LGBTの紙媒体★掲載チェック20●「男と寝るのは、100人までにとどめたい」~『破戒と男色の仏教史』書評

ひえ~。95人って、数えてたのかいっ!。しかも「100人までにとどめたい。」って・・・これからホイホイと5人とは関係が持てるのかいっ!。この書き方からして当時、この僧侶の周辺では日常的に「男と男が寝る行為」がたくさんあったということが窺い知れますねぇ。「いままで自分は、95人の男とまじわってきた。もう、こんなくらしはやめよう。男と寝るのは、100人までにとどめたい。愛童としてかかえるのも、亀王丸だけにしておこう。東大寺の学僧であった宗性は、もちろん男だが、36歳になってそんなちかいをたてた。
かつての僧侶に、男色の趣味があったことは、よく知られていよう。この本は、それがどれだけのひろがりをもっていたかを、往時の史料にそいながらおしえてくれる。
のみならず、それが日本仏教史とかかわりあうところへも、光をあてている。史上にしばしばあらわれる戒律復興運動は、何をめざしていたのか。鎌倉のいわゆる新仏教とは、何だったのか。そのことを男色史という背景のなかで、わかりやすく説明してくれる。(以下略)。」
それにしてもこの本、帯にデカデカと「男色は文化だった!」と記されているというのがスゴイ。書店で見つけるのが楽しみ。レジに持っていくのには心の準備が必要だけど(爆)。→FC2 同性愛Blog Ranking
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