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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2019-02
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左幸子リスペクト002●人間・左幸子の歩んだ道

左幸子さんのことについて、手始めにネットで調べてみたら2001年に亡くなった際の訃報記事を見つけました。
思ったとおり、相当に「我の強い」「芯の通った」性格の人だったのだと確認できました。
そうした人に特有の、いろんな武勇伝や伝説を残されているようです。

彼女の人柄を想像することの出来る内容だったので、一部を抜粋してご紹介します。
日刊スポーツ「訃報」より抜粋)


●俳優・三国連太郎さん(当時78歳)
「役者としてあれほど正直で、仕事に純粋な方は、ほかに見たことがない。演出や、役についての人間解釈に納得がいかないと、相手が監督でもだれでも、徹底的に自分の意見を主張し議論する人だった。彼女の意見を聞くたびに、その意見も主張する自我の強さも「すごいなあ」と感心したことをよく覚えている。この世界は特に、自分に正直に生きることは難しいのに、彼女は自分を貫き通した。」

●映画監督・今村昌平さん(当時75歳)
「自己主張の強い女優さんで、一時期、映画会社から嫌がられたこともあり、『にっぽん昆虫記』の主役に起用しようとした時、当時の日活の首脳部が嫌がったことを覚えている。強引に、独立独歩で仕事をしてきた人だった。普通、女優というのはなよなよしているものだが、彼女は女優になる以前は陸上の選手だったせいか、目標を定め必死に走る姿がランナーのようで、素晴らしい女優だった。」

続いて、インターネット・フリー百科事典「Wikipedia」を参考に、彼女の経歴を作成してみました。こちらについては、今後新しい情報を発掘するたびに付け足して行こうと思います。
◇◇◇

左 幸子
(ひだりさちこ)
1930年6月29日~- 2001年11月7日。
女優。 富山県下新川郡朝日町出身。本名は額村 幸子(ぬかむら さちこ)
<生い立ち>
●骨董店を営む両親の三男五女の長女として生まれる。五女は女優の左時枝。
●東京女子体育専門学校(現・東京女子体育大学)卒業。
●都立第五商業高校の体育・音楽教師をしながら俳優座の委託生となり演技を学ぶ。

<女優デビュー>
●1951年『家庭よみうり』のカバーガールを務めたことから新東宝の野村浩将の目にとまり、翌年『若き日のあやまち』の主演で映画デビュー。
●映画会社には所属せず、一匹狼の女優として活動。自己主張が強く扱いにくかったのは有名な話。

<女優としての活躍>
●1957年『幕末太陽伝』(監督:川島雄三)では南田洋子と伝説的な喧嘩シーンを演じる。
●1963年『にっぽん昆虫記』では貧しい農村の、職業を転々としながら売春組織の元締めになっていく女を熱演。 日本人では初めてベルリン国際映画祭主演女優賞を獲得。
●1965年『飢餓海峡』で純朴な娼妓・杉戸八重を演じ、毎日映画コンクール女優主演賞を受賞。

<映画監督>
●1977年『遠い一本の道』(左プロ=国鉄労働組合)の企画・製作・監督・出演。

<テレビ出演>
●1965年1月4日-1965年5月31日まで音楽番組『ミュージックフェア』の司会を担当。
(越路吹雪に次ぐ二代目)。
●1966年、ドラマ『大市民』出演。・・・NHKアーカイブスHP
●1971年頃、ワイドショーの司会を担当。(←番組名不明。ご存知の方いませんか?)
・・・番組中、沖縄返還協定の国会強行採決を批判(採決は1971年11月17日)。
スポンサーから「政治的発言は困る」と非難され、自ら降板した。
●1973年、NHK朝の連続テレビ小説『北の家族』に母親役で出演。
●1977年~1978年、TBS連続ドラマ『赤い絆』(主演・山口百恵)出演。
●1983年、ドラマ『野のきよら山のきよらに光さす』主演。・・・NHKアーカイブスHP

<私生活>
●1959年、映画監督の羽仁進と結婚。
●1964年に長女・未央を出産。
●1973年、羽仁は娘を連れてアフリカに長期撮影旅行に出かけるが、これに同行した彼女の実の妹(四女の額村喜美子)と不倫をしていたためショックを受け、酒浸りの生活を送る。
●1977年、娘の教育問題などを理由に離婚。羽仁はその4ヶ月後、額村喜美子と再婚。
●1985年、胃ガンのため胃の一部を切除。
●1991年、舞台『糸女』でカムバックを果たす。

<晩年>
●胃切除後は体調が思わしくなく、次第にスクリーンから遠ざかっていく。
●晩年はテレビバラエティー『怪傑熟女!心配ご無用』などのパネリストを務めた。
●2001年11月7日、国立がんセンターで肺ガンのため死去。享年71。

また、娘の羽仁未央はエッセイスト。現在はアジアチャンネルのC.E.Oを務める。
◇◇◇
・・・想像以上に波乱万丈でした。僕が観てド胆を抜かれた『曽根崎心中』は1978年の公開ですから、離婚直後のことだったのですね。その後、TBSの連続ドラマ出演やNHKでの仕事などで映画界から身を引くようになるのも、そうした生活面での影響があったのではないかと思われます。

ますます興味深くなってきました。
なお、ここに掲載した情報はまだまだ不完全なので、もしご存知の情報がありましたらコメント欄にお寄せください。TV番組名やその他の活動についてでも結構です。この人の「伝記」のようなものは出版されていないため、なかなか総合的な情報が掴みにくいというのが現状のようです。
噂や個人的な記憶レベルでも結構です。そうしたことを手がかりに、事実の裏付けが取れましたら順次、情報を追加させていただきます。
<関連記事>●女優・左幸子の歩んだ業績
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コメント

この記事へのコメント

彼女の離婚は、一般に知られているより、ずっと複雑な話なのです。
羽仁進は知っての通り、羽仁五郎と羽仁もと子の息子。いわゆる左翼的知識人の家庭に育ちました。父親は戦争中、特高に目をつけられていたような人でしたから、羽仁進はその隠れ蓑にされたようなところがあって、それが内面に影を落としていたのです。とても弱いところがある人間でした。
そんな羽仁進にとって、強くて真っ直ぐで逞しい「日本の女」左幸子は、とても頼もしい存在に見えたらしい。「この人となら生きていける」と思ったそうです。それなのに、そのひたむきさと強さを羽仁進は受け止められなくなっていったのです(怒! 女として腹が立つ!)
未央の不登校問題についても、あっさり「行きたくなければ行かなくていいよ」と言った羽仁進の左翼的ものわかりの良さと、彼女の真っ直ぐな生命力とが折り合わなかったんですよ。
そんな羽仁進が「遠い一本の道」を観た感想を、朝日新聞に寄せたのです。こう書いてありました。「僕はこの映画を観て、あなたは本当に凄い人だと改めて思いました。尊敬します」(趣意)。離婚直後の夫にこう書かれた彼女の気持ちは、想像するに余りあるものがあります。

やはり女性が、仕事でエネルギーをついやすと、バランスがとれなくなるんですね。でも結局、この方は、仕事を選んだんでしょうね。素敵ですが、女としては、なんだか不幸過ぎますね。教育問題でも、ついつい、仕事と、子育てを応用したよーに思える。自分の生き方で、子供を育てよーとしたのかな?とも思える。桃の義母が、そんな人なので。

ひゃ~、凄い女性ですねえ。akaboshiさんのお陰で演技のみたい女性が増えましたよ。左幸子さんの人間性そして過去。上のG2さんのコメントを読みさらに理解が深まった気がします。でも羽仁進の行動、腹立ちますわ~。妹と不倫され、再婚するというのも左幸子さんにとって侮辱極まりない事だったのでは。状況はわかりませんがそれも含めると元旦那の新聞の感想も彼女にとってどう取れたのか興味あります。しかし、バラエティにも出演されてたんですね。赤い絆、は昔見てたから画像でも探してみます。

●G2さん。
興味深い情報ありがとうございます。
羽仁五郎さんのことについては、あまり詳しくなかったのですが
1945年に治安維持法容疑で逮捕されたりと、
ずいぶん先鋭的で行動的なマルクス主義の歴史家だったようですね。
羽仁五郎さんの奥さんは、正しくは「羽仁説子さん」です。
羽仁もと子さんは説子さんのお母さん。自由学園の創設者だそうですね。
羽仁五郎さんは、もともと森五郎という名前だったのが、
「彼女が独立の女性として成長することを期待して」羽仁家に婿入りしたそうです。
あの時代の日本男性として、ずいぶん大胆な行動ですよね。
強烈な「主義」への傾倒ぶりが窺えるエピソードだと思います。
「羽に進さんが(特高からの)隠れ蓑にされていた」というのは、
具体的にはなにかエピソードはご存知ですか?
羽仁進さんが、なにかの著作で書かれていることなのでしょうか。
僕は記録映画監督としての羽仁進さんの業績しか知らないので、
彼の生い立ちにも興味があります。

●G2さん(↓つづき)
羽仁進さんの行動は、たしかに女性的な視点からすると
「腹がたつ」という印象になるのでしょうね。
まだあまり知らない時点での「浅はかな印象論」にしかすぎませんが、
僕は羽仁進さんの「弱さ」と、とってしまった行動も
ある程度理解できるような気がしました。
「強い女性」「たくましい女性」というのは、反面「つきありにくい女性」でも
あるからです。
左幸子さんの人間としての逞しさ、強さに惹かれたというのはすごくわかるのですが、
実際に日常生活を一緒に過ごすと、正直、疲れるだろうなぁとも思います。
特にお互いに表現者としてそれぞれの分野で第一線の活躍をしていたわけですし
我が強い者同士でぶつかり合うことも多かったでしょう。
「表現」の面で素晴らしい芸術家ほど、
実生活では付き合いにくい屈折を抱えがちであるということは、言えると思います。
屈折が無ければ表現欲求というものは生まれませんから。
僕は両者の愛憎がもたらした壮絶な生き方に、更なる好奇心が湧いてきました。
さらに深く知って行こうと思います。

●桃さん。
「自分の生き方で、子供を育てよーとしたのかな?とも思える」
・・・この指摘、鋭いと思います。
自分の生き方に自信を持っている母親は、えてして子育てにも応用しようとするし
それが親子の抱える普遍的な問題点の一つなのだと思います。
羽仁未央さんの不登校問題はずいぶんと物議をかもしたようですが
僕と10歳近く年齢が違うために、僕にはその件に関しての記憶がありません。
これも、おいおい調べて行こうと思います。

●flowfreeさんも、なにげに「強い女性」に食いつきますねぇ(笑)。
晩年、バラエティーに出演している姿は見たことがあるのですが、
たしか野村佐知代(サッチー)や浅丘雪路らと共に「熟女タレント」として
毒舌を売り物にブームに乗っかっていたという印象があります。
その印象しかなかったものですから、昔の映画での名演技はさらに
衝撃的に思えました。そして、こんな逸材を生かすことが出来ずに
バラエティータレントとしてしか活躍させられなかった日本の芸能界の体質を
とても残念に思いました。
あのまま女優として活躍し続けていたら、さらなる名演技が
フィルムに定着されたかもしれないのに・・・。
彼女はそうできる資格を持っている人生を歩んできていたわけだし、
歳をとってからの「演技の厚み」は、
若い頃に激しい生き方をしていた人ほど滲み出てくるものだと思います。
本人の体調の問題もあったみたいですが、もっと女優として評価されるべき
貴重な人だったのに・・・残念です。

あ、間違えた。羽仁進の母親は説子だった。
で、「羽仁進には弱い人間だ」というのは、左幸子の言葉です(笑) でも私、その言葉を読んだ時、すご~く納得したんですよ。「そうだろうなぁ」と。事実、左幸子と別れてから、あっという間に創作力が衰えたのです。
父親の隠れ蓑にされた具体例は、うっすらとしか覚えていません。逃げる間の時間稼ぎをしたり、嘘をついたりしたのです。大人より子どもの方が、そういうことをやりやすかったからです。そういう経験、が羽仁進の性格に影を落としていたんです。今で言うトラウマです。
娘の未央について言えば、持ち上げられてテレビのリポーターなどをしていましたが、消えましたね。あれでジャーナリストになろうというのは、ちょっと虫が良過ぎますよ。

続きです。
左幸子は仕事を選んだわけじゃない。結果として、そうせざるを得なかっただけだと思います。で、「女としてどうか」「女として幸せか」という言い方、よくされますが、家庭が円満で優しい夫とかわいい子どもがいれば女として幸せかというと、必ずしもそうは言えないと私は思うのです。どんな幸せもうつろいやすく、いつ壊れるかわからないものだからです。
それともう一点、最近は「いつまで女優をやっているかわからない」と言って結婚し、そのままどこかへ行ってしまったり、セレブ夫を得て私生活を売り物にしたり、幸せそうな雰囲気をアピールしている人が増えたけれど・・・それはそれでいいのでしょうが・・・それはタレントではあっても女優じゃない感じがする。

●G2さん。
左幸子さんの言葉だったんですか。
羽仁進さんは、左翼系知識人の持つ体質の
オモテも裏も見てしまったのでしょうね、きっと。親子ってそういうものです。
娘さんのことについては、僕は左さんの事を調べてから、
はじめて名前を知った位なので、まだ全然わかりません(笑)。
僕も、「女性の幸せ」を安易に家庭生活を成り立たせることだという考え方は
違うと思います。
そもそも「幸せ」っていう言葉を口にする人ってあまり信用できない(笑)。
「幸せ」って思いたがる感覚はわかるけど、
「あたし、今が幸せなの」とか言っている人を見ると「思いたいんだなぁ」と思ってしまう。
女性ファッション誌の見出しや記事には、そういう言葉が乱舞してるけど
本気で信じている人っているのかなぁ・・・いるから売れてるんだろうけど(笑)。

●G2さん(↓つづき)
最近のタレント化している女優さんについてですが、
本人が精神的な軸を何処に置いているかが重要なんだと思います。
もしかしたら、バラエティーに出てテレビ界や芸能界の裏を知り尽くすことで
女優としての知性や経験に磨きをかけようとしている人もいるのかもしれない。
女優って、女優をひたすらしていれば演技がうまくなるわけではなくて
本人の軸さえブレなければ、いろんな寄り道をした方が
内面に蓄積されるものが豊かになって行く仕事だと思うんです。
そういう意味で、僕は杉田かおるさんのような「したたかさ」を持った人が
今後どう化けて行くのかについては、注目しています。
彼女は自分の人生に常にイベント的な刺激を仕掛けて
それをどう自分がどう吸収して行くのかを、貪欲に追求しています。
軽さを装っているけど、彼女の芯は軽くないんです。
あの、過剰なまでに刺激を求めている姿勢には表現者としての可能性を感じます。
他の似たような路線のタレント達には到底及びもつかない頭のよさと勘を
持っていると思います。

●G2さん(↓つづき)
今後歳を重ねて、いい監督さんと、いい企画と、いいタイミングが揃えば
女優としてかなり、ものすごいものを残せる可能性を持っていると思います。
本人もそれを見越して、今の活動をしているんだろうなぁと感じます。
・・・って、なんで杉田かおるさんについて熱弁ふるってるんだぁ?(笑)

羽仁進と左幸子の相性

左幸子と羽仁進のバイオリズムを調べた人によると、知性が100%一致しているのに、感情と身体が殆んど一致しなかったそうです。つまり、仕事仲間としてはやっていけても、夫婦とか恋人としてはありえないような相性だったということでしょう。(単にバイオリズムに限ってですが)
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にっぽん昆虫記

監督 今村昌平 出演 左幸子 岸輝子売春と新興宗教という刺激的なトピックから、人間の価値観の複雑さをドロリと描く。日々是映画でレビューを読む『にっぽん昆虫記』を楽天で探す

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