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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2023-06
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レイザーラモンHGを観察せよ001●正直、どうなの?

突然、日常に侵入してきた「ハードゲイ」

今年の夏頃からあちこちで「フォーッ!」という叫びが流行り出し、その頃あまりテレビを見ていなかった僕には何のことだかわからず、職場で「知らないの?ハードゲイだよ」と同僚から無邪気に口にされた日にゃあ・・・驚いて心臓が止まるところでした(いやホント、大げさじゃなく)。

ハ・・・ハードゲイ・・・。こんな真っ昼間から、そんな大声で堂々と・・・。この人、意味をわかって言ってるんだろうか・・・。僕は動揺を抑え、冷静さを装いながら同僚に説明を求め、それがお笑い芸人のネタであることを知りました。なんでも彼の格好がモノスゴくて、肌を露出させたり股間を強調させて腰を振っているということを楽しそうに教えてくれます。「すっげ~おもしろいから見てみなよ~。」と言われたので、複雑な感情を抱きながらも恐る恐るテレビを見てみました。

う~ん。僕にとってはあまりセクシーじゃない(←そういうことじゃなくて。爆)
思ったよりも大人しいというか、キャラを演じている本人の気の弱さが滲み出ていて痛々しいと思いました。困ったら力技で「フォーッ!」と叫べばとりあえずウケているらしいし、「流行っている」という空気のみで人気が保たれている、その薄っぺらさに安心しました。このブームは間違いなく一過性だろうから。

屈折のない奔放さ

しかも彼は明らかにゲイではない(・・・ですよね?知らないけど)。だって、ゲイというものに距離のある人でなければ、あそこまで無邪気には茶化せないでしょう。それに、彼からはゲイに特有の「屈折」を感じない。わかりやすく言うと、ゲイとしての「色気」がない(←あくまでも僕の主観ですよ)。彼の全身からは、いわゆる「ノンケ」の男たちに独特の、あっけらかんとした奔放さや、いい意味での無神経さが滲み出ているように思います。
☆「ノンケ」・・・「ゲイの気配がない人」の意味で、主にゲイたちの間で使われている用語です。

このブームの後には何が残るんだろう

ただ一つ気懸かりなのが、ブームが終わった後のこと。
「ハードゲイ」という言葉は「2005年を象徴するブーム」として、あのコスチュームと「フォーッ!」という叫びと、笑いをとるために誇張された腰の動きとともに人々に強烈に記憶されます。そのイメージが今後どう変容するのでしょうか。とても気になります。

それにしてもテレビというものはおそろしい

これから年末に向けては「一家団欒にテレビを見る」ことが一年でいちばん盛んになる季節。流行語大賞にも選ばれ、今年いちばんブレークしたお笑い芸人である吉本興業所属の彼は、ここぞとばかりに駆り出され、様々な番組に出演しまくるでしょう。
テレビというものは、なんでもかんでも日常化して陳腐化してしまうもの。この年末年始の特別番組を中心にして、牧歌的な日常のお茶の間に「全国民的な今年の風物詩」として「ハードゲイ」という言葉が扱われ、あっという間に消費されまくることでしょう。これは滅多にない現象です。

そこで僕はこの際、年末年始の彼の出演番組をパソコンに録画し、番組全部を見るのは時間的に無理だとしても彼の出演シーンを抽出して観察してみようと思います。番組内で「ハードゲイ」という言葉がどのように使われ、彼がキャラクターとしてどのように笑いのネタに使っているのか。そこから導き出される笑いはなんなのか。考えてみると面白そうだからです。

TV番組表サイト「ON TV JAPAN」の「出演者」をクリックして「ら行」の「レイザーラモンHG」を見ると、彼の出演番組をチェックすることができます。
皆さんも、もし興味のある番組がありましたらレイザーラモンHGがなぜ受けているのかに注意して見てみてください。また、ご家族で一緒に見る方は、家族がどういうリアクションをとっていたのかも観察してみてください。そしてこのコーナーに、ぜひ情報を寄せてください。

<本日の時点でわかっている彼の出演情報>
●12/23(金)
前08:30→前09:55TBSテレビ「 はなまるマーケット」
前09:55→前10:55日本テレビ「 なるトモ! 」
前10:50→後12:55TBSテレビ「 きょう発プラス!」
●12/24(土)
後12:00→後01:55テレビ朝日「 M-1グランプリ2005準決勝67組激闘の全て」
● 12/27(火)
後07:00→後10:24 フジテレビ「 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」
深12:25→深01:49 TBSテレビ「 ネプベガスペシャル!年末だから90分SP!」
深12:35→深01:30 テレビ朝日「 鳥越道場」
●12/28(水)
後06:30→後08:54 TBSテレビ「 あなた説明できますか?2005年総決算!有名人の疑問ぜんぶ答えますSP」
後06:30→後08:54 フジテレビ「 なるほどザ・ワールド年末の祭典スペシャル 」
深12:37→深01:37日本テレビ「 しゃべる大捜査線 ホンマ刑っ事スペシャル」
●12/30(金)
後09:00→後11:25テレビ朝日「 笑いの金メダル・歳末大笑いスペシャル」

それにしても売れっ子ですね~。28日なんかゴールデンタイムで同時間にW出演・・・!

★オーストラリア在住のNicoさんのブログでも最近この話題が出ています。
「流行語大賞2005」という記事によると・・・「ハードゲイ」という言葉は1979年に製作されたアル・パチーノ主演の映画「クルージング」で日本にも認知されるようになったそうです。

では、情報提供よろしくおねがいしますね~、フォーッ!(←バカっぽい。笑・・・それにつけてもなんでフォーッ!なの?)FC2 同性愛Blog Ranking
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コメント

この記事へのコメント

 ちゃーっす。
 おひさしぶりで~す。
 HG。
 本人いわく、ゲイではないそうです。確実に。
 不肖大統領も、ちまたで騒がれるほど、オモロイとは思いませんわ。
 べしゃりがOKなわけでもない。
 みためがウリなわけでもない。←肉付きはええけど(プロレス経験者)
 あの動きだけ?
 年明けには消えるかも?(^^) ご指摘のように、気弱らしく、グラサンあるから派手なパフォーマンスができる・・・・。 
 いまのところ、ギョーカイに消費されているだけなんすかねえ。
 お笑いでも、政界でも、学界でも、
  思想性
がないと・・・・ 持続せんような気がしますわ。
 ノンケ特有の無神経さ・・・か(ええ意味での)
 ん? 大統領じゃん!(T_T)

まず「ノンケ」という用語に感動。ひとつ勉強になりました。
HGは私と同じ年。そしてイイ青年だと勝手に思ってます。
でも決して彼はゲイを軽蔑した訳ではないと思いますが、いかがなんでしょう?
本人も今期いっぱいの人気と自覚してますから、今後の活動に注目です。

実を言うと自分もこの人の登場によってノンケの方々の一般的な会話にハードゲイという言葉が出てくることにヒヤヒヤしてました・・・。
今、この記事を読んでこの人のことを振り返ってみて「なにが面白かったのか?」と考えてみると、その場の雰囲気に流されていたんですね。
はっきりとはしてませんが・・・・年末は祖父宅へ行くので、親戚の反応も見てみたいとおもいます。
まぁこの人がしたことで、極端に同性愛者にマイナスのイメージがついたとかは無いと思うので・・・よかったです。

お笑いブームでパッと出てきましたよね。 私はお笑いが好きですけど、はじめは直視するのはチョット抵抗がありましたよ。
ネタというより、動きと勢いだけなので、一過性の人気だと思いますが、本人は真面目そうなので、人気に担がれて腰を振らされていて気の毒な気がします。(本人も腰痛だって言ってたし。)
ハードゲイと言いつつも、ゲイのコントは1度しか観た事ないし、格好がハードなだけで、腰振りも男の人じゃなくキャーって反応しそうな女の人に向かってすることが多いような・・・。 売れるためにはインパクトってやつなんでしょうか。

メリークリスマス、akaboshi07 さん!
個人的に、HGの顔好きなんですよね^-^

すっかりブログの更新さぼってます。
お久しぶりです。そしてメリークリスマス!
初歩的な事を言ってすいませんが、そもそもゲイにハードとかソフトとかって区別があるんですか?
(^^;
コンタクトレンズじゃあるまいし。
私はHGの芸風がハードだから、ハードな芸風で、ゲイと芸をひっかけてハードゲイなんだよと言われて、そうなんだと思ってました。
akaboshi07さんの記事を読んで初めて『え、ハードゲイって別に意味があるの?』と思ったんですが・・・・無知?

どうもはじめまして。
のぞかせていただいたのでコメントさせていただきます。
自分もあまりテレビ見ないので、実家に帰った時この人がテレビに出てきたのを見たときは結構びっくりしました。
ここ数年、オカマキャラの人はだいぶメディアに出てくるようになったけれど、こういうHGみたいな人は初ですよね。
まあ、ピーコみたいなのに比べると、幾分見た目的にいいけれど、やはり両親と一緒には見れませんでした(苦笑
ちなみに、うちのブログもよろしくお願いします。

・・・私も最近までレイザーラモンHGを知りませんでした;彼は頑張ってHGを演じてるみたいだけど、結局『素』の自分をさらけ出せないのは甘いとおもいます。・・・まぁカメラに向かってあれだけ派手な事をしてるんだから仕方ないのかもしれませんが、やるんだったら『とことん』やってほしいですね^^;
私も彼はスグに消えていくと思います。・・・だってアレ以外に売りがなさそうだもん^^;
この間彼らのコンビのネタが流れてて見たけど全然面白くなかった;素人の方が面白かったかも^^;
☆ちなみにakaboshiさん!クリスマスはどうでしたか?今度じっくり聞かせてください!

HGは、今はこういうキャラで売り出していますが、
もともとは吉本新喜劇の役者なんかもしていて、
今もたま~~に 本名の「住谷正樹(すみたにまさき)」として
素顔で出ていますよ。
彼自身、このキャラがいつまでも続くとは思ってなくて、
今後どうしていこうか、考えていると以前言ってました。
自分の出番では あんな感じ(笑)ですけど、
他の人がメインになっているときは 決してでしゃばらないし、
頭もいいみたいだし、本当はとてもまじめで
彼のことを悪く言う仲間はいないようです。
私は結構好きですよ^^
うちの小3のムスコ、HGの腰振り むちゃくちゃウマイし(笑)

なるほど・・・やはりゲイではないと思ってましたが、その理由が「色気」なんですねえ。
その辺よく分かりませんけど、確かにひき付けられるものが無いような・・・
それにしてもそんなにテレビに出てるんですねえ・・・そっちもすごいですね。

● huimuseum大統領。
コメントを次の記事で引用させてもらいましたよ~。

● jyubonさん。
普通は知らないですよね「ノンケ」なんて言葉(笑)。
僕も、自分がゲイであるという認識を持った時に
ネット上で知って学びました(爆)。今でも、使うことに抵抗があります。
こういう「閉じた言葉」に対する違和感は
いつまでも忘れてはいけない感覚だと思っています。
彼がゲイを軽蔑したわけではないかどうか・・・僕にはまだ判断できないので
これからよ~く観察してみようと思っています。

● hat-oくん。
そうだよね。実際、ヒヤヒヤするよね。
「ゲイ」って言葉が使われるだけでも、今のところはヒヤヒヤしてしまうから。
年末年始、周りの人々をぜひ観察してみてください。

● yoriさん。
女性としては最初は抵抗を感じますよね。そりゃ。
ゲイとしても・・・とても感じます(笑)。
すごいと思うのが、テレビをよく見て彼に笑っている人たちが
あの腰ふりを「すでに見慣れている」という状況(笑)。
彼がノンケだということが周知されているのだとしたら、
アレは女性にとってはセクシーに感じられるのでしょうか。
ゲイ的には(僕には)全然、そうは思えないんですけどね。
実際、アレを見て「感じる」ゲイはいるのだろうか・・・。

● kubrickさん。
なるほど。あの顔がお好みですか。
どうやら女性ウケがいいみたいですね。

●ジンジャーさん。
ご安心ください。ゲイでも滅多に「ハードゲイ」の意味を理解している人はいません。
実際、僕はお目にかかったことがありません。
たぶん「ゲイ」として夜の世界で行動するときに、
レザーファッションで決めてハードなイメージの自分を演出することを好む人のことを
指すのだと思いますが・・・
そうした特殊な格好を好むゲイって、現在では少数派だと思いますよ。

●kazuccineさん。
今のところはキャラクターの特異性の「勢い」で押しているようですから
今後、新たに発展させれば面白くなるんでしょうね。
おかまではない「ゲイ」を認知させた功績はあるのではないかと
僕も少し肯定的に捉えるようになってきました。
(正と負の両面を見て行こうと思っているので。笑)

● ihananomamaさん。
彼は「特異なキャラをがんばって演じている」という
いっぱいいっぱいな状態も自虐的に笑いに繋げているようですね。
最近、そういう人が多いような気がしますが・・・。

● kajukajuさん。
情報どうもです。
吉本新喜劇では、あのキャラはやってなかったんですかね?
どうやらテレビ番組でのキャラガ受けたので、そのままやるようになった
みたいですが。
すごい。小3の男の子が腰ふり(笑)。
たしかに子供は、ああいう無邪気なエロネタって好きですよね。
流行ってるんだろうなぁ~(笑)。

● モッさん 。
あくまでも、僕は彼にそそられません(笑)。
恥じらいがない所には、エロを感じない。(←な~に書いてるんだか。笑)

彼があの扮装でないときは、ふつ~~のにぃちゃんですわ(^^;
新喜劇では、あの体格とプロレス愛好家の特技を生かして(?)
中山きんに君らと 体を張った芝居をしてました(笑)
今はHGの方が忙しくなったからか、昼間テレビ放映される新喜劇には
出てこないですねぇ。。。2年ぐらい前までは出てたのに。
ちなみに私は、“HG”には男としての色気は感じないです(笑)
むしろ、“住谷さん”のときの方がいいかも。

● kajukajuさん。
中山きんに君と組んでたのですか。
なるほど。筋肉ってゲイを連想させますからね。
あの扮装のインパクトと筋肉という鎧をつけているから
今の彼は強気に振る舞えているという感じがしてしまいます。
見ているとちょっと痛々しい・・・そこも今、受けている理由の一つなのでしょうね。
「頑張れっ!」って応援したくなるような頼りなさを感じさせますから(笑)。

HGは裏切り者

って、熱愛報道の時町中の人々に言われてましたよね。素直にそうだと思う。彼自身がゲイかどうかより、あのスーパースターっぷりが皆のハートを掴んでいた事は確か。芸人仲間の話ではあの人気の勢いに恐れをなして結婚したくなったそうな。でも、生活苦の最近では「オードリーもはんにゃも大人気の中恐れず頑張ってる。俺もあの時頑張ってればよかった。籍は後でもあの頃なら確実に養えた」と涙ながらに語ったそうです。宅建合格したそうで、やっぱり頭のいい人はすごいです。大阪に居て別居は本当のようです。そしてあの嫁と離れていれば舞台の評判も良く、離婚が発表されてるらしく、スケジュールが埋まりつつあるらしいです。ファンって有難いですね。
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