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フツーに生きてるGAYの日常

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2023-11
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オバマ大統領、同性愛者などセクシュアル・マイノリティを保護する法案に署名、成立



 この画像は、10月24日(土)に開催された関西レインボーパレード2009の隊列にて「ヘイトクライムや自殺等で亡くなったクィア達を追悼する」というテーマで行われていたパフォーマンスの様子です。→映像はこちらから。

 今日、CNNと時事ドットコムで、アメリカのオバマ大統領が「憎悪犯罪(ヘイトクライム)」の適用対象に同性愛者や性同一障害者への攻撃を加える条項を盛り込んだ6800億ドル(約62兆4300億円)の国防権限法案に署名したというニュースが配信されました。

●Obama Signs Matthew Shepherd "HATE CRIME" Bill
 
オバマ大統領が憎悪犯罪法案を承認 対象を同性愛者などに拡大(CNN 2009.10.29)
同性愛者保護法が成立=「完全な国家へ一歩」-米大統領(時事ドットコム2009/10/29)

 CNNの報道によると「1998年に同性愛を理由に殺害された白人マシュー・シェパードさんや黒人ジェームズ・バードさんの事件が、法整備の契機となった。」とのことです。記念行事では両者の遺族とオバマ大統領が抱き合う場面もあったとのことです。→マシューシェパード事件についてはこちら。

 このニュースを知り、僕は複雑な気持ちになりました。やっぱり、わかりやすい形で「誰かが犠牲」にならないと、こうした動きは生まれないのだろうか?という思いが湧いてきたからです。

 暗殺されたハーヴィー・ミルクの件にしても、1980年代のエイズ危機にしてもそうですが、アメリカのセクマイ・アクティビズムの特徴として、「犠牲を糧にして結果を出す」という側面は否定できないと思います。それだけ、目に見える形での憎悪犯罪や差別的な事象、あからさまな偏見にさらされる危険と、まだまだ隣り合わせで暮らしている人たちが少なくないということなのでしょう。だからこそ、カウンターカルチャーが勃興し、アクティビズムも活性化するわけです。しかし・・・。

 本当は、わざわざこういう法案を設けて「禁止」などしなくても済む状況を築ければいいのでしょうけども。そんな甘っちょろいことを言ってられない国もあるということを、日本に居るとつい、忘れてしまいがちになったりします。FC2 同性愛 Blog Ranking
■関西レインボーパレード2009 映像掲載記事
050●中之島公園の朝。まるで当たり前であるかのように。
051●手を繋げば一人じゃない
052●「哀」
053●好きな人と歩ける御堂筋に
054●道頓堀MIX!
055●わざわざアイデンティティを言わなくてもいい空間
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