パフ★シネマ034●『フリーヘルド』上映後・北丸雄二さん×尾辻かな子さんトーク01●処世術から世直しへ

正月3日に誰が観に来るの?と疑心暗鬼で開催したにも関わらず(←おいっ!爆)、多くの方々に御来場いただいたパフ★シネマ『フリーヘルド』上映会(→開催時の予告記事はこちら。)トークの模様を、一部オフレコトークをカットした上で御紹介します。ゲストはNY在住ゲイ・ジャーナリストの北丸雄二さんと、前大阪府議会議員で2007年に民主党全国比例から国政にチャレンジした経験を持つ尾辻かな子さん。
北丸さんはこの直前に、帰省先から羽田空港に着いたばかりというタイミング。客席には他にも、海外在住のゲイの方がちょうど帰国していて観に来ていられたりしましたので、年末年始に開催することによって、かえって観に来ることが出来る人も居るんだなぁという発見がありました。
アカデミー賞受賞ドキュメンタリー『フリーヘルド』を観た直後のトークだったのですが、映画が同性パートナーの遺族年金受給問題を扱っていたということもあり、日本にはまだない「パートナーシップ法」の必要性を、どのように社会に働きかけて行くのかの「運動論」が語られる場になりました。
01●なにが正義でフェアなのか
02●フツーな人々が担う運動
03●処世術から世直しへ
04●マスメディアの職務怠慢!?
■パフ★シネマ●北丸雄二×尾辻かな子トーク PLAYLIST
文化としての「多様性の担保」と、制度の制定を求めるための「運動」とは、時に分けて考えると整理できるのかもしれません。一人の人の中にも「クィア」な部分と「フツー」な部分は同居しています。どんなに人前で特殊で突飛な表現や行動を実践している人でも、夜が来たら歯磨きをして寝て、朝が来たら布団から起き出して顔を洗うなどの日常生活を過ごしています。
そういう意味での「フツー」な部分=生活に直結する問題で、何かの属性によって明らかに不均衡や不公平が生じていて、実際に困ることが想定されるのならば。世の中の実態に対応できていない古い制度は変えて行くべきではないかと思いますし、そのために、今後も自分に出来る範囲で行動して行こうと思っています。→FC2 同性愛 Blog Ranking
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