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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2019-04
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三島由紀夫とつきあってみる。007●彼が死んだ場所

なぜだろう。
昨日、無性に行ってみたくなり、
市ヶ谷の防衛庁を見に行った。
自転車で行けば、わりとすぐ。
ぽかぽかした陽気に誘われた。


あの日。
彼は突然、ここで命を絶った。
バルコニーで檄文を叫び、
自衛隊に決起を呼びかけた。
賛同者がいないことがわかると
自ら切腹し、
同行した若者に首を撥ねさせ
45歳で命を絶った。
若者も自害した。



あれから35年。
防衛庁が移転してきた市ヶ谷は
以前より周囲の囲いが厳重になり
彼が死んだバルコニーも
外からは見えなくなっていた。
門前には
いかめしい顔つきの警備員と
中高年の見学者が30人ほど
列を作って順番を待っていた。



そこには
牧歌的な日本の秋の昼下がりがあるだけだった。
35年前。
抜けるような青空の下、
彼は日本中の日常を、
ほんの少しだけ非日常にした。

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コメント

この記事へのコメント

何かきっと意味があるんでしょうね。強く思ってくれる人に呼びかけてるんじゃないかと・・・気のせいですかね?まだ、そこで生きている事を、分かって欲しいとか。なんかそういうの、桃は、信じるって言ったら変ですが、よく自分もあるので、深く考えると、そこに辿り着きます。でも、いいフインキの写真ですね。

はじめまして☆リットンです。。僕、前に1冊だけ三島由紀夫の作品読んだことがあります。タイトルなんだっけな??・・忘れてしまた。仮面?・・忘れた。読んでて、あ、三島由紀夫ってとても頭のいい、広い見解を持った人なんだなぁ~と感じた記憶が。そういえば、三輪明宏も三島さんを絶賛してますよね(笑)

R・KことG2です。こちらのブログも読んでくださいね。
三島の自決、思い出します。朝日の一面に介錯されて転がった首の写真が載り、海外メディアに「ハラキリ」と書かれたんだった。
三島は戦後日本の抱えていた問題の、何かを掴んでいたのだと思います。だから腹を立てながらも、私はいまだに読み続けているのでしょう。

あ、「こちらのブログ」というのは、「私がR・Kのハンドルで書いているブログ」という意味です。わかりにくい書き方をして、申し訳ありません。

三島の「終わり」にこだわっておられますね。
私の方は、三島の「はじまり」にこだわってみました。

●桃さん。
呼ばれているんでしょうか・・・(こわっ!。笑)
それほど強く思っているわけではないはずなのに、
勝手に本能的に気になるんですよね~、不思議なことに。

●☆リットンさん。
はじめまして。僕も「仮面の告白」は、手始めに読んだ小説です。
タイトルがそそりますよね。
僕は三島氏の頭の良さは、本人にとって幸せなことだったのかどうか
気になっています。(←余計なお世話だけど・・・笑)。

●R・Kさん。
朝日新聞の、しかも「一面」に首の写真が?(号外かなんかが出たのでしょうか)
・・・とんでもないことですね。
今度、縮刷版で探してみようと思います。

● lunatiqueさん。
あれほどイベント化された自殺はなかなかないですからね・・・。
やっぱり気になります。
あれだけ自己演出にこだわった人間のやったことですから。

私は三島由紀夫の死は芸術だと思う。こんな時代に、こんな事が出来という日常的ではない驚きと、その潔さに圧倒される脱力感を我々に遺して行った、超人的な芸術家。
番組が良く出来ていなくても、事実は変わらないし、残った人間に、問題提起したという事が大きいと思います。
その提起は、死後35年経っても、こうして、語り継がれているし、これからも続きます。
そういう意味を、もしかしたら、三島は先取って、考えていたのかもしれませんね。

三島の美学、それは殉死。単なる自死ではない。
美しくドラマチックに死ぬ事だったのではないか?
私たちの受けた教育とはすべて違うし、まして彼は
学習院の教育を受け、徴兵検査も受けているのだ。
第二乙種合格、入営検査で肺浸潤と誤診され即日帰郷
という結果で彼は死に場所を失った。入営通知書を
受け取った直後には遺書まで用意している。名誉ある
死は不可能になったのだ。ちぐはぐな感じの肉体改造や
映画出演、楯の会はその為のものと思えば辻褄が合う
ような気がする。「聖セバスチャンの殉教」絵に魅了
された時、すでに序章は始まったのかも知れない。
「魅死魔幽鬼夫になりました。」ドナルド・キーン氏に
自決直前送った手紙にはそう書いてあった。彼の筆跡
はとても美しい。
五月に神奈川近代文学館「三島由紀夫展」その後、
蜷川幸雄「近代能楽集」歌舞伎座「法界坊」と行きました。
akaboshiさんを知る前の事でしたが・・・(笑)

●seaさん。
人がなにか行動を起こすときには、理由は一つだけではなく
様々な要因が絡まりあって、最後には衝動的に行われるものだと思います。
あの自殺については謎が多いので今でも神話化されがちですが
さまざまな解釈が出来る状態をあえて彼が演出したのではないかと思います。
その演出の裏に隠れた彼の真実を我々は追い求めてしまうのですが、
もう彼は死んでいるのでいつまでたってもたどりつけません。
解釈がいかようにも出来るという意味で、あの現象を「芸術的」と言うことは
たしかに出来るでしょうね。(「美しい」という意味の芸術ではなく。)

●mitiruさん。
彼の屈折に「戦争」が落とした影はとても大きなものだったでしょうね。
あの世代に生きた人たち皆がそれぞれの屈折を抱えていたでしょう。
その視点はとても大事だと思います。

九段会館で行われた「三島由紀夫25年祭」に、ふと立ち寄ったことがあります。
とてつもなくこわーい雰囲気でした。戦前の社会は、こうだったんだろうなー
と想像しました。話はべつですが、福島次郎の「剣と寒紅」を読みましたが、ここに
いる三島氏は、また別人ですね。

●Biancaさん。

九段会館で行うという時点で、すごいですね(笑)。
福島次郎さんの「剣と寒紅」は、三島氏の「かわいい部分」が垣間見れて僕は好きです。

・・・それにしてもこの記事、Biancaさんのコメントのおかげで久々に見たんですけど
「彼が死んだ場所」って・・・どんなタイトルじゃっ!と自分で突っ込んでしまいました。
昨年の僕は、どうかしてたんでしょうかね(爆)。
そういえば、今年もまた11月25日が迫ってくるんですね・・・。
どうしよう、また市ヶ谷に行きたくなったら。

去年のBBM関係の記事から拝見しています。ページが閉鎖されて、
アレ~と思いました。ご本人は、あのあたりの記事を見るのもつらいと
おっしゃる気持ちも分らないではないですが、良かったと思いますよ。
今年のあなたもあなたですし去年の秋のあなたもたしかにあなた。
引きこもりの中から出て来るものも、何か、「火事場の。。力」
みたいなすごい「超えた」ものがあるのかもしれません。
それにしても、復帰なさってホントニ良かったと思います。
楽しみにしています。

●Biancaさん。

そうですね。昔の記事に突っ込むのは、ほどほどにしておきます(笑)。
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