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フツーに生きてるGAYの日常

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2023-11
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東京国際レズビアン&ゲイ映画祭38●中国のゲイ・バイセクシュアル描写映画『スプリング・フィーバー』出演者トーク



 第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010。最終日の7月19日に上映された中国映画『スプリング・フィーバー(Spring Fever)』上映後には、主演俳優のチン・ハオ(QIN Hao)氏と、チェン・スーチョン(CHEN Sicheng)氏が映画祭のために来日し、Q&Aセッションが開催されました。司会はドラァグ・クイーンのマーガレットさんです。

 この映画は2009年のカンヌ映画祭で脚本賞を受賞し、東京フィルメックスで「春風沈酔の夜」というタイトルで上映された際にはロウ・イエ監督が来日してトークも行われ、観に行きました。アイデンティティやセクシュアリティの「垣根」の曖昧さを戦略的に描き出した作品であり、演出や映像スタイルとしても様々な「垣根」が曖昧になるよう構成されているため、ちょっと気を抜くと混乱を来してしまいそうになる緊張感に満ちた作品です。

 前作『天安門、恋人たち』(2006年)が中国政府から「問題作」とされて5年間の映画製作禁止処分を受けている最中ということもあって中国国内では公開されていないそうなのですが、それでもこうして海外で高い評価を得たり、日本の「レズビアン&ゲイ映画祭」に主演俳優がプロモーションで来日したりすることは可能だということで、今後の中国のセクシュアルマイノリティに関する様々な「変化の予兆」を感じさせるトークでした。

『スプリングフィーバー』俳優トーク1
 

『スプリングフィーバー』俳優トーク2
 

『スプリングフィーバー』俳優トーク3
 

スプリングフィーバー』俳優トーク4
 

『スプリングフィーバー』俳優トーク5
 
第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010 PLAYLIST

 出演している俳優さんたちが本当に、監督の演出スタイルや映画そのものを愛していることが伝わってくるトークだと感じました。

 『スプリング・フィーバー」ですが、日本ではUPLINKの配給で11月6日から渋谷シネマライズで公開されます。これまで2回観ましたが、観れば観るほど味わいの深くなる映画だと感じました。FC2 同性愛 Blog Ranking
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