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2023-09
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テレビの中の性的マイノリティ10●レズビアンとFtMタレントがいない理由



 日本のテレビではなぜ、レズビアンとFtMのタレントがメジャー化していないのでしょう?

 このテーマでよく引き合いに出される事件としては、70年代に起きた佐良直美さんとキャッシーさんの、いわゆる「レズビアン・スキャンダル」があるわけですが、果たして理由はそれだけでしょうか?

10●レズビアンとFtMタレントがいない理由
 
テレビの中の性的マイノリティ PLAYLIST
■主催:セクシュアルマイノリティと人権を考える会 さらだ ■講師:三橋順子さん

 女性の社会進出とセクマイ・タレント事情は密接に関係していたわけですね。

 テレビの制作現場は圧倒的に「男社会」なのだとか。そういえば、テレビ東京系『極嬢ヂカラ』が「女性によるオンナたちの欲望ための番組」を「売り」にしていますけれども、それが珍しいこととして「売り」になるということは裏を返せば、それ以外の番組がいかに「男性目線」から制作されているのかということですもんね。

 レズビアンタレントとFtMタレントのテレビでの活躍の可否は、社会の「男女対等」の達成度を示す指標なのかもしれません。そういう意味で現状は、日本社会の実態を反映していると言えるでしょう。FC2 同性愛 Blog Ranking
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コメント

この記事へのコメント

島田さんの見方には異論があります。男社会だからビアン・タレントが登場しないのではなく、Fマーケティングの結果だと思います。おすぎとピーコにしても、今のオネエ(≠ホモセクシャル)ブームにしても、それを支えているのは実はヘテロ女性です。やおいというジャンルがあるように、日本ではヘテロ女性が男性同性愛を嗜好する傾向があり、それがこれほど強いのは世界でも日本だけです。セクマイ先進国の欧米人でさえ、「日本のTVはオネエばかり出ていて不思議だ」と言います。

今男性のTV離れは顕著で、TVの主たる視聴者層は女性のF1/2層です。彼女らが嗜好する番組が作られてオネエタレントばかりになっているのであり、男社会だから、男目線だからというステレオタイプな批判は当たらないと思います。ネット上では男性が見る番組がない、女性に媚びた番組ばかりだという声が多いじゃないですか。

ドラマの主な視聴者が異性愛女性だとすると、主人公がレズビアンだと共感できないというのはやむを得ないことでしょう。ゲイが主人公のドラマがあっても男性視聴者は共感できず、CHを変えてしまうでしょう。因みに2丁目に来るヘテロ女性の殆どは、ゲイバーに行き、ビアンバーには行きません。ビアンはキモいと平然と言います。設定が変更されたのはヘテロ女性のレズビアン嫌悪が反映された結果だと見たほうが自然だという気がします。

民放は視聴率を競っています。本来はレズビアンの設定は変えられるべきではありませんでした。しかし資本主義社会の特筆として視聴率を取るために、このようなことが成されるのはやむを得ないことといえるのではないでしょうか。レズビアン(やゲイ)ドラマは公共放送のNHKに期待したいところです。

もう一つ付け加えたいのは、TVに出ているのはオネエやトランスジェンダーがほとんどです。女装せず、オネエ言葉も使わない、男性的なゲイは皆無な状況です。オネエ(かつてのオカマ)には寛容になってきたものの、男性的なゲイへのホモファビアは未だに強烈です。ビアン女性と同様、男性的なゲイも排除されている現実にも自覚的であって頂きたいと思います。
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