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フツーに生きてるGAYの日常

やわらかくありたいなぁ。

2023-09
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挑発と風刺~詩「ある平均的日本人OLの会話」批判に応えます

9月12日に掲載した「ある平均的日本人OLの会話」という詩について、多くの反響をコメント欄にいただき、ありがとうございました。
皆さん、思ったことを率直に書いてくださったので嬉しかったです。

その中には、この詩で僕が使った言葉遣いや表現方法、あるいはコメント欄での補足説明に関しての批判もありました。
僕は、真摯な気持ちから発せられた批判ならば大歓迎です。僕としても色々と考える契機になりますし、自分の表現についても、再び捉え直して反省することができます。

批判のないところに成長はありません。
僕はこのブログは「仲良し倶楽部」的なものではなく、読んでいる人にとっても僕にとっても、お互いに刺激し合えるような場であって欲しいと思いながら書いています。ですから今後も遠慮せず、思ったことを率直に書いてくださいね。

さて今回の批判を受けて、現在の僕の意見を整理してみました。そのためには僕の現在の政治的立場についても言及する必要があると思い、長くなって恐縮ですが書いてみました。目を通していただけると嬉しいです。

僕がこの詩を書いたのは選挙の翌日、会話を聞いてからわりとすぐのことです。
僕は早朝からの仕事をしているので、残業をしなければ昼には仕事が終わります。
その日は仕事を終えたらすぐエレベーターに乗り、これから昼休みだという彼女たちと一緒になりました。そして、この会話を聞くことになったのです。

まだ選挙の翌日だったので僕は感情的に「ホット」な状態でした。したがって彼女たちの会話には、かなりの衝撃を受け、打ちのめされました。そして「これはブログに書いて自分らの現状を見直す契機にしなければ」と思い、勢いで掲載したというのが本当のところです。

その前日、9月11日の選挙当日に僕は「気をつけよう」という詩を載せています。
そこで怖れていたことが、もはや現実のこととして進行していることに、黙ってはいられなかったからです。それはいわゆる「衆愚政治」の現実化とでも言いましょうか・・・。

権力者が国民を「大衆」という愚かな「マス」だと捉えて巧妙にPR戦略を練り、着々と思惑通りに事を運ぶ状態のことを「衆愚政治」と言うのですが、近年ますますその度合いが増してきていることを感じています。

テレビにおいてはNHKの番組制作に政府が介入していた事件が表面化したことが記憶に新しいかと思います。あれはあくまでも氷山の一角であり、目に見えないところで握りつぶされている番組企画は相当な数に上るでしょう。政府によるメディア統制はますます強化されています。体制批判を展開する著名なニュースキャスターは降板し、社会批判を展開する良質なドキュメンタリー番組は、深夜帯以外には見る影もなくなりました。僕が大学生だった10年前には、もっと鋭く尖った番組がたくさんありました。ところがこの5~6年で、テレビは大きく様変わりしています。テレビの良心的な表現者たちは活躍の場を奪われ、どんどん牙を抜かれているのが現状です。

自民党はPR会社と強力なタッグを組んでいます。そして今回の選挙では争点を「郵政民営化」「改革の実行」というわかりやすい言葉で単純化しました。

「改革」という言葉は前向きなイメージを人々に与えます。先行き不透明な時代の不安感を、なんとかしてくれそうなイメージを人々に発信することが出来ます。

実は自民党のマニフェストには他にも「憲法見直し」「自衛隊の権限強化」など、いまや帝国と化して世界中でやりたい放題のアメリカと同盟を強化するための、見落としてはならない政策もたくさん含まれています。
アメリカとの同盟強化の行き着く先は「徴兵制」の施行でしょう。現にお隣の国では施行され続けていますし、自民党の言う「普通の国」とは「徴兵制が普通にある国」だということは、普段洩れ聞こえてくる有力者たちの本音発言からも明らかです。今のところ憲法第九条の存在が歯止めになっているのですが、ここまで議席を獲得してやりたい放題の環境が整ってしまったら、いよいよ改正も現実化してしまうでしょう。
男女機会均等が進行している現代においては、女性といえども徴兵されるかもしれません。若者だけではなく、大人であれば誰でも対象となり得ます。これは冗談ではなく、間近に差し迫った問題として肝に銘じなければならないと思います。

今回、争点の中心だとマスメディアが騒いだ「郵政民営化」は、あくまでもたくさん掲げられているそうしたマニフェストの一つにしか過ぎません。彼らは、争点をそこに絞ればイメージ戦略として勝算があることを見越した上で、解散総選挙をイベントとして仕掛けてきたのではないか。僕はそう捉えています。
彼らの目論見どおり無党派層の多くは「郵政民営化」という氷山の一角に目を奪われ、「改革」という言葉の魔力に魅せられて自民党に投票しました。しかし、そのほとんどの人々はその下に潜む自民党の本当の思惑の存在を見落としているのではないでしょうか。

小泉首相は近年の政治家の中では稀にみる「一流の役者」です。
テレビ映りが良く、フォトジェニックであり、声の質も人々に安心感を与えます。
彼のキャラクターは、理屈を超えたところで人々の潜在意識に安心感を与えるのです。
記者会見をする姿を見ても、メディアに映されることへの訓練がしっかりとなされていることがわかります。カメラのフレームからはみ出さないように身体を横に揺らさない。まばたきを最小限に抑えて視聴者の吸引力を高める。一言わかりやすいフレーズを口にしたら、聞き手が解釈できるように適度な「間」を設ける。・・・PR会社が訓練したと思われるこうした「テレビ映り」を良くするための表現技術は、長年の首相経験でしっかり身に付き他の追随を許さないレベルにまで上達しています。
それはスター俳優が身につけている映像演技のテクニックと酷似しています。

こうしたことは本来、政治の場において最優先されるべき「政策」とはまったく関係がありません。
しかし、集団心理というものはこうしたことに流されやすいのが事実です。かつてヒトラーは巧みなメディア戦略でドイツの良心的一般市民の心を鷲掴みにしました。ナチスドイツを構成していたのは、ごく普通の人たちです。悪魔ではありません。不況のさなか、「改革」という旗印を掲げたヒトラーを支持したのは、あたりまえに日常を過ごしている善良な人たちだったのです。

だから僕は、彼女たちの無邪気な会話に直面した時、危機感を強く持ちました。
彼女たちの会話からは政策ではなく「小泉純一郎」というキャラクターを無批判に支持している様子が伺えるからです。まるでアイドルタレントの一人であるかのごとく。

実は僕は、あの詩をブログで公開する前に、タイトルについて少し悩みました。OL達の会話は実際にあったことですが、このタイトル自体は、完全なる僕の創作であるからです。
僕自身も「平均的」だとか「日本人」だとか「OL」という抽象的で曖昧な言葉を用いることには抵抗があります。それらの言葉は、人を個人として見るのではなく「ステレオタイプ化」してしまう種類の言葉です。あまり使いたくありません。

しかし、あえて使うことを選択しました。批判は覚悟の上でした。
使うことにより、この詩の表現に挑発的なニュアンスが加算され、風刺の意味が込められると思ったからです。
新聞の政治欄に載っている風刺漫画と同じような感覚・・・と言えばお分かりいただけるでしょうか。
そしてそれは、あくまでも僕の主観です。
そもそもこうした詩による表現は、作者の主観以外の何物でもありません。主観以外になにを書けるというのでしょう。文章というものは個人が書くものであって、主観表現以外はあり得ません。

たしかに「平均的」という言葉は少し乱暴ではありますが、いつもだったら投票に行かないような都市部の無党派層の多くが今回は自民党を支持したこと。そのことをふまえて使った言葉です。

「日本人」という言葉は、多数派の意見や人気というものにすぐ流され、雪崩現象を起こして「右ならえ」をしてしまいがちな国民性を皮肉る意味を込めて使いました。

昨年、イラクで3人の日本人の人質が解放された時に、帰国した彼らを暴力的なまでに「自己責任論」という世論の波が襲いました。その後、その行き過ぎが急激に見直されたわけですが、あの一件からも、今日の我々がいかにマスメディアが煽る世論に流されてしまいがちな状態にあるのかがわかるかと思います。
「みんながそう思っているみたいだから、自分もそう思う。」
こういう思考パターンは危険です。自分の頭で思考した結果ではないから簡単に変わります。その分、権力者からしてみれば好都合。コントロールしやすいからです。60年前に、そのことの愚かさに打ちひしがれ多くの涙が流れたということは、けっして忘れてはなりません。

「OL」という言葉は、僕が目撃した人たちがたまたまOLであったために使いました。
小泉首相は男性であり、彼のイメージ戦略が女性層をターゲットの中心にしていたことは事実です。現に数年前「純ちゃん」と呼ばれてアイドルまがいの写真集を出版したり、自民党のポスター=小泉首相のアップ写真というビジュアル・イメージが継続されていることからもわかるでしょう。僕が目撃したわが社のOLたちはそのPR戦略に、まんまと乗せられているからこういう会話が出来るのだと思います。

彼女たち以外にも僕の女友達に、こういう思考パターンで生活している人が本当にいます。
僕は、彼女と自分とはまったく異質なものの感じ方をすることが面白くて友人関係を続けています。
たまに口論になることもありますが、僕はそういう彼女を否定はしません。観察させてもらっています。
(スミマセン。基本的に僕ってそういうスタンスなんです。噛み合わない意見をぶつけ合って喧嘩して友人関係を終わらせてしまうよりも、異質であることを面白がってみる。そのことで見えてくる新たな発見を期待してしまうのです。意見の相違なんて、その人の人間性のほんの一部であって全体ではない。意見が違う人を自分の周りから排除したり否定することからは、「争い」しか生まれない。僕はそう考えます。)
こうした僕の経験から、僕なりの批判や皮肉も込めて、あえて「OL」という言葉を使用することを選びました。

もし目撃したのが「サラリーマン」だったらそう書いているし、「ゲイ」だったらそう書いていたかもしれません。
僕の場合、たとえ「ある平均的なゲイの会話」としてなにかを書かれたとしても、それが風刺表現として的を射ていると思ったら、気分を害するどころか笑い飛ばして受け入れるでしょう。
もし自分がそれに当てはまらないと思っても気分は害しません。自分は平均的なゲイではなく特殊なゲイでよかったなぁと、ホッと胸をなでおろすでしょう。そもそも、その程度の事で腹を立てていたら、今日までゲイをやってられません。叩かれたり中傷されたりすることには慣れています。

繰り返しになりますが、不快な思いをされた方には、たいへん申し訳ありませんでした。
でも不快な思いをするということは、あなたは「平均的日本人OL」ではないということでもあります。
そのことを誇りに思ってください。

昔から落語や歌舞伎などの大衆芸能の世界では、様々な趣向をこらして自分たちの愚かさや権力者の無慈悲を笑い飛ばし、世の中を批判してきました。この詩もそうした表現の一種だと思っていただけると幸いです。こうした表現が「毒」を持ち、表現としての強度を増すためには、ある程度のステレオタイプ化やカリカチュアはやむを得ないことだと思います。

以上の理由で、僕はあの詩の表現を否定しません。
僕がこれらの言葉を使用したのは「蔑視」からではなく、あくまでもこの詩の表現に「風刺性」と「挑発的なニュアンス」を持たせたかったからです。
万人に心地よく感じられるものは表現とは言えません。表現とはある意味、他者への挑発だからです。だから僕はこの詩の表現に自主規制をして変更する必要性を感じません。

また、コメント欄で返信した僕のコメントについても読み返してみましたが、偽らざる僕の気持ちが書かれていると思いました。記事と違ってコメント欄では即興的に書いてしまいがちなので言葉遣いが辛らつではありますが、僕はこういう考え方を持っている人間です。しかもかなりの毒舌家です(笑)。もし違和感を感じられたのならどんどん指摘していただいて、また言葉を交わし合ってお互いの思考を深めて行きましょう。

これが、今の僕の意見です。
さらに意見がございましたら書いてください。

よろしくお願いします。




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コメント

この記事へのコメント

ようやくすんなりとささくれが取れました。
先日の詩を改めて、「作品」という形で見てみれば、全てが解決しました。
あれは作品というものなのだから、自分で取り込むだけなのだ。
そして閲覧し、感じればよい。批判もくそったれも無い。
ただ、作品という窓口で最初から受け取っていればよかったものの・・・
今では申し訳のないような気持ちでいっぱいです・・・(笑
けど、批判をしたコメントがだれかの目にとまり刺激になれば幸いです。
やっぱり、中弐ですと、まだまだ人生経験が足りませんね・・・・(泣
駄文失礼しました。

「詩」なんですか?ぼくは「実録」だと思って読んでました。
実録と思って読むのと「詩的表現」として読むのではまったく解釈が違ってきますもんね。散文詩の形の自己表現ならば、おっしゃることわかるんですけどね。
ただ、創作された散文詩にはやはり見えません。
実録に「平均的な日本人OLの会話」というタイトルを付けたら、それはもう「自己表現」というよりは「judgementである」ととられてもしかたがないんではないかなと、思いますが。

● hat-oさん。
感じたことを書いていただいたわけで、素直に嬉しかったですよ。
作品だとしても作者と受け手が語り合う際に当然、批判というものは
あってしかるべきです。
自分でも読み返して、あの表現方法でよかったのかどうか考え直すことが出来たので
とても有益でしたよ。
これからも思ったことを率直に伝えてくださいね。

 あれがOLとか若い女性を批判した文章とはまったく思わなかったんで、今日の記事を読んでから改めてコメントを眺めたんですが、そういう受け止め方もあるか。
 これは現在世の中に蔓延している一般的な日本人の思考回路を鋭く指摘した文章だと思って共感したんです。今回「小泉改革」に投票した方は痛いでしょうけれども。
 もっとも、どちらかといえば「訳知り顔」で、「戦後教育が悪い」とか、「押し付け憲法は改正すべきだ」、「増税は不可避だ」などといっている「平均的な日本人サラリーマン(まさに男どもです)」の方が批判すべき対象だとは思いますが。

●nicoさん。
発表した時から「詩」のカテゴリーに入れてありますし、タイトルを創作して
写真まで添えてあるわけですから、僕の中では「詩」を発表したという感覚でした。
これは映像の分野でも繰り返し論じられる問題なのですが、
「完全なる実録」というものは、僕は「あり得ない」ものだという認識を持っています。
僕は録音機ではありません。
彼女達の会話すべてを正確に記憶できるわけではありませんし、
会話形式で文章化する時点で必ずや言葉の取捨選択が僕の中で
行なわれています。それはすでに実録ではありません。
カメラにたとえるとわかりやすいのですが、
たとえカメラマンと言えども、自分の周りの環境360度すべてを
撮影することは不可能であって必ず撮影する被写体を選択し、
フレームで現実を区切ってピントを合わせるわけです。
その時点ですでに「取捨選択」が行なわれていて、
現実のほとんどの部分はカメラのフレームの外にあって拾われないわけですから
すでに現実というものは「フィクション」になります。

●nicoさん(続き)
・・・以上のような理由で、僕は表現というもの、人とコミュニケートする手段というものに
「実録」というものはありえないという風に考えています。
映像の世界で便宜的に使われる「ドキュメンタリー」という言葉も、
「フィクション」と区別して考えるべきではないものだと思っています。

●Quinquinさん。
「現在世の中に蔓延している一般的な日本人の思考回路を鋭く指摘した文章」
という風に解釈していただいたことを、嬉しく思いました。
僕はことさらに「OL 」にこだわったわけではなく、
そうした無意識のうちに誰もが浸かっている日常の中の落とし穴みたいなものが
象徴的に現われている会話だと感じたので、書きました。
そのネタを拾ったのが実際に目の前で起こったことだったので
コメント欄で種明かしをしてしまったわけですが・・・。
調子に乗ってあまり説明をするべきではなかったのかもしれませんね。
おっしゃるとおり、サラリーマンと呼ばれる人たちの中にも
僕が示したOLたちと精神構造が似ている人たちはけっこう見かけられますね。

おっしゃることはわかります。第三者の知覚を通して表現されたものは完全に主観を排した実録にはならない、たしかに。だからこそ制作者の意図が問われるのだと思います。何を意図したかを抜きにしては考えられない。
前言撤回させて下さい。どちらにしてもここには筆者であるakaboshiさんの「judgement」が入るんです。それ自体は問題ではない。ぼくがひっかかったのはたぶんakaboshiさんの意図がよくわからなかったことだと思います。っていうか、自分自身はもともとの記事について自分が見ても聞いてもいないものを「ああ、これが平均的OL」なのかという受け止め方はしませんでした。ただいくつか他の方のコメントを見て少しネガティブな気持ちになってしまったので、ジンジャーさんの意見を少し後押しさせていただいたわけです。
でもakaboshiさんの意図したことが、この記事で少しわかりました。

(続き)
ただ、やはりタイトルにはひっかかりますね。↑のコメントでもOLという言葉を代名詞として使ってますが、それによって読む人がOLという一般名詞をakaboshiさんが使う代名詞にすり変えて読むということは起こりうると思うのですね。実際そういうコメントの流れになっていたと思いますし、その危険さを指摘したいと思いました。

おはようございます。
akaboshiさんに120%賛成です。
日曜日は選挙特番見る気になれなかった。
理由は自民300超。
村山内閣成立以来、日本人の政治意識の低さに嘆きました。
理由はaboshiさんが書いたとおりです。
総選挙はあくまでも小泉政権の経過を評価するものであり、道路公団で失敗した人にもう一度期待する。日本人。

(続き)郵政民営化といいながら、郵便局勤務の大部分はノンキャリであって、膨大な赤字を作った、かんぽの宿などを作ったキャリア=自民党の支持者には何も罰を与えないことに気づかない日本人。
あれから1週間近くなり、自分なりに総括すると、今回の選挙は自民党政権の終わりの始まりと思います。
まず、300超は小選挙区制度の特徴(死票が多い)であり、比例区では前回からの大幅減ではない。
俗に無党派受けするように内容が伴っていなくても心にヒットすればよい。
世論調査では、「自民勝ちすぎ」との現状結果ですが、もうじき「これが小選挙区制度の特徴」と理解するでしょう。
そして、小泉政権は政策的な行き詰まりが起きるでしょう。(間違いなく、中身が腑抜けの民営化or民業圧迫になるでしょう)
マニフェストが浸透し、小選挙区制度の特徴がわかった日本人は、次回は、勢いでなく、確信的に、次回は逆の選択を行なうでしょう。
長文&熱い文章ですが・・・。
自分も熱が冷めないうちに言葉にしておきたかったので・・・。

今は少しホッとしていますが、正直なところ、集団ヒステリーになっていく過程を見るようで、とても恐怖感をもって皆様のコメントを見続けていました。
誰かが一石を投じると、「そうだそうだ」とそれに乗って波紋が広がり、それがヒステリーになって、やがては暴力に繋がるような恐怖でした。(OLさんたちに対する皆さんの反応がね)
小泉さんのイメージ戦略に、あまり物事を考えない層が流されて・・・というのと同じ現象が起きていたような気がして・・・。
冷静に、というのは簡単でも、実行するのは難しいことだなと感じました。

私もあの文は、特定の誰かを非難したり、あげつらったりしているとは思いませんでした。「OL」であるとか、「日本人」であるとかいうことは字面以上に意味は無く、akaboshiさんが提議したのは、その中身、思考だろうとね。「これでいいの?」というakaboshiさんの恐れが行間にあると思います。
そうと考えれば「詩」のカテゴリーにしたのはとても賢明な判断ですね。感心します。

「・・・言葉を交わし合ってお互いの思考を深めて行きましょう」
これは今回の事でも、一番大切なのだと確認しました。
前に読んでいたブログは、一つのコメントから広がり中断してしまいました。何かあった時にこそ、管理人の責任やその在り方が問われるのだと思います。

●nicoさん。
たしかに、コメント欄のテンションがあのままエスカレートしたら
ちょっと危険だったかもしれませんね。感情的になっていたことも否定できませんし。
お気持ちわかりました。ありがとうございます。
nicoさんは海外にいらっしゃるので、今回の選挙前の騒ぎを体感していない分
あの詩を見たときの感覚が日本にいる人とは違うのかもしれません。
今回の選挙前のへんな盛り上がり方は、かなり今までとは異質のものだったからです。
そして、相変わらず選挙前になると「わかりやすい単純な言葉」で
インパクト勝負になってしまうし、そういう戦い方しか結局はできないのかなぁと・・・
前時代的な戦われ方に僕は疑問を感じました。
「戦う」というのは、結局そういうものなのでしょうか・・・。
釈然としないものがあります。

●LARKさん。
LARKさんが予想されるとおりに小選挙区制度が見直され、揺り戻しが起こるように
今感じているこのなんともいえない不安感や怒りに似た感情を
忘れないようにする必要があるのではないかと思います。
既成事実ができてしまったら、この国の今までの国民性では
結局はなぁなぁに受け入れてしまいがちです。
今回の選挙の熱がだんだん冷め、小選挙区制度の見直し論も
選挙の記憶が遠のけば遠のくほどに忘れられて行くでしょうから
その時に、彼らは本性を現しはじめます。
これから僕らがするべきことは、その時までちゃんと今の気持ちを
継続させていること。忘れないこと。流さないことだと思います。

● umepochiskyさん。
選挙前に、充分すぎるほど集団ヒステリーは起こっていましたので
それに比べればこの程度のものは可愛いもんだと思います。
僕は、人間の感情というものは表現されたり記録されないと
どんどん流れてしまうものだと思うので、
多少言葉がきついし辛らつかもしれませんが
あのような言葉を表出させる感情がたしかにあった、ということを
このブログに記録できたということだけでも意味のあることだったと思います。
忘れそうになった時に見直してみると、
2005年9月12日の記憶をしっかりと呼び覚ましてくれる
貴重な記録になっていると思います。
考えない人たちが起こす集団ヒステリーと
考える人たちがやりきれない気持ちを表出させることは、
感情的になってしまうという面では一緒に思えますが
全然質の違う問題だと、僕は思いますよ。

●cafenoirさん。
僕はある個人の名前を挙げて人格攻撃をしたわけではありません。
「OL」だとか「日本人」という抽象的な言葉は、
多くの人に当事者意識を喚起させる言葉でもあるために
あえて使ったのです。そういう意味での風刺です。
主旨を理解していただきありがとうございます。

●seaさん。
そうですね。
人と人が理解しあうためには「ワンフレーズ」で通じるわけがないのです。
わからないならわからないことを率直に伝え合うことで、
はじめてコミュニケーションが深まるのだと思います。
政治家たちも、国民をハナから馬鹿にしないで
「中味を伝えよう」という努力をするべきだし、
そういう時には政治的な専門用語を使わずに
普通に言葉でわかりやすく噛み砕くべきです。
その努力をせずに、ただワンフレーズに単純化するということは、
「理解されたくない本当のこと」を隠すための隠れ蓑にしているとしか
僕には思えません。
世の中は単純ではないのです。
だから単純な言葉でわかったつもりになってしまうことは、いちばん危険なことです。

 私は、前回の記事(つまり、OLさんの会話のみの記事)に対しては、
「う~ん・・・世の中器用な人もいるし、
ただ単に小泉氏をキャラクター化して酒の肴(じゃなくてこの場合はランチの肴)にして面白がる感情と、
小泉氏の政策に対してきっちりと自分の目で批判意識等をもつ感情とを、器用に切り離せる人間もいるから、
だから単に“ビズってたぁ”等の会話を聞いたところで、そこまで絶望したり悲観的になる必要は無いんじゃないかなぁ」
と考えていました。でも、こんなに長文の記事をお書きになるほど、色々な複雑な思いがあったとは・・・正直に言えばまだ今回の記事を全文読んでませんが、読んでからまたコメントさせていただければと感じます。

 前回の記事と、今回の記事と、両方の記事の全コメントを、読ませていただきました。
そして、前回の記事にも、コメントをさせていただきました。あっちの記事へこっちの記事へとややこしくコメントしてしまい申し訳ございません。
 正直、私の前回の記事への第一印象は変わりません。もちろん、あのような記事をかかねばならない事態が今の日本なのだということは分かります。私も反小泉氏ですし、郵政民営化にも反対ですし。

続きです
>僕の場合、たとえ「ある平均的なゲイの会話」としてなにかを書かれたとしても、
>それが風刺表現として的を射ていると思ったら、気分を害するどころか
>笑い飛ばして受け入れるでしょう。
最後にひとつ言わせていただけるとすれば、akaboshi07さんのスタンスがそれならそれはそれでいいと存じます。
ただ、同時に、笑い飛ばせない、傷つく方は世の中に絶対的割合で存在すると思います。そのことは、(自分も含め)心の中にとめておかねばならないことと思います。
人間色々な目にあえば、「平気」になるのではなく症状のひとつとして「麻痺」することもあります。(言わずもがな、「麻痺」はせずに、麻痺とは違う症状になる方もいます。)akaboshi07さんが笑い飛ばせるのは、平気になったからではなく、麻痺したからということも充分ありえると考えます。

さらに、続きです。ごめんなさい。最後です。
 ただ、不快に思った方に対して、謝罪をなされておられることは、なかなか出来ないことだと思います。それに、なんだか今の日本の風潮が戦前のドイツ(戦前の日本というよりもむしろ戦前のドイツ)に似てる・・・と私は思っていたし、ただ、思っていながら具体的に歴史を学ぶところまで行動していなかったので、改めて学んでみようかと思わせていただいたことには、切に感謝いたします。ありがとうございます。

●つぶあんさん。
僕は「風刺表現として的を射ていると思ったら」笑い飛ばすと書きました。
「麻痺」しているわけではありません。平気になったわけでもありません。
そして、けっして「麻痺」してはいけないと思っています。
それに、たとえ中傷されていると感じたとしても
「しょうがないなぁ。よく知らないから、そういう風にいえるんだなぁ。」と
気にせず笑い飛ばすくらいの度量のある状態でいたいとも思っています。
ここ数年のこの国の様子は、本当に戦前のドイツに似ています。
知ってみると、今の政府の要人や、われわれにそっくりな人たちが
たくさん出て来ると思いますよ。

●at 2005-09-16 18:05の鍵コメさん。
すみません、ちょっと言いたいこと書かせてもらいます。
そもそも、リンク先をつけていない状態なのですから
非公開コメントにする意味はないと思いますよ。
正々堂々と公開の状態で意見をしてください。
「したことにあとで意味をつけても、ね」と書かれていますが、
表現されたものに対して語り合ったりもう一度考え直したりしないで、
なんの意味があるのでしょうか。独り言を書いているわけではないのですよ。
僕はこうして多くの人と言葉をたくさん重ねあうことこそが
双方向で発信しあえるブログの醍醐味だし、意味のあることだと思っています。
「したことに~」という言い方には、
まるで僕が悪いことをしたかのようなニュアンスが感じられますが
もしあなたがそう感じられたのなら、ぜひ公開の状態で意見をし、
他の人たちにもその意見を知らせてください。
その結果、僕が前言を撤回させることもあるかもしれませんし
謝罪するかもしれません。
しかし、非公開では相手にする気持ちが起こりません。
僕は、このブログをそういう場であると捉えていますので
よろしくお願いします。

今日担任の先生も
自民党が3分の2の議席を獲得したということは
憲法改正もありうるということなのだから
改革という格好の良い言葉に惹かれてだとか、
なんとなくホリエモンが良いからホリエモ~ンだとか
そういう軽い気持ちではなくちゃんと考えてから投票をすべきである
し、お前ら戦争行かんならんことになるかもしれんねんから二年後はちゃ
んと投票に行けよとも…本当に今回の選挙で自民党の憲法9条を改正し
て戦争へ行こう思考を理解して投票に出向いた人は何人いるのか
怖いところですね
アメリカは武器をたくさん作っててそれを戦争で使って金を稼がないと
ご飯が食べれないから戦争したがるという話も先生から聞きました。
うーん怖い…
悲劇は繰り返して欲しくはないですね

ひさしぶりです。
ちょっと前の記事を、トラックバックさせていただきました。
自分のブログにコメントしているのはアメリカにいるともだちなのですが、「日本の政治家ってころころ変わるから、長くやっている小泉はそれだけでも評価できる」などといっているので頭に来てしまいました。
人気ブログランキングの政治カテゴリ上位の「アジアの真実」とか見ても、自民党大勝の意味ばっか論じていて、ものすごく残念です。
そう、ホリエモンも今回の立候補で嫌いになりました。
この国の行く末を憂えるばかりです

akahoshiさんのブログ感をきちんと把握していなかった。
リンク先をつけていないから鍵コメにしたのではなく、ひとりの作り手とひとりの来訪者としてカギコメの手段をとった。
公表して見ている人にそれの意見を求めるというより、一対一で言いたいということは、望まれていませんか?

ここはakahoshiさんの大切なブログだし、やりとりにもまじめさがでていると思う。とらえる側の温度差、ブログ感は人それぞれだと思うし、顔も見えないところで、私はあえてそこに面白みを見つけて自分の意見に批判(というと負のイメージだけどいい言葉がうかばない)を求めていくakahoshiさんは勇気あると思う。でも今回の記事のやりとりを見ると、ちょっと売り言葉に買い言葉的な匂いを感じた。一個人の印象論ですまん。「詩である」というakahoshiさんの前提を考慮しなかった人が多いからたくさんの意見が寄せられ、それが続くのだと思う。それはなぜだろうか、問いたい。akahoshiさん、不快にさせたと思う。すみません。ブログの可能性を試す姿勢に関心がある。そして、その姿勢を応援したいと始めてみたときから思ってた。それはわかってください。

●highlightさん。
僕は、前時代的な「イデオロギー」からは自由でありたいと思っています。
しかし「憲法第九条」は、守るべきだと思っています。
日本が世界に胸を張って誇れる
いちばん大切なものだと思っています。

●ドリアン・グレイの息子さん。
現在の自分の政治的見解と違う人たちの言葉にも
一理あるかもしれないので、目を通すことも必要かもしれませんね。
しかし、
自分達の主張が「絶対」であり他者の意見を受け付けないような
アタマの固まった状態である場合には・・・
議論が成り立たないだろうから近寄らないようにするしかありません。
反面教師だと思って学ばせてもらいましょう。

●momonga さん。
すみません、僕の方こそ噛みついてしまいました。
momonga さんの意図とは違ったのかもしれませんが、
言葉から刃物を感じてしまったので防衛本能を働かせてしまいました。
僕もこういう弱い部分がある人間なので、許してください。
出来れば、鍵コメントの使用は慎重に、どうしても必要な時のみに
限っていただければと思います。
リンク先を特定されたくない場合など、特殊な事情がある方もいらっしゃるので。
ただ、僕としては「タブー」というものをなるべく作らずにこのブログをやって行きたいので
出来る限り公開の状態で、他の読者にもその意見を共有できる形を
選択していただけるとありがたいです。
あまり「鍵コメント」ばかりが連続してあると、
それを見ることの出来ない人にとっては、あまり気持ちのいいものではありません。
一対一で言い合うよりも、僕はブログの「公開性」に可能性を感じています。
ご理解いただければと思います。

私はどちらかというと、ニュースや新聞を見てもいまいちよくわかんない、なんてよく言ってる人間です。
だからその「OL」の言葉は、とっても身近な言葉だな。
でもなにか急速にこの国が悪い方向へ転がっていくような恐怖もあります。
郵政民営化するより上の人たちの無駄使いをなくしてほしいし、かっこいい言葉で言うより分かりやすい言葉で話して欲しい。政治家は小泉さんより身なりをきちんとして欲しい。
戦争はして欲しくないし、年寄りにやさしくして欲しい。自衛隊は早く帰ってきて。
アメリカの言いなり、ブッシュの言いなりになるのは本当に、怖いんだよ!!やだよ、巻き込まないでよ!って言いたいんですよ。
色々問題はあるんだけど、漠然としすぎてて本当に怖い。
選挙もじゃあどこに入れたらいいの、ってなっても決定打になるような所もないので困った。私の一票って一体…って考え始めたら「ビスってたよ、小泉」って会話になってしまう気がします。

●sichihukuさん。
率直に言ってしまえば、僕も今回の選挙「なんでみんなこんな状況で
無理やり投票できてしまうの?」と感じていました。
漠然としているのに、力技で単純化した言葉が飛び交い投票を強いられる・・・。
国会を解散して選挙を仕掛けるという、
その行動自体がかなり権力的だと感じました。

そうなんですよ。むりやり投票しなくちゃいけない感じがしたんですよ。
総選挙までの流れが、結局権力誇示のための大皿の上をぐるっとまわしただけ、仕組まれていた感じがして。
新しいことなんて何も無くてただかき回したパフォーマンス。
理想を言うのは共産党だけれど、でもだから何が出来るって具体的な物はないし。
投票に行けっていうけど、本当に困る。私たちは何が出るのかな、ってむなしく考えたりします。
とりあえず、知ることかな。

●sichihukuさん。
パフォーマンスを見抜けるアンテナを磨き続けましょう。

コメントが遅くなり済みません。
ちょっとカチンとしていたもので、敢えて時間を空けてから閲覧させてもらいました。
発言の真意について、了解しました。
一応お断りしておきますが、傷ついたと言うほどの事はありません。
(^^;
私がなんでひっかかったのか、と言いますと。
OLって言うと対象が女性に限られますよね。LadyのLだし。
既に他のコメントにも出てますけど、サラリーマンにもこういう性質はあるし、勤め方の形態に関係なくあると思います。
それをOLって区切っちゃうと、男は違うよと言われてるみたいで。
akaboshi07さん自身を、そういう『流されがちな日本人』から切り離しているみたいで、ずるいなと思いました。
私もそうやって、集団から自分を切り離してモノを考えることはよくあります。
特に批判的に考える時はそうです。
ただ、切り離して考えた後で、切り離しをリセットしてしまう事にしています。自分も当事者ですから。
その、リセットに当たるモノをみつけられなかったので、この人はずるいなと感じました。
自分の手だけは汚れていないよという印象です。
一旦UPします。

カリカチュアとして集団を指す言葉を使ったという事は分かりました。
ただ、あの記事がOLではなく日本国民とか会社員とか、akaboshi07さん自身を含む集団を指す言葉を使っていたらずるいなとは思う事はなかったでしょう。
最近の日本の風潮として、批判というものを単なる攻撃としてしか考えない、罵倒と批判の区別をつけていないというのがあると思います。
要するに批判の対象を『バカ』の一区切りでまとめてしまえば楽だというか。
そういう、一区切りとしての言葉に見えたという事です。
それから日本社会で、女性に対してのみ適当に集団化して扱う言葉が、時代ごとに使われてきたことに対する不満も、私の中に下地としてありましたことを申し添えておきます。
例えばバブルの頃はOL、女子大生と言えば『物知らずブランド好き海外旅行好き男をアゴで使うバカ女』という意味で使われていました。週刊誌などで。
専業主婦、女子高生などの言葉も、時代ごとにそういう適当な特徴付けに使われてきたと思います。
一旦UP

最近は対象を女性に限らず、こういう区切る言葉が増えてきたなと思っています。
そして区切られた人がそういう言葉にただ怯えるだけという構図がよくあるなと。
例えばパラサイトやらニートやらフリーターやら。
親との同居がパラサイトの一言で区切られ、親と別居している人は『私はオッケー』と安心する。
実際には別居してても親に厄介かけてたり、親と自分をキチンと区切る精神的な親離れができていない人も居ますよね。
でもそういう人がパラサイトという簡単な言葉で、簡単に安心して、自分の手は汚れていないよという顔をする。
区切られた人は、ただ区切られたというだけで意味もなく肩身の狭さを感じていたり。
勝ち組負け組というぐらい○×という区切りがハッキリしていれば、かえってその言葉のバカバカしさに気づきやすいんですけど・・・・。
曖昧に区切って曖昧に安心してる人が多いなあと。
こういう、簡単に人を区切って○と×に分けてしまい、自分は○の側だからいいもんね、すいません×の側です、というやり取りに飽き飽きしていたので。
ああまた自分は○の側ですよという顔をしている人が居るなあと思ったので、一言コメントを残させてもらいました。
一旦UP

発言の真意については了解しました。
表現としてのステレオタイプ化という事も了解しました。
でもそれは後から記事を読んで理解したもので、最初の記事の文面にはやっぱり、区切って自分はこっち側だもんねという印象を受けます。
詞、には見えなかったです。
不快に感じたなら平均的日本人OLではない、それを誇りに思って欲しいとの事ですが。
私自身が何者であるか、何者でないか、それを恥じるか誇るか、決めるのは私です(笑)
わざわざご丁寧にありがとうございました。
コメントさせていただいて良かったです。

●ジンジャーさん。
長文のコメントありがとうございます。
これをきっかけに、約2週間前のやりとりを読み返してみました。
そこで感じたことは、
僕らゲイと同じように女性も、
よくわからないうちにカテゴリー分けされ、単純視されることへの
抵抗感とやりきれなさを抱えて生きている人が多いのだということ。
そして、僕は女性ではないので
そのことへの想像力が欠けていたのかもしれないということです。
それが原因で、あの詩の表現を不快に思われたのだとしたら
申しわけありませんでした。
この言葉のやりとりから、そうした自分に足りない部分があることに気付けただけでも
大きな収穫だと思います。ありがとうございました。
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