フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-05
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たかがテレビ059●それでいいのかNHK!

 こちらの記事で触れたNHKスペシャル『女と男~最新科学が読み解く性』の第一夜を見たのですが、悲しいことに予想通り。旧来の「男」「女」のパターンを疑うことなく踏襲した番組作りで、いったいいつの時代の価値観で作ってんだよ!って感じで笑えました。(本当は笑ってちゃいけないけど。)まるで、昭和中期の高度経済成長の頃の時代に戻ったような時代錯誤感。

 「脳のメカニズム」を理由に男女の違いを短絡的に語ると、原因はすべて「先天的なもの」だという誤解が生まれると思うんですよね。

 本当は、社会にすでに蔓延しまくっている「男らしさ」の強制と「女らしさ」の強制が、「後天的に」それぞれの個人の脳を「それに適応するように」発達させているとも言えるわけで。また、それに適応できずに苦しんでいる人がたくさん居るということに何の配慮もないまま、短絡的で無邪気すぎる番組作り。これはひどい。

 簡単にまとめると、「競争・攻撃」中心で生きる男性的な生き方は限界に来ているから、「コミュニケーション能力に長けている」とされる女性的な能力を男性も身につけましょうということなので、そのメッセージには賛同できるのだけど・・・。それって「男」「女」の対比で語らずとも、「競争重視型人間」と「コミュニケーション重視型人間」の対比として描けばいいことなんじゃないの?って思うんです。「男女」で語る必然性を感じない。現代は既に、そんな単純な区分けでは語りきれない複雑性が、社会のあちこちで見えてきている時代のはずなのに。

 「男100%」「女100%」では語れない、例外やグレーゾーンの存在=多様性に全く触れずに放送したこの番組・・・かなり罪深いと思う。そうだ、きっとこれは昭和のテレビ番組のパロディーだったに違いない。そうですよねNHKさん?

 この番組については詳細をまた後日、改めて書きます。FC2 同性愛 Blog Ranking
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コメント

この記事へのコメント

こんばんわ、台湾からの読者です。
よくこのブログを見ていて、いいブログだと思うから、ちょっと挨拶しようと思っています。

女と男批評

yahoo!のブログ検索から来ました。
おっしゃることはごもっともだと思います。

今回の番組は、一応進化論を援用はしていますが、進化心理学(進化論を援用した心理学のアプローチ)の詳細を全て説明できているわけではありませんし、事実と規範の混同が目立ちます。

進化心理学に関する説明が不足していると言う点では、(学者にもよりますが)生物の進化も文化は相互に作用しあっているという点が挙げられます。特定の文化が出来上がった後はその文化に適応する方が遺伝子を残せる可能性が高まります。クジャクの羽のように直接的な機能がないものでも文化としてその後の進化と関わりますし、人間の文化差も単純な機能を越えた文化と遺伝の相互作用なのです。詳細は「複雑さに挑む社会心理学」「進化と人間行動」などの書籍を参照してください。

あとは、やはり事実と規範が混同していると言う点が問題です。哲学者ヒュームの「事実は規範を演繹しない」というように、単にこういう事実があったからと言う理由では規範は論理的に演繹されないと言うことが分かっていません。

一方でこのような低レベルな番組が絶えないのは右翼の存在だけではなく、社会学者と心理学者の知識の乖離によって、人間行動に関する理論が行き詰っているからではないかと思いました。

第2回では、男女の能力や医学的性質の違いなどと称した内容でした。統計的な言語能力や空間認識能力の違いを「傾向」ではなく「絶対的な違い」だと誤解したり、個人差や社会学的(性別に関わらず、階層によって子どもの言語を使う力にハンデがあります)な違い、発達障害の有無(「健常者」とされる子どもでも軽度の発達障害を持ったまま普通児童扱いになるケースは多いです)などを無視した挙句、ブッシュ政権下の落ちこぼれ法での男女別クラスの正当化など、お粗末な内容でした。

男の子は競争が好きだから、上下関係をはっきりさせた教育がよいなど、能力的にハンデがある男の子はどう学校生活を送ればいいんでしょうか? 重大な人権侵害だと思います。

期待外れのNHK

こんばんは。
二夜連続で見て、残り一回なのですが、ツッコミをしながらの視聴でした。
「ああ、そう言えば」と思えたのは、離婚しそうな夫婦の映像で「男は分析しがち」という点で、「父がそのままズバリだったなぁ」という点だけです。たまたま男性としてありふれた特徴を持っていた、だけですが。


全くその通りだと私も感じました。
最新の脳科学、なのに内容は時代遅れで予算がもったいないぞ、NHK,でした。
>「男女」で語る必然性を感じない。

うーん、便宜上、男と女を区別して物事を明らかにする姿勢は
別に悪くないと思います。
体のつくりの違いから、どんな病気にかかりやすいか予測がつく研究結果は
興味ぶかいと思います。

あくまで一般論の番組、私たちは少数派からの視点。
最近思うのですが、マイノリティの方で多様性を認めてほしいという人が多いですが、
いまある社会に順応していくほうが生きやすいのでは??

同感です。

初めまして。
コメントは今回が初めてですが、
いつも興味深く読ませていただいてます。

この番組、二夜連続で見ましたが、強烈な違和感をずっと感じていました。
全体的にツッコミどころが多く、今の時代にあんな内容の番組を放送して
いったい何が言いたいのだろう、と漠然とした危機感さえ抱きます。
二元論で人間を括ってしまおう、なんて無理がありすぎだと思う。
確かに「性ホルモンの違いによってどんな病気にかかりやすいのか」を
予測したりするのは有益なことだと感じはしましたが、
しかし、それも男女の別だけでは捉えきれないもののような気もします。

社会そのものに多様性を強く感じることの多い昨今、
これはまったく時代錯誤な番組だと言わざるを得ないのではないでしょうか。
本当に「『男女』で語る必然性を感じ」ませんでした。
(科学的に装っているだけになお始末が悪いかと。)

こんにちは、検索でたどりつきました。
ゲイの方から見たスペシャル「女と男」、興味深く
鑑賞させていただきました。

私は異性愛者だと思うのですが、昔から女性、女性的なものに
憧れる傾向は強いです。でも、どちらかというとそういうものが自分は
似合わない・・小さい頃は男の子に間違えられていたような感じの人間なので。
女の子は共感をすごく求めたがる・・ていうのは周りの女性を見ているとすごく
感じますね。でも、私はあんまりそういうのがない。私もどちらかというと分析好き
な人間かも(笑)同性と仲良くなるために大人になってから「共感する力」を
勉強してる感じですねぇ。

たしかに今の時代、「男」「女」に区別する必然性は薄いかもです。
もし区別するにしても「個人」(個性)でその人が思う方に「伸びる」方法を
考える、とか「性別」ではなく、「男性的なもの」「女性的な物」が
社会や家庭、学校でどのようにすれば活かされるのか、というふうに
考える方がいいのでしょうね(家庭以外の場 では確実に女性性は虐げられて
いたと思いますし・・)。

ショックだったのは医療研究の場から「女性」(「Y」染色体を持たない肉体)は
研究対象として
(婦人科以外は?)排除されてきたってことでしょう。
もっとこのことはちゃんと世の中に知られるべきと思いました。
現実に心臓疾患で亡くなる女性が多い というデータが信じられるものならば。

ステレオタイプ化

男はこうだ!女はこうだ!最近の若者はこうだ!日本人はこうだ!中国人はこうだ!などとあるカテゴリーの人をひとまとめにして、ステレオタイプ化するのは良くないです。個人として人を見る目を奪います。流行の血液型の本も問題です。A型はこうだ。O型はこうだな度と先入観で人を見るようになります。また、血液型で性格をどうのこうの言うのは日本人だけだし、科学的根拠はなんらありません。
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