フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-11
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東京国際レズビアン&ゲイ映画祭26●心が導くもの


 スウェーデン大使館での同性婚シンポジウムが16時20分まで伸びたため、映画祭での『同性愛とテレビジョン』上映開始までは15分。

 その時になってから「やっぱり上映には立ち会いたい!!」と激しく思ったのでタクシーに飛び乗ることにしました。育てて産み落とした子どもが、どのように歩きだすのかを目撃したい親のような心境とでも言いましょうか。

 定刻を数分過ぎてから着いたスパイラルホールのロビーには、まだ観客が溢れかえっていました。どうやら映画祭の進行が全体的にだいぶ押していたようで、僕としては助かったわけですが(笑)。場内に入ってリハーサルを少し見て、映画祭スタッフが目に見えないところでどれだけ走りまわっているのかを目の当たりにする機会にもなりました。(本当に感謝です。)

 客入りが始まり、9割は埋まったとみられる客席に座って上映に立ち会うことができました。暗闇になり、映画祭のロゴが流れ、続けてワンカット目が映し出された瞬間、全身に震えが起きました。「ほ・・・本当に上映されるんだ・・・。」人間ってのは、意識とはまったく別の「感覚」というものが強固にあって、こういうときに制御が利かなくなり溢れだすものなんですね。上映中、神経が尖りまくって震えまくっている自分を感じました。

 この作品は昨年の12月に制作したのですが、編集がかなり難産だった記憶があります。撮影した素材がすごくいいものであるはずなのに、どうしても納得できるものにならず。なかなか物語が立ち上がってこないんです。

 これは「20分という制限時間に問題があるのかも」と思い、バディ側にお願いして5分伸ばしてもらってから構成を組み立てなおしてみたら、ようやくすべての映像が生き生きと立ち上がるのを感じました。入るべきものが入ることで、全体が生き返ったのです。

 したがって、編集面での「悔い」は全くありません。よく、自分が制作した映像を時間を置いて見返した場合には、いくつか「直したくなる箇所」が見つかるものなのですが。この作品に関しては、これ以上いじりようがないと感じましたし、今回の上映で久々に見直しても、その感覚は変わりませんでした。

 客席からは、随所で笑いが起こったのが面白かったです。予期せぬ台詞で反応があったときには「あぁ、これってそういう風にも受け取れるよなぁ」と、新たに気付かされましたし、それはまさしく「他者」を発見した瞬間でした。作品というのは送り出された後、受け手の心に届いてこそ、はじめて「完成した」と言えるんじゃないかと感じました。

 自立した子どもたちが、あちこちで観客に笑いを引き起こしたり、反発を呼び起こしたり、自分の足で歩いている。それを観ている隠居した親。そんな感覚がありました。それはとてもスリリングな体験でした。

 僕はこういうことをやりたいがために、感じたいがために映像を撮っているし、これからも撮り続ける。そして、これからは自分の時間を、そうしたことに最優先に使っていきたい。僕はそのために生きている。そう心から思いました。

 大きなシフトチェンジを、自分が自分に促すのを感じた上映体験でした。今のところの自分の達成と限界と。それを見つめ返すことができたおかげで「次」へと向かえます。心が導くものへと向かって躊躇なく歩いて行けるような気がします。

 それは、誰が何と言おうとも、自力で掘り下げて探り当てるもの。そうでなければ掘り下げられないもの。

 したがって「孤独」は覚悟の上です。こうした決意を深める場を与えてくださった、すべてのめぐり合いに感謝です。

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コメント

この記事へのコメント

どうも、2度目コメのBJです。
YTの方どうなさったんですか? 動画数が約10分の1になり、400以上の登録者数も一桁になってましたけど。
プロフィール写真結構好きでした。プロフィール写真の復活願います。^^
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