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フツーに生きてるGAYの日常

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2023-10
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パフ★シネマ005●11月3日は『♀RoTiCiSm(エロティーズム)』『越境する女たち』上映&トークに、北原みのりさんら出演!

 「パフ★シネマ」。次回は11月3日(祝)16時から開映です。レズビアン監督として活躍中のリム・デズリさんが2001年に制作した2本を上映します。

『♀RoTiCiSm(エロティーズム)』
監督:リム・デズリ(2001年/日本/8分)

・・・8分の短編映像なのですが、いろんなイメージと音が次から次へと繰り出されて来て、まるで異世界に連れて行かれるかのようなアヴァンギャルドな映画です。デズリ監督の周囲に居たレズビアンや仲間と一緒に楽しみながら制作した様子が伝わってきますし、「女性のエロティシズム」が濃厚に漂ってくる映像を、女性たち自らが主体的に制作した作品でもあります。「セクシュアリティを言葉と映像で紡ぎ出す、レズビアン・ポエティック・ムービー」。

上映歴:2001年 越境する女たち21展/2002年 大阪女性映画祭/2003年 イスラエルレズビアン&ゲイ映画祭/2004年 香港レズビアン&ゲイ映画祭
 
『越境する女たち』
監督:リム・デズリ(2001年/日本/ビデオ 85分)

 ・・・これ、図書館で偶然見かけたので借りて見てみたら面白かったので、監督に交渉して上映出来ることになりました。2000年に「女性が表現する」というキーワードで集まった女性たちによる展覧会『越境する女たち21展』という試みがあったのですが、その準備から当日の展示風景、参加者の生活などが克明に映し出されており、とても貴重な記録です。

 まず誰もが思う疑問が、「なぜ女性で集まるのか」ということではないでしょうか。

 世間、あるいはアートの世界において「アーティスト」と言えば自動的に「男性」とみなされ、女性にはわざわざ「女性アーティスト」と呼ばれる現状があることを、こうした試みによって「問い返そう」という狙いがあったようですが、ただでさえアーティストというのは多種多様なセンスや思想を各個人が強烈に持っている人たちであり、実行委員として準備段階から関わった人たちは、さまざまな「衝突」とも向き合うことになります。その様子が垣間見られることも、この映像の魅力です。
 
 なお今回の「パフ★シネマ」では、当時この展覧会の実行委員だったイトー・ターリさん高橋フミコさん(両人ともパフォーマンス・アーティスト)、そして出展者の1人として関わった北原みのりさんLOVE PIECE CLUB)をお迎えし、映像を見た後で、「あの試みとは何だったのか」を振り返って語ってもらおうと思います。

 特に北原さんは、当初予定していた「セルフヌード・プロジェクト」が中止になる事態を経験されたということで、「今だから語れること」を伺ってみようと思います。

 過去がパッケージされた映画をスクリーンで見ることで、現在の視点から読み返す「パフ★シネマ」。ぜひご来場ください!

11月3日(祝)開場:15:30/上映スタート:16:00
会費:1200円※予約は不要。お気軽にお越しください。
会場:パフスペース
…東京メトロ東西線早稲田駅下車、馬場下口(2or3b)より2分
 馬場下町交差点を文学部の方向(左)に曲がり3軒目のビル。
地図はこちら。
TEL&FAX:03-5991-6117(浜田)

■リム・デズリ監督プロフィール

●リム・デズリ Desiree Lim
・・・マレーシア生まれ、チャイニーズ二世。日本在住13年目。上智大学新聞学科卒、元テレビ朝日勤務。日本国籍をはじめ、剣道4段、居合道3段をもつ。日本語はもとより、英語、北京語、広東語、マレー語を操る、国境知れずのフシギ・マルチ・チャンポン人間。サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク、トリノ、マドリッドなど欧米のレズビアン&ゲイ映画祭を中心に映像作品を発表し続ける。2002年よりカナダへ移住して4年滞在後、2006年日本(一時?)帰国。
 01年、テレビ朝日全国放送で自らレズビアンとしてカミングアウトして、長編『シュガー・スイート』を発表。最新長編作『FLOORED BY LOVE』は北米でも珍しい、アジア、混血マルチ文化の主人公たちを登場させたテレビドラマで、カナダ全国テレビにてプライムタイム放映を果たす。2007年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で日本プレミア上映。

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