尾辻かな子さんWe're OK!114●野々上愛さんとトークin高槻06●HIV/AIDSとコミュ二ティーの課題。社会全体の問題。

日本のHIV/AIDS対策は、感染拡大をなかなか抑えられずに「遅れている」と言われています。特に男性同性愛者、そしてMSM(ゲイというアイデンティティーを持ってはいないけれども、男性とSEXをする人)に感染が多いという現状があります。
予防・啓発キャンペーンを、どのように進めていくのか。ゲイ・コミュニティーでは多くの人々によって日々、様々な取り組みが試行錯誤で行われています。社会にとって緊急の課題となっているこの問題と、どう向き合って行くべきなのか。野々上愛さんと尾辻かな子さんが、それぞれに語ります。
06●HIV/AIDSとコミュニティーの課題。社会全体の問題。
トークの中でも出てきましたが、ノンケ(異性愛者)の間でも例外なく感性は拡がっています。特にノンケの場合には、「ゲイ・コミュニティー」ほどはHIV/AIDSに関する予防・啓発キャンペーンが届きにくいという現実があるため、検査に行く確率も低く、危機感が低いという現実があります。また、「ゲイの病気であって、自分には関係ない」という偏見を持っている人も多いということも、誰にも身近な問題だという意識が持たれにくい原因となっているようです。
HIV/AIDSの問題を考えることは、「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」や「性をタブー化する」この社会の問題点を、いろいろと浮き彫りにする契機にもなります。ゲイ・コミュニティーには、そういった意識で情報を発信している方がたくさんいて、ゲイ雑誌や個人サイトなどで日常的に学ぶことが出来ます。そうした情報に接するとき、「コミュニティー」の存在意義と大切さを実感します。→FC2 同性愛Blog Ranking
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