同性結婚に対する意識、年代で大きな隔たり 米調査

さて。同性婚がらみのニュースとして、なかなか興味深いデータが発表されていたのを発見~っ!だいぶ前に発表されてたらしいのですが、お恥ずかしながら今日まで完全にノーマークでしたぁ(爆)。すごいっすよこのデータ。アメリカでは年代によって、こんなにも変わって来てるんですねぇ・・・情勢が。(CNN 20095/5)
このデータ発表を超~大雑把にまとめるとすると、アメリカの34歳以下の世代では、家族や親しい友人に「同性愛者がいる」と答えた人が半数を超えており、そういう人たちの多くが「同性婚を認め」ているということになりますね。これからこの世代がどんどん年をとり、社会の中枢を占めるようになるわけですから、そう考えるとアメリカにおける「同性婚」を巡る攻防の情勢は、あと数年でガラッと変わりそうだという楽観論を唱えることができそうではあります。(もちろん、宗教右派との対立も引き続きあるのでしょうがね。)米国の州単位で同性結婚に関する法律が議論されるなか、CNNとオピニオン・リサーチが4月に実施した世論調査で、同性結婚に対する意識が年代によって大きく異なることが明らかになった。
調査は4月23─26日にかけ、全米の成人2019人に対して電話で実施。結果を4日に発表した。
調査の結果、全体の45%が同性結婚を「法的に認めるべきではない」と回答し、賛成は44%と拮抗していた。しかし、年代別に回答割合を見直すと、大きな違いがあった。
同性結婚を「法的に認めるべき」と回答したのは、18─34歳の若い世代では58%と、過半数を超えた。これが、35─49歳では42%となり、50─64歳では41%、65歳以上ではわずか24%と、年代が上がるにつれて減少していた。
また、家族や親しい友人に同性愛者がいるかどうかを訪ねた設問では、49%が「いる」と回答。1998年の調査時から8ポイント、92年からは17ポイント上昇していた。
CNNの世論調査担当者によれば、友人や家族に同性愛者がいる人々は同性婚を認め、逆に知り合いに同性愛者がいない人々が、同性婚を拒否する傾向にあると分析している。
ところで。これと同種の調査、日本でも出来ないものですかね~。たとえばNHKさんとか、どうですかぁ~?(笑)。僕の予想では、「周囲に同性愛者がいる」と答える人、実は今の日本でも相当に高い数値が出るような気がするんですよね。市民レベル・個人レベルでの可視化は、かなり進んできているのではないかと感じてます。→FC2 同性愛 Blog Ranking
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Prop 8について
こんにちは。いつも動画など楽しみにみています。
Prop 8は来週の火曜日に結論が下ることが本日発表されました。
その結果によってはまた2010、2012年に同様の住民投票が行われます。
私はカリフォルニア在住で、Prop 8を初めとしたこちらのリベレーションについてよくブログに書いてますので、よろしければ遊びに来てください。http://yuichikawa.blog28.fc2.com/blog-entry-1444.html
今後ともよろしくお願い致します。
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