フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-05
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メディアと性的マイノリティ01●伊藤悟さん自己紹介~同性愛者の生活と人生を応援して16年



 2010年10月17日(日)。メディアと性的マイノリティについて考えるディスカッションが開催されました。主催はdislocate。会場は「3331 Arts Chiyoda」

 パネリストは、性的マイノリティ当事者としての立場からマスメディア批評を最近活発に行われている方々ということで、伊藤悟さん(すこたんソーシャルサービス)、三橋順子さん(女装家・性社会史研究者)が参加され、akaboshiはディスカッション後に上映された『竜超の現代狂養講座 同性愛とテレビジョン』の監督という立場からモデレーターを勤めさせていただきました。

 14時から始めたディスカッションは途中15分ほどの休憩を取り、終了予定を30分延長して3時間以上行われ、話題も多岐に渡りました。従来のマスメディアの性的マイノリティ描写の問題点や成果、そして今後への展望等も見えてきたような気がします。ほぼノーカットで掲載しますので、どうぞ最後までお楽しみに。まず今回は伊藤悟さんの自己紹介から。 

01●伊藤悟さん~同性愛者の人生応援16年
 
メディアと性的マイノリティ PLAYLIST

akaboshi

 本日はお集まりいただきましてありがとうございます。これからディスカッションを3名で始めさせていただきますが、『ジェンダーとセクシュアリティの媒介』というタイトルのディスカッションとなります。主催はdislocateです。そして、本日司会を担当させていただきますakaboshiと申します、どうぞよろしくお願いいたします。

 最初に自己紹介をパネリストの方々にしていただきまして、その後、各々セクシュアルマイノリティの当事者という立場から、マスメディアと色々な付き合いをしてきた方々ですので、各々の経験を語っていただきます。まずは、伊藤悟さんです。では、簡単に自己紹介をお願いします。

伊藤悟

 どうも今日は皆さん、来ていただいてありがとうございます、伊藤悟と申します。プロフィールはお手元のレジュメにもあるかと思いますけども、ゲイですね、男性同性愛者の当事者としてカミングアウトしながら、「すこたんソーシャルサービス」というNPOで活動しています。ただ、自分という人間といいますか伊藤悟という人間全体としましてはいろんな事をやっておりまして、一つだけ申しますと、いちばんわかりにくい仕事として『ひょっこりひょうたん島』に関わる仕事というのをしております。なぜかその本だけ持って来ているのがアレなんですけども。

 『ひょっこりひょうたん島』というのは60年代後半のNHKで、ものすごい人気のあった、今では考えられない、夕方に視聴率20%を超えるという凄い人形劇で、大人にも人気があって、自分の場合はいろんな思いがあって、ビデオの無い時代に『ひょうたん島』を記録しまして、台詞をメモしたり、セットや人形の絵を描いたりして、ビデオの無い代わりに自分のノートをひっくり返し見ては楽しんでいたら、それが90年代に・・・今日は90年代と2000年代というのが後でキーワードになりそうな気がする話なんですけど、90年代に『ひょっこりひょうたん島』がリメイクされる中で、資料が無いんですね。

 NHKというのは、お金は本当はあったんじゃないかという説もありますが、ビデオが高いので、一つの番組を録画して放送すると、また、時間が経つと別の番組を録画して放送して擦り切れたら捨てると。そういう形で70年代の後半まで、娯楽番組・子ども番組はほとんど残っていません。だから、初期の大河ドラマや朝の連続テレビ小説なんて全然見られない状態ですね。で、『ひょうたん島』も残っていない中、私のメモを使っていただいたということで、『ひょうたん島』に関して資料もNHKは・・・今日はNHKなんて話も後でいっぱい出てくると思うんですけど資料もNHKはちゃんと取っておりませんで、とりあえず今、『ひょうたん島』の資料を一番持っている人間として、『ひょうたん島』の仕事に関わらせていただいております。

 そんな側面もありながら、だから、いつの間にかですね、『ひょうたん島』が好きで好きで堪らない少年が、その仕事をすることになってしまったということで、『ひょうたん島』で町おこしをしている町の顧問なんかをやっていたりするというところもあるんですが。

 活動の方は「すこたんソーシャルサービス」というところで、同性愛者の生活や人生を応援する団体という風に最近、呼び名が少しずつ変わって来ました。1994年に活動を始めていますので今年で16年経ちました。丸16年経ちました、9月1日に始めましたので。やってることも変わって来まして最近はワークショップといいますか、とりわけゲイの人たちが話す場所、リアルに会って話す場所を確保する。いろんなテーマで出会って友達を作る場を確保すると。そういうワークショップを、月に、多い時は毎週やったりしていますが平均、月に3回くらいそういうワークショップをやりながら地道に、ゲイとしての自分、同性愛だという自分を肯定して、どういう風に生きて行ったらいいのか。自分を受け入れて、友達を作って行くだけでもまだまだ大変な人がいるので。

 メディアの力によって随分出会いが簡単になってきた部分もあるのですが、「すこたんソーシャルサービス」はそれでもまだ、ゲイとして生きて行く時に自分を受け入れられずにいろいろ苦労している人、また、今ある他の出会いの場ではうまく出会えない人のために、そういう地道なワークショップとかイベントを提供するという活動をスタッフ10人でやっているということで。また後でゆっくり機会がありましたらその活動の中身もお話しますが、その活動もやっぱり「ネットありき」で、ネットを利用しながら宣伝したりしていますけれども、ネット利用につきましてもまた後で話が出れば紹介したいと思います。

 とりあえず、いろんな仕事をしながら生きておりまして、自慢は「冠婚葬祭の時以外はネクタイをしないで生きて来れて」というのが自慢と言えば自慢ですが、まあ大して自慢でもありませんが、今日はよろしくお願いします。伊藤悟でした。

akaboshi

 伊藤悟さんなんですけども、著書もたくさん出されておりまして、今日僕が持って来ましたのは『男ふたり暮らし』という本と、『男と男の恋愛ノート』そして『同性愛者として生きる』。

 「すこたん企画」という風に最初、梁瀬竜太さんと二人で始められた団体の時からの本があるんですけども。特に僕、すごいこの2冊が大好きで。2人の、同性のパートナーとしての日常生活が事細かにリアルに描かれていて、しかも良い事ばかりではなく、生活の中で様々な喧嘩が起きているんですけども、そこまで事細かに・・・まず1冊目で伊藤さんがそこまで書き、で、2冊目で梁瀬さんが書かれたことに関して反論をなさっていたりとか。中で往復書簡のような感じになって、交互にお互いの原稿が載っていたりなど、こういう本が90年代の前半に出されておりまして、これは文庫本化されて復刊されるべきだと思うくらい、日本の同性愛、特にゲイの2人暮らしを描いた、僕は古典的な名作だと思ってます。続いて三橋順子さん、よろしくお願いします。(続く)




伊藤悟さん関連書籍

『男ふたり暮らし―ぼくのゲイ・プライド宣言』
『ゲイ・カップル 男と男の恋愛ノート―恋と暮らしと仕事のパートナーシップ』
『同性愛者として生きる』
『ひょっこりひょうたん島熱中ノート』
『ひょうたん島から明日が見える―ガバチョと未来が変えられる10のヒント』

伊藤悟さんプロフィール

・・・NHKのテレビ人形劇『ひょっこりひょうたん島』に魅せられ、ビデオ のない時代に必死に記録し、1990年代の同番組のリメイクに貢献。その後、『ひょうたん島』にかかわる仕事を手がけ続ける。「人間の数だけ生き方がある」をポリシーに好奇心旺盛に活動中。著述業を核としつつ、翻訳に音楽評論、カウンセリングも手がける。教育への提 言、特に英語教育の改革はライフワーク。英語の個人指導にも熱心。法政大学/千葉大学講師、千葉県教育委員会スクールアドバイザー、ひょっこりひょうたん島ファンクラブ会長、同性愛者の生活を応援する NPO「すこたんソーシャルサービス」主宰。『同性愛って何?』 『ひょうたん島大漂流記』など著書多数。

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ゲイ・カップルをゲストに迎えて
『しみじみと歩いてる』第2回東京上映会


11月23日(祝)14:00上映(トーク付き1300円)
会場:なかのZERO視聴覚ホール
監督:島田暁/2010年制作 77分
制作:akaboshi企画

 『関西レインボーパレード』で出会ったレズビアン、ゲイ、MtFトランスジェンダー、FtMトランスジェンダーそれぞれの日常生活、それぞれの違い、家族へのカミングアウト、仕事場や人間関係における葛藤や喜びを描いたドキュメンタリー。ゲイである監督の視点からまとめました。今回は映画に出演している九州のゲイ・カップルをゲストに向かえて「地方に暮らすセクシュアルマイノリティとして思うこと」を上映後にトーク。ぜひお越しください!上映会の詳細はこちら。
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