フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-10
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ガス・ヴァン・サント「ミルク」で見る世界003●TV Taroにショーン・ペンのインタビュー掲載

 コンビニで月刊テレビ雑誌『TV Taro』の表紙にショーン・ペンの名前を見かけたのでめくってみたら、映画『ミルク』に関連したインタビューが掲載されていました。そこではまず、半端ではないレベルの役作りへの情熱が語られています。

 「役作りのため『ハーヴェイ・ミルク』('84年制作のドキュメンタリー)を何度も見た。何度もっていうのは、毎日あの映画のDVDをリピート・モードにしてかけっぱなしにしておいたんだ。ハーヴェイの振る舞いが僕の潜在意識に定着するのではないかと思ってね。同じ音楽を何度も聴いていると、そのうち聴いてない時でも自分で歌いだしたり踊り出したりするのと同じだよ」

 また、同記事には「同性愛者の権利に反対してるのは、真の信仰を持ってない人たちなんだ」という見出しが付けられており、次のような発言も紹介されています。 

 「ゲイの権利が問題になるってこと自体がおかしいと思う。それが問題になるのはゲイだって人間だということが分かってないからに他ならない」

 「重要なのは、キリスト教徒の全員が反対しているのではなく、真の信仰を持ってない人たちだけが反対しているってことだ。神とか愛とかとは全く関係ない人たちだ。偽善者たちの憎悪に過ぎないんだよ」

 かつてはマドンナとも結婚していたことがあるというショーン・ペン。つまり「ゲイ」というアイデンティティを持っている人ではないわけですが、こういう風にインタビューの場で堂々と発言できる態度は尊敬に値します。これまで、数々の「ゲイ」を演じてきた俳優が、必要以上に自分はノンケであることをアピールしたり、「これは人間愛だ」と言って問題をボカしてきた態度とは雲泥の差。 『ブロークバック・マウンテン』のヒース・レジャーにしろ、一流の俳優として評価される人はやはり、役柄の精神までもきちんと自らの内面で咀嚼した上で演じるからこそ、観る者の心を打つことができるんですね。早くこういう態度のとれる大物俳優さんが、日本でも出てきてほしいです。

 さて先日のアカデミー賞で最優秀主演男優賞を獲得したショーン・ペンですが、授賞式の場で述べたスピーチの英文が、2月24日付のSankei Expressに掲載されていました。 

I think that it is a good time for those who voted for the ban against gay marriage to sit and reflect and anticipate their great shame. We've got to have equal rights for everyone.

 同性愛者の結婚に反対の票を投じた人たちがじっくりと考えるのにいい機会だと思います。彼らはきっと大変な恥を感じることでしょう。誰にとっても権利は等しくあるべきなのです。

 予想通りアカデミー賞翌日の日本の大手新聞は皆、『おくりびと』『つみきのいえ』の「日本人受賞フィーバー」に沸いており、ショーン・ペンのスピーチまでを詳しく紹介していたのはSankei Expressのみでした。産経系の新聞って「保守的」というイメージがありますが、海外のエンタメ情報記事においては、こうして最も充実した報道を行うことがよくあります。(『ブロークバック・マウンテン』のアカデミー賞レースの頃からそうでした。)国内では保守派の論客の論調を優先的に掲載しておきながら、海外エンタメコーナーではたとえ「同性愛ネタ」でも詳細に報じ、先進性を打ち出す。そんな二極分化したメディアのあり方が、時に面白く感じられます。たぶん産経系を読んでる人たちの方が実は、海外の同性愛関連ニュースには詳しくなっているんじゃないかと思います。

 なんにせよ、今年は映画『MILK』の公開とショーン・ペンという素敵な主演者に恵まれ、これから公開が迫るにつれて日本の一般マスメディアでも盛んに、こうした発言が紹介されることでしょう。超ラッキ~♪FC2 同性愛 Blog Ranking
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コメント

この記事へのコメント

日本の番組の扱いにがっかり

はじめまして。私は30代のレズビアンです。以前より貴サイトのファンで、
共感させられたり、勇気づけられたりしていました。本当に素敵なサイトを
ありがとうございます。

日本のニュース番組ではこの「ミルク」についてほとんどクローズアップされてい
ないのが残念なところですね。

あるテレビ番組ではショーン・ペンの受賞にたいして司会のクリス・ペプラーが「これは
がんばったで賞でしょ。」「自分達がゲイの役がんばってって言われたら困るよね。」と
嫌そうに言っていました(あきらかにうまく演じればそれだけ本物のゲイを疑われる、
というニュアンスでした)。
それに対して共演のキャイーンは右手の甲を左頬にあてる(いわゆる「おかま」を
意味する)仕草で「困っちゃうわねー。」などとふざけていました。

映画の内容や、セクシャルマイノリティの映画が賞をとったことの意義などについては
まったく触れず。こういうところで日本のゲイ映画に対する懐の狭さを感じ怒りを通り越し
呆れました・・・。

実際に日本でも映画が公開され、ショーン・ペンの発言を含め真に「ミルク」が注目
されるようになれば良いなと心から思います。

はじめてのコメントなのに愚痴のようなものを長々とすみません。
これからも陰ながら応援しています。
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