東京国際レズビアン&ゲイ映画祭15●レインボー・リール・コンペティション グランプリと特別賞発表

第17回東京レズビアン&ゲイ映画祭の最終日である7月21日(月)。前回紹介したレインボー・リール・コンペティションの上映後、観客による投票が行われました。
そして休憩と観客の入れ替えを挟み、クロージング作品『カミングアウト・ウエディング』の上映前に「グランプリ」の発表が行われました。司会は、ドラァグ・クイーンのマーガレットさんと、レイチェル・ダ・ムールさん。映画祭ディレクターの宮沢英樹さんも登場し、今年の入場者数の発表なども行われました。
レインボー・リール・コンペティション03●ディレクターからのあいさつ
なお、この時に発表された入場者数は暫定数であり、その後、正式には「8230人」であることが発表されています。宮沢さんの挨拶からも、今年の映画祭が「もっと大きくしよう」という拡大路線を取っていたことがわかりますね。結果としては充分にあらわれていたので達成感からでしょうか、表情も晴れ晴れしています。ボランティア・ベースで行われていて、しかも少人数であるにも関わらず、これほどの成果を出せたのは本当に凄いことだと思います。改めて、実行委員会の皆さん、おめでとうございました。
そして、いよいよグランプリの発表が行われました。さあ、観客からの得票数が最も多かったのは?
レインボー・リール・コンペティション04●グランプリ発表
「レインボー・リール・コンペティション」では、かつては映画監督や著名人を招いての審査が行われていたようですが、現在では「観客による投票」が慣例化しているようです。ただその場合、①出演者・スタッフ数が多いほど観客を動員しやすく有利になる。②東京近辺在住者の方が観客を動員しやすく有利になる・・・という側面があると思います。
そうした弊害をフォローするためでしょうか。今年から「特別賞」が設けられ、プロの目による審査も行われました。今年は、同日上映された「シェルター/shelter」の監督であるジョナ・マーコウィッツさんが、その任にあたりました。
レインボー・リール・コンペティション05●特別賞発表
これはあくまでも僕の個人的な意見ですが、「特別賞」の結果には納得です。「わたしが沈黙するとき」には確かに、映像というものの本来持つ多義性や、豊かさを感じることが出来ました。
さて。いよいよクロージング作品『カミングアウト・ウエディング』の上映という時に、スペシャルゲストが客席から登場します!
●最終プログラム上映前にゲスト登場
とても華のあるクロージングですね。次回は上映後のトークの模様を御紹介します。→FC2同性愛 Blog Ranking
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