フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-11
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Jules Rosskam「トランスペアレント」●MOVIEレビュー

 親になったFtMトランスジェンダーが次から次へと19人。それぞれの人生模様。

 第4回関西クィア映画祭にて日本初上映。「transparent」というタイトルの通り、「親になったFtMトランスジェンダー」が19人、次から次へと出てくるインタビュー・モザイク構成ドキュメンタリー。

性別違和を感じる

そんな自分を受け入れる(あるいは付き合い方を発明する)

妊娠する(もちろん妊娠しない人もいますが。)

出産という経験

子どもとの関係の作り方。

 だいたいこういう順番で、映画全体が「FtMトランスジェンダー」の人生のプロセスを時系列に描いているようにも思えつつ、その時々の過程を一人ひとりが全然違う方法や気持で、葛藤したりすんなり過ごしたり、悩んだり悩まなかったりという「多様さ」を観客に意識させる形で編集が組み立てられている。

 つまり、画面が切り替わって次の人が出てくるたびに、その前に語っていた人の発言が「裏切られていく」構成。その連続を見ていると自然と、「あぁ、一口にFtMトランスジェンダーと言っても千差万別なんだなぁ」と、観客の感覚がぐるぐると掻きまわされる。

 僕が特に惹きこまれたれたのは、やはり「妊娠→出産」のあたり。なにせFtMの妊娠ということは、心の性が「男性」であるのに「女性」としての身体に、否が応でも向き合わされる体験なわけで。どういうことなのか、当事者としての感覚がとても気になる。

 ある人は、トランスとしての意識が中途半端な時期だからこそ乗り越えられたり。ある人は、ずっとビンタを食らわされているかのような感覚に苦しんだり。ある人は、身体の変化を「神秘」だと感じて楽しむことが出来たり・・・。

 性の多様性はあれど「妊娠が可能な身体」と、「不可能な身体」というのはあるわけで。僕は自分が、どう転んでも「妊娠が不可能な身体」なので、こんな風に妊娠というものを仔細にわたっていろんな角度から語られると、ちょっとばかり嫉妬心さえ湧きあがるくらいだった。

 終了後のトークでも語られていたが、この映画は、いわゆる「ヘテロ女性」にも「妊娠」や「出産」そして「子育て」を、新鮮な切り口から面白く考えなおすきっかけになるのではないかと思う。

 セクマイであることって、自分の身体感覚や主観を丁寧に分析して語ってみることによって、こんなにも「面白く」世界のありようを語り直すことが出来るんだなぁという風に、感じさせてくれる映画だった。「表現の持つ力」を感じた。見れたことが嬉しかった。FC2 同性愛 Blog Ranking
関西クィア映画祭「トランスペアレント」上映後トーク
01●FtMトランスジェンダーとして語る妊娠・出産
02●坂上レイさん「良い親に性別は関係ない」
03●親とは?子育てとは?

Jules Rosskam「トランスペアレント」●MOVIEレビュー
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コメント

この記事へのコメント

ありがとうございました

当日はありがとうございました。
あんなわけのわからない話でしたが、なんとか使い物になりますでしょうか。楽しみにしています。
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