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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2023-09
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パフナイト★96●セクシュアリティと政治'08-05●ダメポな部分も愛しながら ~これからのアクティビズム



 共生ネットのミナ汰さんに続いては、いよいよ北丸雄二さんのお話です。

 北丸さんはNY在住のゲイ・ジャーナリストとして小説「フロントランナー」などの翻訳や各種一般メディアへの記事、ゲイ雑誌『Badi』での連載を執筆しています。(現在休刊中の雑誌『yes』に2006年に寄稿された映画『ブロークバックマウンテン』についての記事が僕にとっては感動的でした)。さらに、ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」 「ALTER BOYZ」の日本語訳などで活躍しています。

 国をまたいで幅広く活動している北丸さんならではの、多角的な視点から生み出されるお話をぜひ、ご覧ください。カリフォルニアで11月4日に迫った「同性婚反対をめぐる住民投票(Prop 8)」 について。そして日本のこれからのアクティビズムについての提言です。

10●米大統領選と同性婚
  

 冒頭で触れられている「マシュー・シェパード事件」についてはこちらをご覧ください。
ブロークバック・マウンテンで見る世界015●マシュー・シェパード事件について(2006年3月掲載)

11●同性婚反対をめぐる住民投票
  

12●カリフォルニア同性婚問題
  

13●ダメポな部分も愛しながら~これからのアクティビズム
  

 9月・10月のNHK教育テレビ「ハートをつなごう」放送直後に こちらの記事に書いたことを発展させて書くならば・・・。「セクシュアル・マイノリティである」と感じたときに既に、「カミングアウトへの志向」は人間心理として、自然に芽生えるものなんだと思うんですよ。それは誰かに言われなくっても自然にね。人が人とのかかわりの中でしか生きられないものである以上は。

 そこを更に後押しするかのように推奨するのって、つまるところ「皆が『活動家』になりなさい」と言われているような気がして・・・逆に反発心とか「アレルギー」すら芽生えたりする自分がいます。そういうキャンペーンって、むしろ逆効果なのではないかとすら思ったりします。

 自分の生き方や人間関係については、自分でゆっくりと判断しながら歩んでいきたい。そして、そのことについては他人がとやかく評価するべき種類のものでもない。この辺の繊細さがわからないと、いつまで経っても日本のアクティビズムは市井に生きている生活者の感覚からは遊離し続け、「堂々めぐり」を繰り返すことになるのではないかと思います。FC2 同性愛Blog Ranking
「セクシュアリティと政治’08」記事INDEX
01●尾辻かな子さん・昨年の選挙をふりかえって
02●送り手の論理と受け手の論理
03●尾辻さん落選のショックをバネにして~「共生ネット」始動
04●当事者である説得力!?
05●ダメポな部分も愛しながら ~これからのアクティビズム
06●レズビアンインパクト戦略に罪があったとするならば
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