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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2023-06
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工藤静香「大切なあなたへ」●アルバム「月影」レビュー最終回

空の彼方から
この星を選び 生まれて来たあなた
夢は溢れ出す位 集めてみて
大切な何かが輝やき始める

その瞳
映す事は全て 間違いじゃない
例え悲しい事も 逃げないで
その一つ一つを 強く受け止め進む
あなたが映す未来へ


「大切なあなたへ」
words:愛絵理
music,arrangement:
村山晋一郎


●REVIEW●

入魂の一曲。

身近な家族への思いがストレートに込められた直球勝負の歌詞からは、すべてを包み込む母性愛が感じられる。

成長して苦悩にぶつかる年齢に達した時、かつて幼かった自分に対して母親がこういう言葉を与えてくれていたことを知ったら、どんなに勇気をもらえるだろう。

彼女の現在が凝縮された自作詞。
シンプルだけれども広がりを感じさせるアレンジ。
そして、情緒に走らず言葉をきちんと届けるボーカル。

「声」には、その人の生き方が如実に反映される。
彼女の歌声には、人間らしい揺らぎと芯の強さが同居していて生々しく、
常にその時々の精神状態が刻印されてきた。
安定しきらない。常に変化し続ける。
それは歌手・工藤静香の特徴であり、生き方である。
この曲は、35歳の彼女が歌手として辿りついた、一つの到達点だ。


「月影」
information

PONY CANYONサイトで試聴できます。
●「Fe-MAIL」にアルバムインタビューあり。
・・・連載『工藤静香 SHE SEA SEE』Vol.1.2.3.4
Real Guideに動画インタビューあり。
音楽大好き!T2U音楽研究所に特集ページあり。


●「月影」レビューを終えてみて●
この連載を始めたのは6月6日・・・4ヶ月経ってやっと書き終わりました(笑)。
スタイルも掲載間隔も気まぐれで自由な形で進めて来ましたが、この連載をきっかけに多くのファンの人と言葉を交わし、出会うことが出来ました。
ネット上には彼女の誹謗・中傷が飛び交っています。しかし「歌手」としての彼女の歩みを、自分の人生の歩みと重ねてきた者もいるということを、僕はこの連載で表現したかったようです。

彼女が今までに発表してきた膨大な量の歌は、僕の血となり肉となり、いつも心を支えてくれています。きっと僕が死ぬまで、そうあり続けるんだと思います。

今後は「工藤静香名曲レビュー」として、アルバム曲・シングル曲・発表時期にこだわらず気ままに続けて行こうと思います。また神出鬼没ですが・・・今後もよろしくおねがいします。
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コメント

この記事へのコメント

工藤静香、私も好きですよ^^
確かに、彼女のことを良く言わない人は 私の周りにも多い。
(特にキムタクファンは。。。笑)
でも、結婚してからの彼女の方が私は好きです。
なんていうか、きっと幸せなんだろうなぁって。
すっごくキレイになりましたよね。
一番驚いたのは、歌声がすごくキレイになったこと。
深さと、温かさと、強さと。。。
芯から滲み出てくるものがあって、惹き込まれてしまいます。
今後の静香レビュー、楽しみにしてます^^

姉さんの今の思いがこの一曲に凝縮されてるような気がします・・・。
アルバム全曲レビューお疲れっした!!☆akaboshi07さんのレビューは最高です!ブラボー!(笑)僕は嬉しいっす!きっと姉さんが見たら絶対感動するはずだぁ~!(ほめ殺しではないですよ☆ってか死後を使ってしまった(笑))
僕ももち今後の名曲レビューに期待してます!
そういえば先週のとんねるずの“したっ”のスペシャルみました?
まりなと並んで出てましたね~!ビックリ(笑)

● kajukaju12さん。
僕も、彼女が結婚した後でいちばん驚いたのは
彼女がなんのてらいもなく「幸せの歌」を歌うようになったということ。
20代の後半から、アルバムの中ではそういう傾向があったのですが
結婚後はシングルで堂々と発表するようになりました。
結婚後第一作目のシングル「maple」という曲を2002年に出すときに
彼女はこんなことを言っています。
「悲しいことが多くて世の中、先行きの不安ばかりが言われているから
私は希望が歌いたくなった」
あの頃は世界中が2001年の「9・11」のショック状態にあって
異常なまでの厳戒態勢が敷かれてビクビクしていた頃。
その渦中で出産を経験し、母親になった彼女が表現したかったのは「希望」でした。
彼女らしい発想です。

●SHIN'YAさん。
そういえがSHIN'YAさんは「工藤静香」検索で見つけてくれて
ネット喫茶から興奮して、たくさん書き込みしてきてくれたんだよね。
・・・あの時はびっくりしました(笑)。
この連載、すごく細々とやってたから「見てる人いるのかなぁ~」と
弱気になっていたもので。
とんねるずの番組に出てたんだ、見逃した~。
かつて満理奈さんのバックコーラスやってたよね、「深呼吸して」という曲で。
その頃から、目つきの鋭さと、隠しようのない生意気さが滲み出ていて
とても気になる存在でした(笑)。

ゴトッ。
バトンが届きましたw。
お好みなら、お受け取り下さいw。

●real_starさん。
うわっ、かなりディープなバトンですね~(汗)。
・・・でも面白そう(笑)。
しばらく煮詰めた上で、数日後にアップさせていただきます。

随分御無沙汰してしまいました。
しばらくPCイジってなかったんで。。
で、レビューお疲れさまです!
akaboshiさんのレビューを読ませていただいてると、「おっ、そういう風にも感じるか~!」と新たな発見もあって楽しませてもらえました。
次回からは「名曲レビュー」ってことで、どの曲を選ぶのか楽しみです♪
毎日書いても半年はもちますから、どんどん書いてくださいねー。
さんまのまんまは見ました?
飯島直ちゃんと楽しそうでしたよー!

● shizukameさん。
「読ませていただいてる」だなんて、ご丁寧にスミマセンです(笑)。
歌って、いろんな感じ方が出来るし、
しかもこれだけたくさん頭の中に記憶されてると
その時々の感情に合わせて脳内再生しまくりです(←こわ・・・笑)。
そういう面で僕は言葉とメロディーの相性がいい歌がやっぱり好きです。
歌謡曲で表現されている人間心理って、
けっこうあなどれない文化の一つだと思ってます。
さんまのまんまにも出てたの?くやし~、最近見逃してる~。

興奮しましたね~、 三拍子揃ってたし(笑) しかし今考えるとちょっと恥ずかしいはなしですわぁ(笑) 
満理奈のバックコーラスもしてたんやぁ~?それは知らんかった!国章のなら知ってたけど(笑) 正直オニャン子クラブはあんまり見てなかったです・・・うしろ髪ひかれ隊から入ったからね~。
おっ!shizukameさんだ!さんまのまんまに出てたんすかぁ~?!僕も見逃しました(笑)

●SHIN'YAさん。
僕はテレビ、禁止されていた時代があったので
おニャン子は親に隠れてこっそり見ていました。
だから実は、あまりたくさん見ていたわけではありません(笑)。
禁止されると余計に、ものすごく見たくなるのが人の常。
姉と一緒にハラハラしながら夕方見ていた「夕やけニャンニャン」は
中学生の僕にとって、ものすごく刺激的でした・・。
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