薔薇族は生きている062●6月は伊藤文学さんのコレクション展&著書「裸の女房」出版

最近は個人的に御無沙汰していたのですが、6月は何回も会うことになりそうです。6月1日(月)~銀座での「伊藤文学コレクション~薔薇族周辺のゲイ・エロティックアート」の開催。そして、かねてからの念願だった著書の出版記念パーティーと、文学さんの活動が活発になるからです。
歴代の『薔薇族』を彩った日本のゲイ・エロティック・アートを一同に見られる貴重な機会になりそうですね。★伊藤文学コレクション
~薔薇族周辺のゲイ・エロティックアート~
6月1日(月)~6月13日(土)
平日12時~19時/土曜・祝日 12時~17時
特別展示・入場料500円
■出展作家(予定):田亀源五郎/三島剛/船山三四/小田利美/遠山実/児夢(GYM)/長谷川サダオ/木村べん/平野剛/大川辰次/稲垣征次/三上風太
■出展協力:田亀源五郎/城平海/萩埼正広
■監修:田亀源五郎
■企画・プロデュース:Maipu Design 清水良洋
会場:銀座ヴァニラ画廊(Vanilla Gallery)
東京都中央区銀座6‐10‐10第2蒲田ビル4階
Tel&Fax 03‐5568‐1233
★特別トークショー開催!伊藤文学×田亀源五郎
6月7日(日)15時~/入場料:1500円(1ドリンク付)
司会進行:竜超(『薔薇族』副編集長)

伊藤ミカさんは当時、教師として勤務しながら、前衛舞踊界で「O嬢の物語」「愛奴」などの作品で「裸」で踊ることにこだわり、その尖った芸術性がマスコミでも高く評価されはじめていました。アヴァンギャルド芸術が盛んだった60年代後半のアート・シーンの牽引役になると期待されていた矢先に・・・なんと、彼女は自宅の風呂場で事故死してしまいます。
その当時は半ば彼女のマネージャーのような役目を担っていたという、若かりし頃の文学さん。彼女の突然死により、思い描いていた人生のレールが大きく方向転換を余儀なくされたことが『薔薇族』の創刊につながったのです。そうしたエピソードを書いた本を「必ず出版したい」と以前から繰り返し言っていたのですが、ついに実現することになりました。
■伊藤文学著『裸の女房―60年代を疾風のごとく駆け抜けた前衛舞踊家・伊藤ミカ』
定価:2000円 彩流社より6月刊行
・・・会費がなんと1万円!しかも銀座の老舗キャバレーで行われるという超レア・イベントというところに、今回の出版に賭ける文学さんの「本気度」が伝わってきます。6月の第1週の週末は、2日続けての「文学イベント」。ファンの方々はぜひ、この2度とない(であろう)機会を、どうぞお見逃しなく!→FC2 同性愛 Blog Ranking★「裸の女房」の出版を祝う会
6月6日(土)・16時開場、16:30開会(終了は19時)
銀座・キャバレー「白いばら」(中央区銀座3-5-18)、
Tel:03(3564)0967
会費:10000円(本代・おみやげも含む)
■当ブログ内・伊藤文学さん関連映像PLAYLIST
●薔薇族城落城
●伊藤文学の談話室「祭」@邪宗門
●伊藤文学・薔薇族創刊の頃を語る
●伊藤文学さんのところにゲイ雑誌 Badi(バディ)の取材がっ!
●伊藤文学さん薔薇族394号トーク
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