フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2017-10
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東京国際レズビアン&ゲイ映画祭14●レインボー・リール・コンペティション 監督・出演者TALK



 第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の最終日。「シェルター」の上映と監督トークに続いては、日本公募短編作品6本が一挙に上映される「レインボー・リール・コンペティション」が行われました。6本すべてを観た観客が投票を行い、得票数が多かったものにグランプリが与えられるというシステム。(他の日に上映された日本公募作品の「長編」は審査対象外。)

上映後、ドラァグ・クイーンのレイチェル・ダ・ムールさんの司会のもと、監督と出演者たちによるトークが行われました。ノンケさんもセクマイ当事者も大人も子どもも入り乱れてます♪

01●レインボー・リール・コンペティション01●監督・出演者紹介
  

02●レインボー・リール・コンペティション02●監督・出演者TALK
  

★上映された6本は次の通り。(解説文:映画祭公式サイトより。)

『青い種』
 初めて会う病床の父から、自分の出生の経緯を知らされるユキオ。更に父の真実の姿まで知る事となる。偶然か必然か、それはユキオの秘密と同種のものだった。「勝手なことばかり言いやがって。パーティーはいつ終わるんだよ?」実話を元にした狂想劇。

『オセロ』
 オセロ。それは言わずと知れた、白と黒の色を持つ石で遊ぶボードゲーム。白で挟めば黒は白に、黒で挟めば白は黒になる。そんな、みんなが当たり前と思っているルールを破る者が現れる。

『十年後』
 ゲイである綾瀬は、大学時代の元カレの死をきっかけに、亜希のもとを訪れる。亜希はその元カレの妻だった人…。元カレと別れてから十年が経っていた。亜希と話すうち、綾瀬は十年前の朝に引き戻されていく…。

『わたしが沈黙するとき』
 作家志望の恭子は、新しい小説を書き始めることがなかなか出来ずにいた。そんな時、恋人の利恵から「一緒に住もう」と言われるのだが、素直に喜べない恭子。引越し直前になっても踏み切れない恭子を、利恵は食事に誘う。話題は恭子が書き始めようとしている小説についてになり、そのあらすじを聞いてみるとそれはまさに…。

『HiBi-Chan』
 ひびちゃんとは「日々、ちゃんと生きている妖精たち」のこと。性別は全員♂。子孫繁栄方法は謎。そんな妖精たちが暮らす、とあるアパートでの物語。人間の♂と何ら変わらない行動をする彼らなのだが…。

『△サンカク』
 男と女が好きな男、タク。タクに降りかかった不幸をきっかけに、男が好きな男と、男が好きな女、そしてタクの母親が初めて出会う。そこに必要なのは愛だけ。だからあらすじも多くの言葉は要らない。ただ観ればいい。そうすれば観た後に残るのは、そう!



 え~っと。ここは僕の主観で運営している個人ブログなので、「どれも見応えがあった」などという優等生的な嘘は書きません(爆)。技術的には非常に洗練されていても、メッセージ性しかなくて薄っぺらだったり、べつに映画である必要がないんじゃないかと思うような演出の作品もあったり。

 僕が映画に求める条件である「光と影を映像独自の手法で描き出した奥行きのある作品」は、とても少なかったです。あと、ドキュメンタリーが1本も無く、シナリオをもとに撮影・制作したと見られる「フィクション映画」ばかりだったというのも気になりました。

 僕が投票したのは、も~う(自分の中では)ダントツに好きになった『わたしが沈黙するとき』っ!。映画の後半で、主人公がコンビニの中から同性の恋人に、何気ない視線を送るショットがあるのですが・・・そのなんとも言えない魅力的で多義的な表情が、強烈に心に焼き付きました。あの一瞬は、映画祭で観たすべての作品の中で最も印象的な場面だったと言っても過言では無いでしょう。今でも鮮明に思い出せますから。

 映画のクライマックスを、ありきたりの言葉とか扇情的な音楽で盛り上げるのではなく、ふとした日常の「なんでもない、ささやかな光景」で勝負する。これって表現としては凄く高度だし、まさに「映画を愛している人」にしか出来ない演出ではないかと驚嘆しました。「頼む!こういう作品こそが、グランプリを取る映画祭であってくれ~っ!」と念じながら発表の瞬間を迎えたのですが・・・果たして結果は?(つづく)FC2 同性愛Blog Ranking
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