フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-05
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やっぱ愛ダホ!35●社会の中で、つながるということ02●大江千束さん LOUDに多様性をもたらしたのはMtFレズビアンだった



 前回に引き続き、大江千束さんのお話。

 「レズビアンとバイセクシュアル女性のためのセンター」と銘打っているLOUDの運営に携わりながら、レズビアン・コミュニティが「内側に閉鎖してしまう傾向」があり、そのことによる弊害が生じることを問題視している大江さん。そういう視点を持つようになったきっかけは、LOUDで起こった実際の出来事なのだとか。

02●大江千束さん LOUDに多様性をもたらしたのはMtFレズビアンだった
  
トーク映像を最初から見る場合はこちらから。

 大江千束さんが携わった本

『パートナーシップ・生活と制度―結婚、事実婚、同性婚 (プロブレムQ&A)』
『 同性愛って何?―わかりあうことから共に生きるために(プロブレムQ&A)』
『10代からのセイファーセックス入門―子も親も先生もこれだけは知っておこう (プロブレムQ&A)』

 MtFレズビアンの人たちが臆せずにLOUDに足を運び、LOUD側もそれを「新たな出会い」として歓迎した。そしてその出会いを楽しんだ結果、「多様性のある場」が生まれているのだとしたら本当に素敵なことだと思います。そして、そうした第一歩を踏み出した当時のMtFレズビアンの人たちの勇気は、いかばかりだったかと想像します。

 世間に対して「性の多様性を理解してっ!」と訴えつつ、一方ではコミュニティの内部で新たな「マジョリティ/マイノリティ」の力学が発生し、抑圧されて声が出せない人がいても気付かない。そんな鈍感さに自らが陥っていないかどうか。そんな鈍感な「場」になっていないかどうかは、常に疑い続ける必要があるのではないかと思います。(このあたりのことは、ひびのまことさんの講演「トランスジェンダーではない人の社会的特権」でも詳しく指摘されています。)

 「多様性のある世の中の実現」って言葉で言うのは簡単だけど、実際に実現するにはかなり大変な労力が伴う場合も多いと思います。なぜなら、「他者」との出会いを真の意味で深めるには、楽しいことだけでは済まないからです。そうした諸問題をも含めた意味で「出会いを楽しみ、深める柔軟性」があるかどうかが、一人一人に問われてくるのではないでしょうか。実際、なかなか難しいことだったりしますから、一筋縄では行かないことも多々ありますが。

 さて大江さんの話、次回はコミュニティ内部の問題点について具体的なエピソードが語られますので御注目ください。FC2 同性愛 Blog Ranking
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