フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-10
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「伝説」だった南定四郎さんに会えるイベント、伏見憲明さんの「エフメゾ」で開催



 このブログではパフナイト『知ってたつもり!?「ゲイ」「ビアン」』等でお馴染み水月モニカさんが、自筆のマンガを持って立っているのは伝説のスペース「hands on hands」跡地の前。これまた伝説の人物、南定四郎さんが90年代に新宿1丁目に開設した、レズビアンやゲイなど性的少数者のためのコミュニティ・スペースです。今回は、そんな南さんに関する映像とイベントのご案内。

 まずは、昨年の11月に発売された「Bマガジン02」に収録されている「竜超の文化特捜学院」の中に、「日本初のゲイパレード開催を宣言した場所はこんなところ! 」という映像がありますので、そちらをご覧ください。

  

 「Bマガジン02」詳細はこちら。

 日本のLGBTコミュニティの歩みが、そろそろ「個人の記憶史」として語られ、ちゃんと記録されるべき時に来ているのではないかと、この映像を制作しながら感じました。一人一人、記憶は違うはずです。でもそれが面白い。「当時をどのように思い出し、語るのか」によって、その間のその人の人生が浮かび上がるのです。

 水月モニカさんの語りからは、そんな面白さを感じることができました。手前味噌で恐縮ですが、近年自分が作った映像の中で、この映像がいちばん好きです。

 さて。この映像でも重要な人物として触れられている南定四郎さんと言えば先日、4月29日に開催された尾辻かな子事務所のクロージングイベント終了後、ゲイバー「メゾフォルテ」で偶然、お会いすることが出来ました。伏見憲明さんが水曜日に開催している「エフメゾ」のトークゲストとして決まっていたらしいのですが、予定より1週間早く訪れてしまっていたとのこと。近年はコミュニティ活動の場から完全に遠ざかれていたということで「伝説の人」だった南さんですが、その人が目の前に居るという事実が信じられないまま、この機に乗じてたくさんお話を伺ってしまいました。

 パレードの創設者というだけではなく、ゲイ雑誌『ADON』の編集者であり、『薔薇族』『さぶ』などと並んで70年代~80年代におけるゲイ雑誌界の大きな一角を担われただけではなく、ILGA日本の創設や、エイズ関連の活動の立ち上げ段階に関わったり、レズビアン&ゲイ映画祭の創設、アカーの府中青年の家裁判などなど、日本の様々な「コミュニティ活動」において重要な役割を果たし、まさに「パイオニア」としての役割を果たされた方。77歳とは思えない元気な語り口で、その頃のエピソードが繰り出されます。記憶も詳細まで鮮明であり、南さんの脳内映像が手に取るように感じられる、すごい体験でした。

 そして。いよいよ5月6日(水)17時から。「エフメゾ」にて、南さんと伏見憲明さんの「正式な」トークイベントが開催されます。(→情報はこちら。 )これは本っ当~に滅多にない機会。

 歴史の教訓から学ばない者に、真の未来は切り拓けないと、よく言いますね。歴史的な視座が欠けていることが原因で、同じことを「ゼロ」から繰り返したり。先人たちが既に達成していることを知らないがあまりに、過剰に飢餓感や不足感を抱え込んでしまったり。そういうことがよくあります。

 そうした愚を繰り返さないためにも。そして、これからのことを具体的に展望するためにも。学ぶことがたくさんあるし、掘り起こして残しておかなければならないこともたくさんあります。「遠いもの」と勝手に思い込んでいた歴史がまさに、「今」と結ばれ合う奇跡の瞬間に、再び立ち会いに出かけようと思います!FC2 同性愛 Blog Ranking
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