パフナイト113★12月は「年忘れ!パフでアライさんが洗いざらい~レインボーはセクマイだけのもの?~」

パフナイト
「年忘れ!パフでアライさんが洗いざらい
~レインボーはセクマイだけのもの?~」
今年もあと少し!ってなわけで、
この不況ムードを吹っ飛ばすべく、パワフルな
「アライさん」たちがパフナイトに集結します!
「アライさん」とは、LGBTフレンドリーな人たちを
指す呼び名として、最近使われ始めた言葉。
英語の「ally」から来ています。
日本でも『薔薇族』を創刊した伊藤文学さんなど
昔から「異性愛者」というアイデンティティで
セクマイ支援の活動に関わる人が居るわけですが…
よくよく考えてみると、セクマイが多く居る場所では
「アライさん」は「少数派」になるわけで。
今回集まってもらうのは、最近あちこちで活発に
「アライさん活動」を展開している人たち。
セクマイ支援にどうして関わるようになったのか。
関わる前は、セクマイのことをどう思っていたのか。
活動を通して、ぶっちゃけ、嫌になることはないのか。
などなど…
普段は言い出しにくいことも含めて
率直な思いを語ってもらいながら、
今後どうしたらもっとたくさんの
「アライさん」を増やすことが出来るのかを、
会場に集った皆さんとともに考えてみようと思います。
セクマイが生きやすい世の中って、すなわち
「アライさんがいっぱい居る世の中」のことですからね。
出演者(アライ歴順)
●沢辺均さん(ポット出版代表)
…1956年生れ。2001年6月に2000年パレードの記録集を出版。
以降、伏見憲明さん、レズビアン向けエロ雑誌「Carmilla」、
をはじめとしたレズビアン・ゲイをテーマとした本も出版。
2007年民主党尾辻かな子選対。
女性と結婚2回、一度目の結婚で娘一人つくる。
●橋本惠代(やすよ)さん(東京学芸大学 K類国際教育専攻2年)
…アライさん歴3年。授業や恩師の影響でセクマイに興味を持ち、
1人で名古屋・東京・札幌・関西のLGBTイベントをめぐり、
自分は異性愛者だと納得してしまう。
日英ユースエクスチェンジプロジェクト、ETVワイドに参加し、
"非当事者"として発言することを考え始める。
教育からセクマイを含めた様々な"マイノリティ"が
住みやすい社会を創るために活動するのが夢。
●桑島健太郎さん(通称:クワ犬さん)
…アライさん歴約1年。ただし準備期間約30年。
愛妻とチワワと暮らす四十郎。男性?だけの武蔵高校卒後、
「性」に関しては虹色も黒色もある早稲田大学卒。
(学)河合塾と(株)SEGで働きながらセクマイ支援を訴えるが…。
●浜田幹子さん(パフスペース管理人)
…アライさん歴1年。2007年6月に経済産業省を退職し、
生活協同組合の活動を行うとともに、2008年4月1日より
イトー・ターリさんよりパフスペースの経営を引き継ぐ。
夫と社会人になる子ども2人あり。
聞き手
●翔子
…パフナイトスタッフ。青森セクシュアルマイノリティ協会
「にじいろ偏平足」とロビイング団体「共生ネット」メンバーとして
セクシュアルマイノリティの「都会と地方の格差問題」に
取り組んでいる。
●まめた
…パフナイトスタッフ。学生。Rainbow Collegeのメンバー。
「やっぱ愛ダホ!」イベント呼びかけ人の1人。
NHKのLGBT特設サイト「虹色」にて「今月のアライさん」を
企画・連載。
●akaboshi
…パフナイトスタッフ。
ブログ「フツーに生きてるGAYの日常」を通じて映像等を公開中。
パフナイト
「年忘れ!パフでアライさんが洗いざらい
~レインボーはセクマイだけのもの?~」
日時:12月22日(月)18:30開場/19:00開演(翌日は祝日です)
会費:1000円 ※予約は不要。お気軽にお越しください。
会場:パフスペース
…東京メトロ東西線早稲田駅下車、馬場下口(2or3b)より2分
馬場下町交差点を文学部の方向(左)に曲がり3軒目のビル。
TEL&FAX:03-5991-6117(浜田)
★パフスペースではセクシュアル・マイノリティ関連での使用には
レンタル料を初回2000円引き、以降1000円引きする「セクマイ割引」
を行っています。ぜひご活用下さい!
■レンタル使用料金表
■パフスクールカレンダーで空き状況をチェック!
この企画、ずっと前から実現したかったんですよ。じっくりと語ってみたかった人たちが揃いました。開催は平日の夜になりますが、翌日は祝日です。師走の慌ただしさが始まる直前に、一足早くパフナイトで年忘れのトークをお楽しみください!
★出演者たちの「カコYouTube」
・・・今回出演してくださる4名のうち3名は、過去にこのブログのYouTube映像に出演してくださっているので振り返ります。まずはポット出版社長の沢辺均氏。
●ペンギンの同性愛を描いた絵本「タンタンタンゴはパパふたり」出版記念パーティー●沢辺均さん挨拶(ポット出版社長)
・・・レズビアン・エロ雑誌から学術系、はたまた同性愛ペンギンの絵本まで。幅広いジャンルの刺激的な書籍を発行してきたポット出版の社長だけあって、人間そのものがものすご~く骨太な方だという印象があります。今回、じっくりお話しできるのが楽しみです。続いては大学生の橋本惠代(やすよ)さん。以下の映像の3番目に登場する方です。
●LGBTの家族と友人をつなぐ会in東京04●ノンケだって、一緒に考えたっていいじゃん
・・・この映像は2007年11月25日に青山の東京ウィメンズプラザで開催された「LGBTの家族と友人をつなぐ会」を撮影したものです。通常、この会で話されたことは「他言禁止」なのですが、恐る恐る撮影を申し出てみたところ、たまたまこの日は参加者の大多数の方がOKを出してくださったので、こうしてYouTubeに載せることが出来たのでした。
その後も、やすよさんとはあちこちで顔を合わせ続けています。ここ数年のセクマイ当事者とのふれあいの中で、彼女の眼には何が映り、何を考えるようになっているのでしょう。「今」の率直な気持ちが聞いてみたいです。続いてはクワ犬さんこと桑島健太郎さん。
●LGBTの家族と友人をつなぐ会in東京03●いちばん知られたくないのは「家族」だという辛さ
・・・やすよさんと出会った同じ日、くしくもクワ犬さんの「LGBTコミュニティデビュー」を撮影することになったのでした。当事者にとっての心配事の「本質」を見事に鋭く衝いた発言だったため、鮮明に記憶に残っています。クワ犬さんはその後、今年の7月には勤務先でセクマイ当事者を招く講演会を企画されたりしています。その方法論が戦略的でユニークだったので、その辺も詳しく語っていただきたいと思います。
そして、パフスペース管理人の浜田幹子さんは、スペース運営に携わることが決まった今年から、いきなり「セクマイ当事者」たちとの交流が始まったばかり。それまでの日常では接点がほとんど無かったらしいので、なにかと戸惑うことの多い日々が続いているようです。そんな時期の人に特有の鋭い感性で、「ノンケという立場から見たセクマイ像」を、率直に語ってくださることでしょう。
今回お呼びする「アライさん」たちは、いわば「セクマイ当事者」と「セクマイに無関心な世の中」との橋渡し役。そのポジションだからこそ見えるものや感じることを、洗いざらい語ってもらおうと思います。→FC2 同性愛 Blog Ranking
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