生物学的には女で、異性愛者ですが、自分のことを女だと思えずにいます。むしろ、男性寄りの考えだと思っており、自分自身の姿や考えが中性的であることを望んでいます。そんな、「思いきって医学的に性別を変えようとはしない。けれども、ジェンダーに疑問を持って、中性的であろうとしている人々」に焦点をあてた映画も観てみたいと思いました。今回トークなどをきかせて頂いて、性別をこえた人と人との関わりについて大事だと、とても思いました。
●楽しく拝見させていただきました。いろいろなセクシュアルマイノリティーの方が、それぞれの環境の中で、一生けんめい生きている。目標をもって生きるという姿に感動しました。また、マイノリティでない自分はどうすることがベストなのか考えさせられました。「すこし不思議」が「恐怖」に変わらないようにしたいと思いました。余談になりますが、この映画で「パレード」というものを初めて見ました。たくさんの人たちが企画し、参加をしていました。しかし、当日のニュース番組ではまるで、変わり者集団のようにあつかわれていたのが残念に思いました。映画の中のアサミさんの部屋と、うかさんの部屋に色紙があって、両方とも心に元気を与えるような内容だったのが興味深かったです。
●映画楽しんで拝見しました!伯父・いとこ(2人)がゲイです。友人にも比較的多いです。ネッ友第一号の人が、トランスジェンダー(MtF)です。ヘテロセクシュアルの女性として生活してきましたが、40代後半の現在まで一般的な家族を作らず、シングルでいることになったので、今後オルターナティブなコミュニティ(ファミリー)を作る上で、周りの人との関係性を模索している局面で、セクシュアルマイノリティの人たちにシンパシィを感じている最近です。綾さんの今後にはとても興味があります。お兄さんやお母さんを含め、周囲の人たちと、どういう関係を築いていかれるのか。また続編で知ることができたらと思います。自分の伯父のゲイとしての生活(親戚付き合いの中では「無いこと」になっている)についても機会を作って聞いてみたいと思っています。
●パレードを軸として、地方のゲイの問題、TG、TS、当事者の問題、カミングアウトの問題と、もりだくさん。良くもあり、ゲイの話は少しものたりないというか、もっと聞きたいと思ってしまいました。(トークショーでつながってナットクできましたが・・・)
●空席が残念でした。もっと幅広く告知をすると良かったのではないかと思いました。この内容であれば(準)公的な媒体に告知を載せても良かったのではないかと思います。
●初めて、このような会に参加しました。(表現が変ですみません。)ただ、ノンケとして生きてきて(恋人は居ます)32年。いつわりを演じるのに慣れていた?それが普通になっていた?本当にこのままで良いのだろうか?恋人も同様、もっと同じ仲間との交流を通じ、広い視野で世界を見つめてみないか?自問自答。一歩踏み出せそうな気持ちになりました。不思議な勇気を頂けた映画です。
●貴重な映画の上映をありがとうございました。綾さんと友だちになれた気持ちになりました。と、同時にゲイやレズビアンの恋人の関係が、すごく短期的なのだなと、(時系列があまり分からなかったので正確ではないのかもしれませんが)印象的にうつりました。関西のパレードは、行ったこともなかったので、準備の段階からリアルな感じで見れたのがよかったです。着付け教室の方の率直な意見やボランティア協会の方、パレードの時にベンチに座っていた周りの方々の反応が、とてもよくうつしだされていたなと思いました。一人でも多くの方に観てもらいたいと思いました。「ありのまま」というメッセージが伝わってきたように思います。
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