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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2023-12
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セクマイ系★紙媒体掲載チェック046●『婦人公論』が「見た目同性婚カップル」を紹介

 5月7日の『婦人公論』の新聞広告に以下のようなコピーが躍っていました。

『ルポ・結婚最前線・別姓婚から同性婚、3度の復縁まで』

 これは、5/22号に掲載されている「一度は離婚を考えたあなたへ/夫婦を長続きさせるヒント」という特集の中のコーナーに掲載された内容なのですが、この場合の別姓婚とはすなわち事実婚のこと。3度の復縁とは「同じ男性と3度結婚」を繰り返した女性のエピソードのこと。さて同性婚とは・・・?。

 もしや、女性誌にレズビアンカップルの掲載か!?と思って見てみたところ、僕の想像を超えるカップルが紹介されていました。

 「“見た目は同性”のカップル」としてP31に紹介されていたカップルは、『ふたりとも生まれたときは「長男」』すなわちMtFトランスジェンダー同士のカップルだったんです。「嫁」である薫さん(36歳)は性同一性障害の治療を受け、戸籍上も女性になった人。「夫」である祐希さんは戸籍上は男性。新宿で「ニューハーフ」として働き現在はショットバーを経営しているのだとか。P31には揃って細身で長髪の2人が仲良く寄り添っている写真も掲載されています。

 なるほど。見た目とか性自認を基準にした場合、この組み合わせは制度上は異性婚でも、本人たちにとっては同性婚ということにもなるのか・・・と、僕にとって新たな発見になる記事でした。

 ただ、この場合の祐希さんは自分のことを「オカマ」と言い表していますから性自認は男性であるとは限らず中性あるいは「MtX」なのかもしれません。その場合、この婚姻関係は異性婚でも同性婚でもないわけでして(笑)。本人たちが自分たちの関係をどう語るのか、それを周囲から見たらどう語られるのか。さまざまな呼称が生じる可能性のある関係が、実際にあるのだということに気が付いた記事でした。

 女性誌の「夫婦の長続きの秘訣」を扱った特集記事に、こうしてセクシュアルマイノリティが含まれているのを見ると、気持ちがほっこりさせられます。「“普通”じゃないけれど、私たち、うまくいってます」というタイトルの、フリーランス作家の田中有さんの書いたレポート記事でした。FC2 同性愛 Blog Ranking
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